ついにジュニア選手権大会が開幕した。初戦は、これまで何度も接戦を繰り広げて来た東洋大学。これから始まる対抗戦に弾みをつけるべく、何としても勝利したい一戦である。
 試合は東洋のキックオフで始まった。開始早々、立教は2回連続でペナルティを犯してしまい自陣ゴール前まで簡単に攻め込まれる。その後、スクラムで圧倒されトライを奪われてしまった。しかし、ここで黙っていないのが立教である。敵陣ゴール前ラインアウトからモールを形成し、大きく前進。FWを中心に何度もアタックを繰り返し、FL田中博進(3年・獨協埼玉)がゴールラインを割った。このまま勢いに乗りたい立教は、敵陣でのプレーが続き優勢に思われたものの、ノックオンなどの小さなミスの連続でなかなか得点に繋げることができない。30分、CTB三村真優(1年・東海大仰星)の鋭いタックルが突き刺さり東洋のミスボールを誘発。ターンオーバーに成功するものの、自陣10m中央付近で痛恨のペナルティ。東洋はショットを選択し、ペナルティゴールを決められてしまう。さらに36分、ハーフウェイスクラムからBK中心にボールを繋いで敵陣22mまで攻め込んだものの、インターセプトされ、立教の必死のディフェンスも一歩及ばず独走トライを許してしまった。スコア7-17と点差を広げられ、前半を終える。
 小さなミスが失点に繋がっているため、落ち着いてひとつひとつのプレーを大切にしようと話し合い臨んだ後半。開始早々にペナルティを取られ、幸先の悪いスタートとなった。4分、敵陣22mまで攻め込んだものの、ラック内でターンオーバーを許しそのままディフェンスをかわされトライを献上してしまう。続く12分、なかなかボールを繋げることができず、自陣ゴール前に追い込まれた立教。またもインターセプトされ、トライを奪われた。悪い流れを断ち切ろうと立教が攻撃を続けるも、さらにもう1トライを献上。スコア7-36と、かなり点差を広げられてしまった。しかし29分、立教にチャンスが訪れる。敵陣10mスクラムで、No.8山本開斗(1年・桐蔭学園)からパスを受けたCTB尾池敏志(4年・國學院栃木)がゲインラインを突破。FB小林との見事なパスワークで相手ディフェンスをすり抜けトライを決めた。さらに31分、WTB山口航貴(2年・桐蔭学園)のパスを受けたFB小林将也(2年・國學院栃木)がディフェンスをかわし、左サイドを駆け抜け独走トライを決めた。コンバージョンも成功し、最終スコア19-36でノーサイドの笛が鳴った。
 ジュニア選手権大会初戦は苦い形でスタートを切ることとなったが、課題も明確になった試合であった。今回の敗戦を真摯に受け止め、成長に繋げていかなければならない。

文章:立教大学体育会ラグビー部