雨模様の空の下、若手OBらが集い1年生部員とのOB戦が行われた。東洋大学との新人戦以来、1年生中心のチームで臨む2回目の試合である。各々が培ってきた技術をアピールし、結果も内容も求められる一戦だ。

試合はOBチームのキックオフで始まった。スコアが動いたのは前半8分。ラックから出たボールを左に展開し、CTB小関智大(2年・柏)がディフェンスの隙を走り抜けゴールポスト直下にトライ。前半16分にはFL中野晴仁(4年・城南)の力強いタックルからターンオーバーし、HO後藤祐児(2年・京都成章)がトライを挙げた。その後も幾度もチャンスが訪れるもののパスがうまく繋がらずチャンスを生かしきることが出来ない。逆にOBチームの勢いある走りを止めることが出来ずトライを献上し、スコア14-5でハーフタイムを迎える。
声を出し合いボールをキープし続けようと臨んだ後半。開始早々OBチームのペースに飲み込まれ、2トライを献上し逆転を許す。現役チームも負けじとテンポの良いアタックを続け、CTB小関がトライを取り返す。その後も果敢に攻め続けるもののOBチームも意地を見せ、なかなかスコアに繋げることが出来ない。22分には立教OBの強いフィジカルに押されトライを挙げられ、一進一退の攻防となる。点差3点で残り時間わずかとなり観客全員が固唾を飲んで見守る中、自陣ゴール前OBボールのスクラムとなる。ここで得点を許すと厳しい展開となるが、粘りのディフェンスでペナルティを誘い追加点を挙げさせない。再びOBボールとなるも、こぼれ球をSO安藤海志(1年・京都成章)がマイボールとしインゴールまで運び、28-24と逆転を果たす。直後にもWTB関原泰河(2年・新潟)のゲインからパスを受けたFB吉澤雅樹(1年・桐蔭学園)がトライ、SO安藤のコンバージョンキックも決まり、スコアを35-24として春シーズンは幕を閉じた。

ミスが目立つシーンはあったものの、試合経験が豊富なOBチームに対し突き放す展開で白星を挙げることが出来たことは良い収穫となった。本日の試合で春シーズンが終了となったが、秋の対抗戦とジュニア選手権に向け、夏の間にどのような成長を遂げるのかに期待したい。

文章:立教大学体育会ラグビー部