副将に決まった時の気持ちを教えてください。

 以前から、自分自身、副将になりたいという気持ちはありました。それに、やらなきゃいけないという使命感も感じていました。僕の中では、主将が一番体を張ったプレーをして先頭に立って皆を引っ張る、そして副将はそんな主将のサポートをするというイメージはありません。主将がチームの輪を取り持つ方が、良いチームになるのではないかと思っています。僕は、その役目を果たせるのは修平(木村修平・4年)であり、主将を任せたいと思っていました。自分は副将として、ある意味主将がやるような、体を張ったプレーで皆を引っ張るという役割をしていければいいなと思っています。しかし、ただ黙々とやっているだけではダメで、周りへの指摘が大事になってきます。そのような点で、現段階ではまだ皆を引っ張っていけるような副将になれていないと思います。そのためには、まずプレーヤーとして自分を高めることが大切だと考えています。今、自分が副将として何か発言したとしても、まだまだ皆の心には響きません。自分自身を高め成長できた、という前提が必要です。その過程で、人間的にも成長したいと思っています。


副将としての役割を果たすために、どのようなことを心がけていますか。

 自分自身の成長が、結果的にチームのためになると考えています。そして、最終的に周りを見ることができるようになったとしても、常に自己をよく見つめることは大切です。そのためにオフシーズン中から、フィジカル面でもスキル面でも常に自分にベクトルを向けることを心がけていますね。昨年主将を務めた迫田さん(迫田泰英OB)は、ひたすら自分にベクトルを向けて、何事にも自分に厳しく取り組んでいました。そのような迫田さんの姿はとても見習いたいです。また、最高学年として、率先してロッカールーム等の掃除や片付けをしています。このような日常生活の中の行動も積極的にすることによって、所々での発言に影響力がある存在になりたいです。


今のチームの雰囲気はどうですか。

 新4年生が中心としてやっていかなければいけない時期に、就職活動で毎日参加できなかったり、スタッフが常時いなかったりする中での練習は正直大変なこともあります。昨年まではコーチが常に見てくれている環境で練習をしていたので、今は毎日手探りで練習しているような感じです。コーチがいない中での練習では、自分も練習をしなければいけないけれど、周りを見る側にもならなければいけません。それに、自分に足りないスキルについて下級生に指導するということも必要になります。そんな新4年生に至らないところもある状況で、下級生が一生懸命チームの雰囲気を盛り上げてくれています。それがとても良い傾向にあると思いますね。


どんなシーズンにしていきたいですか。

 今年はもちろん、入替戦での勝利が一番の目標です。この目標を掲げるにあたり、12月の入替戦まで常にチーム全体で上を見続けられるシーズンにしていきたいと思っています。一昨年Bグループとしてのシーズンを経験しましたが、その時にBグループに染まってしまいそうな雰囲気を感じたことがありました。Bグループに合わせてシーズンを送ろうと思っている人はいません。しかし、シーズン中はBグループとの試合が中心になるため、シーズンが深まっていくにつれて染まってしまいそうな時が、今シーズンも来るかもしれません。その時に、もう一度しっかりと自分たちの目指す場所を再確認していけるかどうかが大事だと思っています。また、入替戦での勝利がチームの最終目標ではないことは誰もが分かっています。シーズンの最後には、Aグループに定着できる力がついていることが最も大切なことです。そのために、フィジカル面、スキル面はもちろん、人間としてもレベルの高い集団でいなければいけないと思います。全てのことを当たり前のこととしてできるチームになることが理想です。


入替戦で勝利するために大事なことは何だと考えていますか。

 一番大事なのは、入替戦での勝利をチームの全員が信じることです。絶対に勝ってAグループに昇格するというその信念を、誰もがぶれずに持ち続けることが大切だと思います。下を見たり、後ろを振り返ったりしそうなメンバーがいる時は、主将、副将、そして4年生が中心となってサポートしていきたいです。一昨年の入替戦の前泊で、僕は負けることが想像できず、負ける気など一切しなかったことを覚えています。今年も、そんな、選手、マネージャー、トレーナー、スタッフ、そして応援してくださる方々全員が信じることのできるチーム作りをしていきたいです。


FWリーダーとして、今年の立教FWが目指すところをどのように考えていますか。

 正直、まだ明確には定まっていません。FWリーダーだからと言って、僕が勝手に決めて良いことではないですよね。今後、FWメンバーの皆と話していく中で作り上げていきたいと思っています。ですが、個人的な意見を言うと、セットプレーを安定させたいです。昨年のAグループとの試合ではセットプレーが全く通用しませんでした。そういったプレー面での改善をしつつ、一方で、普段の生活でも結束を固め、横で繋がるFWになることを望んでいます。


春のオープン戦の目標と、それに向けて強化したいところを教えてください。

 秋シーズンに対戦するチームよりも強いチームと試合ができるのが春のオープン戦です。春シーズンは、チームとしてまず基礎を徹底的に固めていきます。個々人の体作り、技術を、強い相手に通用するレベルまで強化していきたいです。その成長を確認する場として、オープン戦を活用できたらいいと思っています。しかし、もちろん勝ちにこだわり、内容にもこだわっていきたいですね。個人的には、試合中のボールタッチを増やしたいと思っています。ボールのすぐそばでプレーできるようなプレーヤーになりたいです。今までは、あまり自分の思うようにボールをもらえていませんでした。しかし、これからはFWの中心的存在としてプレーしなければなりません。だから、もう少し我を出して自分のもらいたいところでたくさんパスをもらい、トライにつなげるよう勝負していきたいと思います。そのためにもっとフィットネスが鍛えられるよう頑張りたいです。

 

チームの皆に伝えたいことは何ですか。

 僕は、伝えたいことが後輩の胸に届くようなレベルにはまだまだ達していませんが、現時点で伝えたいことは、自分にベクトルを向けてほしいということです。自分自身、意識して自分にベクトルを向けるようになってから、周りに感謝できるようになりました。現在自分たちが、当たり前にラグビーができている環境にとても感謝しています。環境に何かを求めてばかりではいけません。ウエイト場を例に挙げると、まだまだ今の設備でできることがたくさんあるのに、もっと新しいものを求めてしまうというのは自分にベクトルを向けていないということになります。今の与えられた環境に感謝し、そこでできる100パーセントのことをやりきることが大事だということを伝えたいです。

 

最後の1年どう過ごしたいですか。

 最後の1年になったという実感は正直まだありません。逆に、入替戦をまだまだ先の日のことだとも感じていません。だから、入替戦が終わったあと、結果としてこの1年間で自分に何が残るのかが全てだと思っています。やはり、最後の入替戦だけを見て常に自分にベクトルを向け続けて、この1年間を過ごしていきたいですね。


最後にHPをご覧の皆様へ一言お願いします

いつも応援ありがとうございます。立教ラグビー部の中で一番大きくて目立つのが僕だと思うので、是非試合を見に来て、僕がボールを持ったら注目してください。