福澤組としての公式戦が開幕した。迎え撃つは宿敵日本体育大学。勝ってジュニア選手権初戦に弾みをつけたい日本体育戦は、秋晴れの晴天下でホイッスルが鳴った。

 立教ボールで始まった前半は、FL田中博進(2年・獨協埼玉)の鋭いタックルによって敵陣22mでのペナルティを誘発し、流れを作る。No.8吉澤一作(3年・本郷)の力強いタックルで相手を跳ね飛ばし、ゲイン。その勢いのままパスをつなぎ、WTB佐々木穂波(4年・浦和)が左サイドを駆け抜けてトライを決める。5ー0とし、先制点を奪取する。10分、勢いよく迫り来る日体大の攻撃に隙のないDFでプレッシャーを与え、ノックオンを犯させる。ボールを得た立教は敵陣22m立教ボールスクラムから早いパスワークで日体大を翻弄し、SO岡本力也(1年・中部大春日丘)→WTB山口航貴(1年・桐蔭学園)→FB青木天真(1年・立教新座)が中央にトライを決める。しかし16分、勢いづく立教のパスの乱れが仇となり、トライを許してしまう。ここで気持ちを切り替え奮起した立教は、一回り体格の大きい日体大のDFに行く手を阻まれながらも隙をついたパスと走力で自らチャンスを切り開いていく。33分、H/WスクラムからSH光長浩晟(2年・大分上野丘)が勢い良くパスを放る。WTB佐々木の意表をついたパスを受けたFB青木が右サイドを駆け抜けトライ。17ー7とし、ここで前半を折り返す。

ハーフタイムでは、前半感じた日体大の強みをチーム全員で共有し、「立教ラグビー」で圧倒しようと士気を高めて臨んだ後半戦。
試合が動いたのは7分、後半開始から交代で出場したCTB松下隼也(4年・獨協)が果敢に攻め込み立教に再び勢いをもたらせる。BKを中心にパスを展開し、ラックから素早く持ち出したSH光長がWTB山口へパスをつなぎ、日体大を振り切ってトライを決める。その後、縦に伸びのある攻撃に押されトライを許すが、直後11分。日体大のキックをFL島野翔太(3年・立教新座)がチャージし、 PR吉田悠希(3年・立教新座)が掴み取ってトライ。29ー14と点差を広げる。点差を詰めたい日体大の強いアタックにも屈せず、陣地を進めさせない。23分、敵陣ゴール前での立教ボールラインアウトをLO辻一平(4年・筑紫丘)がキャッチしモールを形成。そのまま押し込み、No.8吉澤がトライを決め、36ー14とする。LO秋元律樹(1年・立教新座)やFL島野の鋭いタックルで日体大を圧倒するも度重なるペナルティに苦しみ、自陣ゴール前でラックを繰り返す。ここで立教の粘り強い低いタックルが光る。ゴールラインに立つ選手全員が日体大と向き合い、果敢に攻め込み隙を見せず、決してトライを許さない。この粘り強さが功を奏し、ゴール前でのノックオンを誘発。SO菱川浩太(1年・立教新座)のキックによってH/Wへ陣地を進める。40分、丁寧なパス回しで徐々に敵陣へ攻めよる。敵陣ゴール前でクイックスタートを切ったSH仲川神威(1年・立教新座)の好判断で右へパスを展開。ボールを受けたWTB大野木慶太(3年・立教新座)が相手を躱して右端へトライ。41ー14としここでノーサイド。

夏合宿までの練習が着実に成果として出てきていると感じた。試合中に課題を修正出来、一人一人が積極的にプレーをしていた。来週からも毎週続く試合に向けて1つ1つ丁寧に課題を見つめ直し、全勝を目指す。

文章:立教大学ラグビー部