創部当時から定期戦が行われていた歴史のある、法政と立教。5年ぶりに開催される試合を楽しみに多くの観客が訪れた。法政大学多摩キャンパスグラウンドに試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
 開始早々、FL清水健吾(3年・立教新座)のジャッカルで法政にノットリリースのペナルティを誘う。立教がボールを運びパスをつなぐもミスが続き立て続けに2トライを許してしまう。なかなかボールを持てない立教。しかし、14分、HO工藤大地(4年・流通経済大柏)のタックルが刺さり、法政がノックオンをする。立教陣10/22m立教ボール中央スクラムからパスをテンポよく回しボールを運ぶ。ここで法政がペナルティ、立教にチャンスが巡る。FB楢崎彰太郎(2年・國學院久我山)のハイパントでゴール前までボールを運ぶ。敵陣ゴール前左ラインアウトからモールを形成。ラインアウトでキャッチしたFL清水がFL吉澤一作(3年・本郷)へボールを渡す。さらにボールを持ち出したNo.8増田智佳朗(4年・桐蔭学園)、HO工藤、LO横山大悟(4年・立教新座)がそれぞれ前へ出るもトライには至らない。最後に持ち出したPR柳紀行(4年・立教新座)が法政のディフェンスの隙をついて左中間にトライを決めた。WTB丸山敬史(4年・川越東)のコンバージョンも決まり、14-7となる。前半26分、法政のハイパントをキャッチした立教はテンポよくパスを回し、前へ進む。法政のペナルティを誘いクイックスタートしたが、一瞬の隙を突かれてインターセプトトライを許してしまった。26-7と点差が開き、焦りが見える立教。前半31分、キックをキャッチしたFB楢崎がパスを回す。立教陣10m付近でラックからパスを受けたSO早川亮輔(3年・東京農業大第二)がラインブレイクし、右へ大きくゲイン、法政のディフェンスを抜け走る。追走していたFL清水がタイミングよくボールを受け法政のディフェンスをかわしながら、FB楢崎、CTB押田空(3年・佐倉)へパスを回し、右サイドにトライを決めた。26-14とし前半が終了した。
 ペナルティが多く目立った前半、ゼロからスタートしようと全員で士気を高め後半に臨む。しかし開始早々からトライをとられ、なかなか自分たちのラグビーが出来ない立教。ボールを持ってもペナルティやミスが多く、自滅してしまう。後半27分、立教がアタックし続ける中、スクラムからSH山本大旗(2年・國學院久我山)の素早い判断でパスを回し敵陣まで攻める。そしてPR玉川光太郎(4年・本郷)のラインブレイクから10mまでボールを運ぶ。しかし惜しくもペナルティを取られ、法政のクイックスタートに遅れをとりチャンスを逃してしまった。結局後半は法政に7トライを許してしまい、71-14と厳しい結果で試合終了となった。
 FWのセットプレーや、ディフェンスなど個々では良いプレーがあったものの、これらをなかなか点数につなげることができなかった。また前半の勢いを後半につなげることができず、悔しさの残る結果となったが、課題が多く見つかった試合でもあった。次の同志社戦に向けて修正していきたいところだ。

文章:立教大学ラグビー部