冷たい雨が降りしきる中、試合開始のホイッスルが鳴った。Aチームの快勝を受け、負けてはいられないと闘志を燃やしたBチームは、我々に意地と底力を見せてくれた。
 先制トライを決めたのは青山学院。ラインアウトからの連続攻撃によりトライを献上してしまう。追いつきたい立教は開始11分、モールからLO村田裕太(1年・函館ラ・サール)がボールを持ち出し、FWのしぶといアタックによりじりじりとゴール前まで迫ると、FL田中博進(3年・獨協埼玉)がトライ、得点を7-7とする。その後再び青山学院にモールトライを奪われるも、立教はCTB盒興找陝3年・横須賀)のビックゲインからパスを繋いでCTB荒井悠也(4年・立教新座)がトライ。前半終了間際に青山学院に追加点を許し、ハーフタイムを迎えた。
 一つ一つのプレーを丁寧に、必ず得点に繋げようと臨んだ後半戦。雨も次第に強さを増し、両チームとも思うようにボールを運べない苦しい時間が続く。青山学院がボールの支配権を得ると、立教は粘り強いディフェンスやCTB盒兇留圓突き刺さるようなタックルによりピンチを回避。FB小林将也(2年・國學院栃木)が大きくゲインするも、あと一歩のところでタックルを受け惜しくも得点に結びつかない。互いに小さなミスやノックオンが多発し、気持ちが切れそうになる中、ゲームが大きく動いたのは後半25分。相手のオープンキックをキャッチしたFB小林が二人のタックルをかわして青山学院のディフェンスを突破。その後SO岡本力哉(2年・中部大春日丘)が相手のスペースを突いた走りでボールを運び、パスを受けたLO金子恭也(1年・福島)がゴールラインに飛び込んだ。コンバージョンキックも決まり、21-19と逆転に成功する。このトライを皮切りに、立教の怒涛の攻撃が始まった。31分にはラインアウトからFWが激しく攻撃的なプレーで青山学院を圧倒し、No.8山本開斗(1年・桐蔭学園)がトライを奪取。青山学院のキックで試合が再開するも、確実なパスワークで陣地を進める立教。WTB関原泰河(1年・新潟)が軽やかな身のこなしで相手を振り切り、青山学院陣まで前進。その後もBKを中心にアタックラインを上げ続け、36分にゴール前のラインアウトからHO荘加竜(4年・桐蔭学園)がモールトライを決めた。さらに直後の青山学院のキックからボールを得ると、WTB齋藤広騎(2年・東京農業大第二)が持ち前の快速を発揮し、必死に追いつこうとする青山学院のディフェンスを物ともせず一気にトライラインまで駆け抜けた。
 常に貪欲に挑んだBチームは、最終スコアを40-19にして見事勝利を収めた。選手全員が団結して互いに支え合い、トライの喜びを分かち合う抜群のチームワークがもたらした結果である。また、一人一人がひたむきにプレーし、大いに存在感をアピール出来た内容であった。ここから誰がAチームに食い込んでくるのか、それぞれの今後の活躍から目が離せない。

文章:立教大学体育会ラグビー部