関東大学春季大会1戦目は昨年入替戦で敗れている成蹊大学。緊張感ある一戦となった。
成蹊キックオフで始まった前半。開始早々、ペナルティからのラインアウト・モールを押し込まれ、先制点を許してしまう。しかし4分、スクラムでターンオーバーされるが相手が蹴ったボールをWTB藤原大晃(2年・桐蔭学園)がキャッチ、ラックを形成し、パスを受けたNo.8清水健吾(3年・立教新座)がゲイン。そのまま右に展開しながらSH文将寿(3年・桐蔭学園)からパスを受けたPR眞壁照男(3年・桐蔭学園)がトライ。14分に逆転を許すも、25分、相手のミスボールに反応したFL中野晴仁(2年・城南)がパスをつなぎ、相手を左右に動かしながら徐々に前進。俊足を生かし、WTB笹本大地(2年・立教新座)とFB床田聖悟(2年・桐蔭学園)が連携プレーを見せ、FB床田がそのまま中央にトライを決めた。そして、ここからは守る時間が長くなる。成蹊の攻撃を全員で体を張って止め続けるが、なかなか攻撃へと転じられない。ペナルティによる立教ゴール前ディフェンスも、CTB福澤瑛司(4年・茗渓学園)の渾身のタックルによりサイドラインから押し出しピンチを脱す。36分、成蹊のペナルティにより、チャンスを得た立教。ラインアウトは乱れたが、ラックを形成、そしてBK中心にパスを回し、CTB出浦和馬(4年・桐蔭学園)が一度は倒れるものの、起き上がりそのまま右端に勝ち越しトライ。21-14となったところでハーフタイムに突入した。
相手を動かし、走り勝つと決め臨んだ後半は序盤から立教の流れができた。3分、成蹊陣ラインアウトから左にパスを展開。FB床田がラインブレイク、WTB藤原がパスを受け左中央にトライを決めた。続けて7分、ハーフウェイラインアウト、成蹊のこぼれ球にHO工藤大地(4年・流通経済大柏)が反応し、ターンオーバー。素早いボールさばきで相手をすり抜け、FB床田が2つ目のトライを決め33-14とした。29分に再びモールトライを献上するが、そこからお互い激しい攻防が続く。そしてラストに立教が意地を見せる。38分、相手の隙を突きNo.8清水がインターセプトし、BKが展開、最後にFL吉田祐一(3年・立教新座)がトライを決め、38-26となり、ノーサイド。福澤組は公式戦1勝目を挙げた。
入替戦で敗北を喫した成蹊相手の勝利は大きな収穫となり、自信にもつながる一戦であった。しかしまだまだ課題は多い。始まったばかりの春シーズン。日々真摯に過ごし、秋の対抗戦へと繋げていきたい。

文章:立教大学ラグビー部