菅原合宿での夏合宿を終え、秋シーズンが幕を開けた。明日からの公式戦に繋がる良い流れを作ろうと、挑む相手はMUFG。1年生のLO金子恭也(1年・福島)をゲームキャプテンとして編成されたCチームの、勢いのあるプレーが期待された。

 前半5分、先制トライを奪われた立教であったが、果敢なアタックを続けると、敵陣ゴール前でのラインアウトというチャンスを得る。FL谷畑秀紀(4年・國學院久我山)を中心にモールを形成すると、HO野口真郁(2年・立教新座)が的確な判断でSH北山翔大(2年・東海大仰星)にパスを回し、CTB盒興找陝3年・横須賀)がトライ。コンバージョンも決まり、逆転に成功する。さらに15分、相手が落としたボールに素早く反応したCTB盒兇追加点を決める。その後は、相手にペースを握られ2トライを献上するも、前半終了間際にWTB齋藤広騎(2年・東京農大第二)が相手のディフェンスを寄せ付けない俊足で左サイドを駆け抜けインゴールに飛び込んだ。得点を21-19とし、2点リードで前半を終える。
 大学生が持つ持久力を活かして、走り勝とうと意気込んで迎えた後半。開始早々マイボールの時間が長く続いた。後半3分、敵陣10mでのラインアウトからパスを受けたNo.8村田裕太(1年・函館ラ・サール)が相手のディフェンスを圧倒しゴールラインまで猛進。ボールを決して離さない力強いプレーに会場は大きく湧いた。続いて6分、SH仲川神威(2年・立教新座)がクイックスタートし一気に敵陣へ。テンポ良くパスを回し、HO野口がトライ。その後自陣ゴール前まで陣地を拡大され、粘り強く食らいつくも1トライ奪われてしまう。残り時間でどうにか点差を広げようと、CTB真貝隆平(3年・國學院久我山)の体を張ったボールチャージや、CTB落合凌平(1年・東京農大第二)の泥臭く相手を止めにかかるプレーが光る。相手のキックから立教ボールになると、左右に展開し連続攻撃を繰り広げ、SO伊藤総真(1年・名古屋)のスペースを突いた巧みなキックにWTB舟橋広倫(1年・名古屋)が追いつきトライを挙げた。しかし、ここから立て続けに2トライを奪われ、42-38で試合終了。中盤で大きく得点を突き放したものの、ギリギリまで追い詰められる結果となってしまった。

 相手には勝利したものの、小さなミスやペナルティが相次ぎ、思うように力を出し切れなかったと感じる60分間であった。Cチームという立場から少ないチャンスを自ら掴みに行き、今後更なる成長を遂げる選手達に期待したい。ここから入替戦まで、約3か月半。昇格という目標に向かって、山本組が走り出した。

文章:立教大学ラグビー部