接戦を制したA戦の勢いをそのままに、今シーズン最後の試合を白星で締めくくりたい明治学院大学B戦。

明治学院ボールで始まったB戦は、前半開始から互いに譲らず我慢の時間が続く。試合が動いたのは4分。ペナルティーによってボールを献上しゴール前ラックから先制トライを許してしまう。主導権を渡したくない立教は15分、PR海野雄大(2年・本郷)の鋭いタックルによってターンオーバーし、CTB出浦和馬(4年・桐蔭学園)が20m陣地を進め、FB福田涼介(3年・桐蔭学園)→WTB丸山敬史(4年・川越東)と繋ぎ右サイドにトライ、7-7とする。直後、再び得点を決められるも22分、明治学院陣22m立教ボール左スクラムからパスをつなぎ、WTB丸山がゴール前ラックから押し込んで右中間にトライを決め、12-14とする。その後も強固なスクラムで明治学院の攻撃を乱し、立教陣へ攻め込ませない。ついに32分、SH光長浩晟(2年・大分上野丘)がラックから持ち出してトライを決め、17-14と逆転する。さらに、果敢なディフェンスによって明治学院のペナルティーを誘発した立教は、素早いパス回しで相手を翻弄し、再びラックから持ち出したHO石塚大翔(1年・茗渓学園)が左中間にトライを決めて24-14とし、ここで前半を折り返す。

B戦ゲームキャプテンNo.8森將貴(4年・立教新座)を中心に「突き放そう。個々の役割をしっかりと果たそう」と鼓舞し合い、迎えうつ後半戦。

後半開始から果敢に攻め込む立教は4分、モールで押し込み、LO鈴石陽介(4年・安積)がトライを決める。直後7分にもSO岡本力哉(1年・中部大春日丘)からH/Wでパスを受けたFB小林将也(1年・國學院栃木)が相手の隙をついて左サイドを駆け抜けてトライを決め、36-14とする。さらなる加点を狙う立教だったが12分、明治学院の勢いに歯止めをかけられる。立て続けにペナルティーを受けた立教は主導権を握られてしまう。勢いづく明治学院のアタックを止めにかかるもトライを許し、36-31と点差を詰め寄られてしまう。流れを変えたい立教は24分、No.8Christoffelez David(1年・Waverley Christian college)が乱れたラインアウトのボールを確保、PR吉田悠希(3年・立教新座)もこぼれたボールに俊敏に反応して陣地を着実に進め、SO岡本が大外に振ったパスを受け取ったFB小林が右端に飛び込んでトライを決める。さらに28分、SH光長を起点に右へ展開し、スペースを見つけたLO小島健太朗(4年・函館ラ・サール)が右中間にトライ。48-31と徐々に点差を広げる。さらに33分、WTB笹本大地(2年・立教新座)のタックルによってターンオーバー、SO岡本→LO鈴石→No.8David→WTB笹本がトライを決め、55-31とする。その後、立教のペナルティーによって1トライ献上し55-36とされるがここでノーサイド。

後半中盤に明治学院に点差を詰め寄られるも、最後まで粘り強くメンバー全員で闘い抜いたことが白星に繋がったと感じる。1年生から4年生まで多くの選手が出場した春シーズン最終戦の明治学院大学戦は、夏合宿、公式戦への課題と個々の責任を感じさせられる一戦となった。2ヶ月後には開幕する関東大学対抗戦、ジュニア選手権大会へ向け、チームとしてさらなる成長を遂げ、「昇格」を目指し飛躍をし続けたい。

文章:立教大学ラグビー部