第70回を迎えた伝統ある同志社大学との定期戦が、今年は同志社大学京田辺グラウンドにて行われた。昨年はあいにくの雨の中での試合だったが、今年は猛暑の中でのゲームとなった。
試合は同志社のキックオフで始まった。試合開始から立教はテンポよくパスを展開し、同志社のペナルティを誘う。両校が一進一退の攻防を続ける中、同志社のミスで立教にチャンスが回ってくる。同志社陣10m左ラインアウト、No.8増田智佳朗(3年・桐蔭学園)からパスを受けたWTB大野木慶太(2年・立教新座)が大きくラインブレイクし、パスを繋げるが、ペナルティを取られてしまいチャンスをものにできない。その後、同志社の激しいアタックを受けるが、立教も必死のディフェンスを見せ守り切る。ゴール前のピンチでもNo.8増田智佳朗の鋭いタックルや、LO高橋狩武(4年・柏陽)のメンバーを鼓舞する声がグラウンド中に響き渡り、勢いでピンチを回避したいところだったが同志社にトライを許してしまい7-0となる。1トライを返し、追いつきたい立教はまずキックオフで立て直しを図った。すると前半15分、同志社陣22m左スクラムから右にパスを展開。CTB出浦和馬(3年・桐蔭学園)からパスを受けたCTB諌山純弥(4年・尾道)が一気にラインブレイクし自慢の俊足を活かし、相手をかわしながらポール左にトライを決めた。SO御苑剛(4年・桐蔭学園)もゴールを決め、7-7の同点に追いついた。もう1点トライを奪い、逃げ切りたい立教。またも相手のペナルティでチャンスが回ってきた立教はSO御苑剛がクイックスタートし、そのままラインブレイク、SH文将寿(2年・桐蔭学園)からパスを受けたNo.8吉澤一作(2年・本郷)が前に蹴りだすもキャッチができずゴールラインを割ることが出来ない。その後もモールなどで同志社の堅い守りを崩すことが出来ず、28-7で前半を折り返す。
同志社という格上の相手に対しても果敢に挑み、惜しい戦いを繰り返している。ペナルティとミスを減らせば十分に逆転は可能な点差であることを認識し、立教キックオフで始まった後半。開始早々、同志社の猛攻を止めることが出来ず、ゴール前まで攻め込まれトライを許してしまう。その後も勢いに乗る同志社のスピーディーな攻撃で自陣まで攻められるが、相手のミスに素早く反応したNo.8増田智佳朗がハーフウェイ近くまでラインブレイク。SO御苑剛がタッチキックで敵陣22mまで陣地を回復し同志社の流れを止めにかかるも、立教の細かなミスが続き、立て続けにトライを量産され点差を離されてしまった。完全に同志社の流れになった後半32分。相手がノックオンしたところをPR玉川光太郎(3年・本郷)が拾い上げ、ゲインするとSO市川大喜(3年・國學院久我山)がキックパス。それをWTB松下隼也(3年・獨協)がキャッチしゴール左隅にトライ。その後立教は激しい攻防を繰り返すが、14-76でノーサイドの笛が鳴った。前半は自分達のラグビーを展開し、互角に戦えていたが後半になるにつれ要所でのミスが目立ち、ボールを保持し続けることが出来なかった。春シーズン最終戦である明治学院大学戦まであと1週間を切った。少ない時間ではあるが、1回1回の練習を大事にして立て直し、勝利を飾りたい。

文章:立教大学ラグビー部