関東大学春季大会2戦目、迎え撃つ相手は山梨学院大学。昨年のジュニア選手権大会では、5点差での勝利。今年も勝利し、弾みをつけたいところである。
 立教のキックオフで始まった前半、序盤から山梨のペースとなり、ディフェンスの時間が続く。スコアが動いたのは前半9分、立教陣22m左ラインアウトからモールを形成され先制トライを許してしまう。何とかして流れを掴みたい立教は、山梨の連続ペナルティによってじわじわと前進、ゴール前まで追い込むことに成功する。そして14分、山梨陣ゴール前ラインアウトからモールを形成し、ボールを持ち出したSH山本大旗(2年・國學院久我山)がゴールラインに飛び込んでトライ。CTB出浦和馬(4年・桐蔭学園)のコンバージョンキックも成功し、スコア7-5と逆転する。直後の18分、山梨陣22m左ラインアウトからパスを繋いで右に展開し、SO市川大喜(4年・國學院久我山)のパスを受けたCTB福澤瑛司(4年・茗溪学園)が右隅にトライを決める。このオフェンスの良いリズムはディフェンスに好影響をもたらす。ゴール前まで攻められるものの、立教のタックルで相手のミスを誘発。すかさずCTB出浦がキックし、ボールを山梨陣に持ち込む。27分、山梨陣10mでターンオーバーすると、FB床田聖悟(2年・桐蔭学園)が相手のディフェンスをかわし、そのまま中央に独走トライ。スコア21-5と点差を広げる。その後も1度はトライを献上したものの、立教は体を張ってディフェンスを続ける。35分、立教にチャンスがやってきた。No.8清水健吾(3年・立教新座)の強靭なタックルで相手がはじいたボールをSH山本が確保。CTB福澤→WTB丸山敬史(4年・川越東)とパスを繋いで左隅にトライを決める。コンバージョンキックも成功し、スコア28-13で前半を終えた。
 山梨学院に走り勝とうと迎えた後半。ノックオンなどのミスが続きなかなか得点に繋がらない立教は後半8分、じわじわとゴールラインに追い込まれトライを許してしまう。じりじりと点差を詰めてくる山梨、立教も負けてはいられない。自陣での試合展開が続き我慢の時間であった立教は、後半15分チャンスを迎える。相手のペナルティでボールを得た立教は果敢に攻撃を続け、山梨学院陣に詰め寄る。SH山本のクイックスタートからパスを繋いで左に展開、ラックからボールを持ち出したCTB出浦が相手のディフェンスをかわしトライ。スコアは35-19となる。このまま流れを掴みたい立教は惜しくも17分、相手のタックルに押されトライを献上してしまうものの決して諦めない。21分、山梨陣22m左スクラムからラックを繰り返して右に展開。相手のペナルティからクイックスタートしたCTB出浦がまたも相手のディフェンスをかわしてトライを決めた。スコアは42-26、だんだん点差が広がってきた。勢いに乗った立教は28分山梨陣10m地点で相手のパスミスによりこぼれたボールをすかさずCTB福澤がキャッチし、ターンオーバーに成功。そのままパスを受けたWTB丸山がスピードのある走りを見せ、独走トライを決めた。続く33分、山梨学院陣22m右ラインアウトからモールを形成し、FWが押し込んでまたもトライ。コンバージョンキックは成功しなかったもののスコア52-26と大差をつけてノーサイドの笛が鳴った。
 最後まで足を止めることなく攻め続け、勝利を収めることが出来た。試合を重ねるごとに着実にチームは成長し、また結果に結びついてきている。だが、決してここで満足することなく、良いステップと捉え立教は次を見据える。これからもっと強い相手と戦っていくうえで、日々の練習にどれだけ真剣に取り組むかが「昇格」という大きな目標を達成するために重要な鍵となるだろう。

文章:立教大学ラグビー部