関東大学対抗戦第六試合目の相手は青山学院大学。今シーズン二勝を目標に掲げてきた篠組にとって、目標を達成するためにはこの試合で勝つことが絶対条件だ。これまでの厳しい練習を乗り越えてきた自信を胸に、気合いを入れて挑む。雨が降りしきり冷え込む中、多くのサポーターの声援を受けながら、青山学院のキックオフで試合が始まった。
序盤から攻勢に出たのは青山学院だった。前半3分、キックでディフェンスの裏をかきそのままボールを抑えられて先制を許す。さらに前半10分には立教のペナルティでチャンスを与えてしまい、トライを奪われる。ここで負けてはいられない立教は前半16分、自陣ゴール前で相手の激しい攻撃を受けるが、FW陣が粘り強いタックルを魅せターンオーバーしボールを奪い、SH山本大旗(1年・國學院久我山)がキックで陣地を取り戻す。その後も自陣でのプレーが続くものの、立教の決死のディフェンスで相手の攻撃を阻み、青山学院はペナルティを次々と重ねる。ここでチャンスをものにしたい立教だが、ノックオンやセットプレーでのミスが目立ち、お互いに点数を奪うことが出来ない。前半38分、敵陣10m付近立教左スクラムからSH山本を起点にテンポよくパスを繋ぎ徐々に前進し、LO横山大悟(2年・立教新座)が相手の隙をついてアタック。そしてCTB岩田健太(3年・横須賀)→CTB福澤瑛司(2年・茗渓学園)→WTB三浦弘之(2年・立教新座)と左にパスを展開し敵陣22mラインまで攻め込むも、相手の防御は固く、0ー12のまま前半を折り返す。
前半での反省点を振り返り、挽回して攻め勝つことを目標に開始された後半戦。しかし開始早々、自陣22mで立教のパスのミスからトライを奪われる。決して怯むことなく相手に食らいつき、CTB福澤の果敢にタックルを何度も繰り返す好プレーもみられる。しかし後半13分、17分と次々とトライを許し後半20分にはペナルティゴールを決められ、スコア0ー30となる。なんとかトライを決めきりたい立教だが、その後もミスが響き2本のトライを奪われる。後半38分にはWTB三浦やWTB山田雄大(2年・桐蔭学園)が、ディフェンスラインを突破するが、トライに繋げることはできない。その後は前半同様、立教のしぶといディフェンスで相手に圧力をかけペナルティを立て続けに得るものの、すぐにノックオンを犯してしまい、最終スコア0ー42でノーサイドの笛が鳴った。
今試合は勝つことを目指していただけに、完封負けで自分たちの思う立教ラグビーが出来なかったと悔し涙を流す選手たちの姿があった。立教にはもう負けることは許されない。対抗戦Aグループ残留をかけて、課題を克服し残りの日本体育大学戦と入れ替え戦は必ず勝つと誓った。

文章:立教大学ラグビー部