1924年から続く明治大学との伝統ある定期戦が明治大学八幡山グラウンドで行われた。今年定期戦で1勝するという目標を掲げ、格上である相手ににどこまで食らいつけるのか。
前半開始早々、立教のミスにより明治ボールスクラム。そのままディフェンスの隙を突かれ、トライを献上する。体格が大きい相手に対し果敢に攻めるが、ペナルティや小さなミスが重なり、なかなかトライを返せない。また、23分には明治ボール立教陣ゴール前スクラムにて反則の連続でシンビンを出され、14人でプレーする時間もあり、明治の流れに飲まれてしまう。しかし36分。立教のラインアウトが乱れるが、素早くボールに反応したHO工藤大地(4年・流通経済大柏)によりマイボールを保持。ラックを形成しながらパスを展開すると、隙をついたSO早川亮輔(3年・東農大二)が相手のタックルをかわしながらゲインするなど、積極的にプレーを続ける。立教の点数が動いたのは37分。明治陣10/22m左ラインアウトからパスを受けたNo.8増田智佳朗(4年・桐蔭学園)→SO早川がラインブレイク。サポートに入ったCTB福澤瑛司(4年・茗渓学園)が右中間に渾身のトライを決めた。WTB藤原大晃(2年・桐蔭学園)のキックも決まり、19-7となる。明治のキックオフからボールをキャッチしたFL清水健吾(3年・立教新座)からラックを形成し、PR玉川光太郎(4年・本郷)からタイミングよくLO玉川健二郎(2年・大東文化第一)へパスするプレーなど前半終了間際で果敢に攻める立教のラグビーが見られた。
セットプレーの安定や圧倒的に走り勝ち、勝ちにこだわると決め、臨んだ後半。
相手のキックミスに反応したCTB尾池敏志(3年・國学院栃木)からCTB福澤にパス。そのままゴールラインを割り、19-12となった。このまま流れに乗り、逆転したい立教であったが、またもやペナルティに悩まされ、立て続けにトライを取られてしまい57-12まで点差をつけられてしまう。立教のキックオフで始まった後半34分、明治のキックオフのキャッチミスをNo.8吉澤一作(3年・本郷)がキャッチ、パスとラックの形成を繰り返しながら22m付近まで進む。すると、CTB出浦和馬(4年・桐蔭学園)がハイタックルを受けペナルティを獲得。SO市川大喜(4年・國學院久我山)の好タッチキックにより立教にチャンスが回ってくる。36分明治陣ゴール前右ラインアウトからLO若林稜大(4年・本郷)が中心にモールを形成。そのまま押し込み59-17とした。さらに38分、立教陣でパスを展開している中、左外に空いたスペースにWTB丸山敬史(4年・川越東)が走り込み、サポートに入ったFB楢崎彰太郎(2年・國學院久我山)がゲインしチップキックをWTB山田雄大(4年・桐蔭学園)がキャッチしインゴールに押さえトライ。立教の流れがきたところでスコア64-22で試合終了の笛がなった。
チャレンジャーとして挑んだ80分間は互角に戦えた部分はあったものの、チャンス時のミスが目立ち、ものにできない部分も多かった。春シーズンも折り返し、徐々に立教のラグビーの完成に近づいているがまだ課題も多い。日々の練習を重ね、次の日本大学戦は勝利を収めたい。

文章:立教大学ラグビー部