立教のFWが目指すスタイルについて教えて下さい。

 立教のFWは他の大学と違い、身長が180cm以上の選手が何人もいるわけではなく、小柄な選手が多いので、一人ひとりの動きが良く、みんなでまとまることができ、さらに考えてラグビーをできる集団であることが理想です。立教のFWは動きが良く、考えてラグビーができるプレーヤーが多く、またまとまりもあります。当たりの強さだけで通用するようなチームではないので、一つ一つ考えてプレーして身体の小ささを活かせるような動きをしていきたいです。またラグビー偏差値の高いチームにしていきたいです。現状ではまだ考えてラグビーをしている選手がそれほど多くはないので、これからラグビー偏差値をあげていって欲しいです。


FWの選手に伝えていきたいことはありますか?

  もっと考えてラグビーをやって欲しいです。Thinking Rugbyをするためには経験が必要だと思います。自分のプレーを分析したり、色んな試合を見るといった経験が浅いと、ラグビーを考えることが少なくなります。なので、ラグビーの勉強をしっかりしてラグビー偏差値をあげて欲しいです。フィジカルやトレーニングはみんな精一杯やっているので、ラグビーについてももっともっとしっかり考えて欲しいです。

では、BKに望むことはありますか?

 もっと考えてラグビーをしてほしいです。どうしたら相手のディフェンスを崩してトライに結び付けるか、ゲームの流れなどもっと考えて欲しいです。ディフェンス面に関して言えばロースコアで絶対抑えられると信じています。アタックは行き当たりばったりではなく、「Thinking Rugby」といっているようにどんなムーブでどう崩せばどうトライにつながるか、どうアタックをすれば相手が嫌がるのかもっと考えてラグビーをしてほしいです。チーム全体もっと考えるラグビーをしていきたいです。


シーズンが始まり一か月が経ちますがFWの雰囲気はどうですか??

 現状で満足しているわけではないですがいい方向に向かっていると思います。人数が減ってしまいましたが、新二年生がとても頑張っているので僕も刺激されている状態です。とてもまとまりがありみんな頑張っているのでよい方向に向かい、雰囲気はとても良いと思います。みんな向上心があるので、現状に満足せずにまだまだ上を目指してやっていきたいです。


副将に決まって心境の変化などはありましたか?

 

 特にプレッシャーを感じることはありませんでした。僕は伝え方で熱くなりすぎてしまう部分があるので、副将になったときに気を付けなければならないと思いました。今まで通りしっかり頑張って、自分なりに熱くなりつつ冷静になることが大事です。
「どんな状況であってもやることは変わらない」と福田さんが去年教えてくれました。主将、副将、役職や学年にとらわれずラグビーをやるにあたってやることは変わりません。全員が副将、主将ぐらいの気持ちでやらなければいけないと思います。
同期の皆には「もっと大人になれ」と指摘されました。僕自身、去年熱くなりすぎてしまい伝え方で損をしたと思うことがありました。自分の熱い思いを良い風に表現できるように変わっていかなければならない。自分が変われば、チームにいい影響を与えられるのではないかと思いました。みんなに分かるように、伝えていきたいです。あとは周りをよく見るようになりました。一人ひとりに目を向けて、アプローチしていくように心がけています。コミュニケーションを大事にしたいと感じています。


ラグビーに対するこだわりがあれば教えて下さい。

 普段、練習や試合で「人に厳しくすること」を心がけています。「他人に厳しくすることで、自分はそれ以上のことをしなければならない」という、自分へのハードルをあげることで負荷をかけています。人に厳しくすることで自分にもっと厳しく、自分が頑張れる状況を作るようにしています。
プレー面では、中学・高校とずっと小さなチームラグビーをしてきました。大学も立教大学という小さなチームでやっているので、いかに体格差のある大きな相手に勝つかが自分にとってのこだわりです。


初戦に向けて目標を教えて下さい。

 対抗戦初戦の相手である帝京大学は大学選手権三連覇しているチームで大学界のトップだと思います。そんなチームと初戦から試合できるということで、勝って一泡吹かせたいです。目標は無失点で抑えることです。立教はディフェンスのチームなので極端に相手をロースコアに抑えたいです。点を取るラグビーより点を取らせないラグビーにこだわりたいです。体の大きい相手でも、小さなチームが勝てることをみせることが目標です。立教は去年Bグループだったこともあり、Aグループの最下位というイメージがあるかもしれないのですが、帝京大学に一泡吹かせることによって周りの注目をあびて、立教に対する周りの見方を変えたいです。

僕も、体が小さい分なめられてしまうことが多いのですが、プレーで魅せて周りの見る目を変えることは気持ちいいので、その気持ちよさをチームでも体現したいです。


立教ラグビー部での最後の一年を、どのような一年にしたいですか?

 最終的な目標は大学選手権出場ということで色んなことに挑戦していける一年にしていきたいです。僕自身、今年はHOにも挑戦しています。FL、NO.8として大学生活を過ごしてきたのですが、HOとしても安定して試合に出たいです。アタック・ディフェンスともに頼られるHOになりたいです。そういった意味で、FL、No.8だけでなくHOもできるユーティリティープレーヤーとして確立することへの挑戦がまず一つです。チームとしては対抗戦が始まれば、自分たちよりも格上のチームと試合をしていく上で、それでも大学選手権を目指すという意味での挑戦があります。チャレンジャー精神をもってやっていく一年にしたいです。


同期について教えてください。

 個性が強くて、面白い選手が多いです。オンとオフの切り替えがしっかりしている人が多く、ラグビーの話になれば深い話をする人もいるし、楽しむ時はとことん楽しむ人がいます。洋平(中村洋平・4年)とはよくラグビーの話をします。さこ(迫田泰英・4年)とはフィジカルについての話の他に、一緒に自分たちを追い込みにプールに行ったりします。プール会という会があり、杉浦(杉浦啓太・4年)、対馬(対馬大和・4年)、さこ、石井(石井優輝・4年)と宗介(松本宗介・2年)と一緒にプールに行き、自主的に体を追い込みます。

 

今年活躍を期待する選手はいますか?

 梅(梅拓也・4年)、鏖(神田鏖帖3年)、羽柴(羽柴啓太・3年)、修平(木村修平・3年)、智治(井村智治・4年)です。
梅とは一年生の時から一緒に試合に出てきて、お互いに泣く試合もありましたが、同じような心境で頑張ってきました。梅は本当にやるプレーヤーなので梅の活躍が楽しみです。梅とまた一緒に試合に出て一緒に一泡吹かせたいです。
神田鏖弔蝋盥擦ら一緒にプレーしてきて、一緒に全国にも出場してきました。鏖弔呂發辰斑亮韻ありので、もっとやってくれると信じています。鏖弔箸發發辰醗貊錣忙邱腓暴个動貊錣縫薀哀咫爾したいです。
羽柴はポテンシャルがとても高いのでやればやる分だけ伸びるプレーヤーだと思います。FWからBKに移行して、悩む部分もあったと思いますがあいつがボール持った時は見ている人がわくわくする「何かしてくれる」とみんなが期待できるプレーヤーです。
修平がボールを持つとラインスピードが上がるなど周りのプレーヤーが活きます。修平もラグビーを考えてプレーしているし、プレーしている姿を見るとラグビーが好きということが伝わってくるので一緒にプレーしていて楽しいです。また修平も体の小さなプレーヤーなので、強い相手と試合して体が小さくてもやれるということを見せつけて欲しいです。それが僕自身刺激にもなると思います。
智治も見ていてわくわくするし、2年の時にBKからFWに変わり、今年からLOにも挑戦しているので、智治にも期待しています。注目できるプレーヤーだと思います。

 

最後にHPをご覧の皆様に一言お願いします

 フランスの英雄ナポレオンが「不可能という文字は愚か者の辞書にのみ存在する」と言ったように、自分たちは愚か者ではないのでやる集団です。平成の革命と呼ばれるくらい、立教ラグビーは今年、絶対大学選手権に出場します。ご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。また、宣原甲太はHOにも挑戦して自分のレベルをあげることに日々努力しているし、立教の選手もみんな強くなるために日々努力しているので、ぜひ立教大学体育会ラグビー部に注目してください。そして僕のHOデビューにも注目してください。色んな面で面白い一年になると思いますので、期待していて下さい。