10月とは思えない強い日差しと気温の中、東京大学との歴史ある80回目の定期戦が行われた。

対抗戦3試合目となるこの試合でも圧倒的な力で勝ち切りたいと試合に臨んだ立教は、東大の連続ペナルティから開始早々ゴール前ラインアウトのチャンスを得る。オーバーボールとなるもののNO.8吉澤一作(4年・本郷)がボールをキャッチし、FWがピックアンドゴーでトライラインまで後一歩のところまで攻め込むと、SH山本大旗(4年・國學院久我山)がラックからボールを持ち出し左ポール下にトライを決める。さらに前半9分、東大のノックオンで敵陣10m/22mでのスクラムからBKの素早いパスで一気に相手を振り切り、WTB中田航央(2年・東海大仰星)がゴール前まで抜けFB青木天真(2年・立教新座)に繋ぎ左トライ、12分には東大のキックがダイレクトタッチとなり敵陣10mでのラインアウトからパスで展開、CTB押田空(4年・佐倉)がディフェンスの裏をつきラインブレイクするとSH山本→FL清水健吾(4年・立教新座)と繋ぎ右端にトライ。前半開始10分間で一気に3トライを決めスコア19-0とし勢いにのる立教は、この後もチャンスを活かし得点を重ねていく。23分にはFWの力強いスクラムで相手を圧倒しNO.8吉澤がトライ。29分にはBKのテンポの良いパスワークで相手をかわすと最後はWTB楢崎彰太郎(3年・國學院久我山)が力強いランでトライラインを駆け抜ける。32分、37分にはSH山本が連続でトライしハットトリックを決める。東京大学にゴール前まで攻められるピンチもあったものの立教のアタック、ディフェンス共に相手を圧倒し失点を0に抑えスコア42-0で前半を終える。
余裕を持ちプレーをしようと迎えた後半。前半と同様に試合を進めたい立教は後半開始から敵陣に果敢に攻めていくが、ペナルティから東大にチャンスを与えこの試合はじめての得点を許してしまう。しかしすぐに切り替え9分、自陣10m付近でターンオーバーするとBKで展開、CTB押田がラインブレイクしトライを決める。12分には相手のキックボールを自陣22mでWTB山口航貴(2年・桐蔭学園)がキャッチするとディフェンスを次々とかわし独走トライを決めた。28分にはマイボールスクラムからパスで繋ぎ、敵陣10m付近でLO秋元律樹(2年・立教新座)がディフェンスの隙に走り込みラインブレイク、中央にトライを決める。強い日差しが照りつけ選手達にも疲れが見えるものの立教は出場メンバー、観戦メンバー共に声かけながらチーム一丸となって残りの試合時間に臨む。34分にはFWの結束したスクラムからBKがボールを繋ぎトライを決める。そして試合終了間際、東大ノックオンからHWでのスクラムとなるとFWの安定したセットプレーからパスで展開、CTB三村真優(1年・東海大仰星)が左サイドでフリーのWTB中田に繋ぎ、大きな歓声とともにWTB中田がトライラインを駆け抜けた。最終スコア83-7として立教の圧倒的な勝利で歴史ある一戦を終えた。

昨日の早稲田大学戦に続きチーム全体の自信につながる試合となった東京大学戦。現状に満足することなく目標である昇格に向け、最後まで前を向き一人一人が責任感をもってこれからの試合に臨んでいきたい。


文章:立教大学体育会ラグビー部