天気にも恵まれ、大観衆の中行われたラグビー祭。先日行われた春季大会でのAチーム勝利に続きBチームも勝利を収めたい成蹊大学とのオープン戦。最初から最後まで立教のプレーから目が離せない試合となった。
 
 試合開始から積極的に攻める立教であったが何度もペナルティーを取られ、立教陣ゴール前まで攻められるものの、必死のディフェンスにより相手のミスを誘いピンチをきりぬける。立教ボールスクラムとなりチャンスを得た立教であったがまたもやペナルティーを取られチャンスを上手く活かせない。じりじりとオフェンスラインを上げてくる成蹊に鋭いタックルでディフェンスするものの一歩及ばず先制点を許してしまう。すぐに追いつきたい立教だがペナルティーの回数が増え、なかなか立教らしいプレーをすることができない。しかし一人一人の粘り強いプレーが流れを変えていく。前半12分、No.8山下太靖(2年・函館ラ・サール)の鋭いタックルによりボールがタッチへ出て、立教ボールラインアウトとなる。ラインアウトからパスで前進していく立教であったが相手のプレッシャーに負けターンオーバーされてしまう。しかし相手のキックにプレッシャーをかけ立教陣22m付近で再びマイボールに。パスで展開し成蹊ディフェンスを動かすと空いているスペースを上手く利用しCTB荒井悠也(3年・立教新座)が右端にトライ。コンバージョンを決めスコアを7-5とする。しかし逆転もつかの間、ルースボールを成蹊にキャッチされそのままトライを許す。再び逆転を狙う立教はアタック、ディフェンス共に熱がはいる。すると21分成蹊のペナルティーからゴール前ラインアウトのチャンスを得てモールを形成。大きな掛け声と力強い結束で成蹊を圧倒しボールを持ったFL小川惇(4年・桐蔭学園)がゴールラインを割る。FWの力強いトライをうけBKも快走を見せる。26分、成蹊のキックをWTB佐々木穂波(4年・浦和)がキャッチ。パスを受けたSO早川亮輔(3年・東京農大二)がゲインしスペースを作ると、さらにパスを受けたCTB真貝隆平(2年・國學院久我山)がタッチラインぎりぎりを駆け抜け右端にトライ。その後成蹊の強力なモールで1トライ返され点の取り合いが続く。リードしたまま前半を終えたい立教、FWがまた力強いプレーを見せる。相手のノックオンから成蹊陣ゴール前スクラムのチャンスを得る。スクラムからボールを出しパスとラックで前進、果敢に攻め体を当てついにLO下山達也(2年・函館ラ・サール)が左中央にトライ。スコアを26-15として前半を終えた。

 ペナルティーを減らし成蹊に走り勝とうと迎えた後半。メンバーを大幅に替え更なる得点を狙う立教であったが開始早々ペナルティーを取られ先制点を許してしまう。じりじりと点差を詰めてくる成蹊、立教は果敢に攻めるもののペナルティーが重なり成蹊に立て続けに点を取られてしまう。このままで終われない立教は相手のミスに素早く反応しピンチをチャンスに変えていく。後半27分、成蹊のペナルティーキックをWTB松下隼也(4年・獨協)がキャッチ、そのままディフェンスの間を駆け抜け大きくゲイン、BKの見事なパスワークでさらにアタックラインを上げていく。そして、成蹊陣22m付近でパスを受けたWTB三浦弘之(4年・立教新座)が鋭い走りで何人ものディフェンスを抜きゴールラインを駆け抜ける。さらに33分、立教陣ゴール前成蹊スクラムからこぼれたボールに素早く反応したLO早坂伊織(2年・昭和秀英)がそのまま右端にトライ。相手のミスをスコアにつなげ38-25とする。その後もメンバーを何度か入れ替え、点差を広げていきたい立教であったが成蹊、立教共に必死の攻防を繰り返しそのままノーサイドのホイッスルが鳴った。

 立教はA,B共に成蹊に勝利を収め、今シーズン良いスタートが切れたのではないだろうか。しかし、課題はまだまだ山積みである。勝利を自信に課題の改善に努め、目標の昇格に向かって日々成長していきたい。

文章:立教大学ラグビー部