副将に決まった時の心境を教えてください。

 今まで三年間プレーだけに集中していて、後輩先輩気にせずプレーをしてきたので、副将になったことで上級生の自覚というものをより一層持つことが出来ました。自分は副将に選ばれると思っておらず、御苑(御苑剛・4年)と狩武(高橋狩武・4年)から推薦してもらいました。自分が人として成長できるいい機会だと思い引き受けました。自分が副将に選ばれた理由は、一年からずっと試合に出ていること、またU-20の合宿に参加し、大学に入ってからプレーの面で大きく成長できたからだと思っています。またプレー中にしっかりと意見を言える性格だから選ばれたのではないかと思います。
また副将もやっていますが、規律班もやっています。去年を踏まえて規律をもう少し改善したいです。ラグビーをやる以前に人として規律を守るということもプレーヤーとして成長することだと思います。社会人になった時も規律というものはついてくるものなので基本的なことではありますが、基礎的な生活面も大事だということを後輩にしっかりと伝えていこうと思います。

今年度の目標である対抗戦Aグループ昇格についてどう考えていますか。

  自分が一年生の頃はBグループ、二年生三年生の頃はAグループで戦っていました。どちらでも戦った経験があるのでレベルの差がかなりあることを知っています。ラグビープレーヤーとして成長するにはAグループにいると刺激が多く、成長する機会がたくさんあります。AグループとBグループでは、試合のグラウンドなども違い、観客も多く入るので、試合の環境が全然違います。Bグループでも成長できる点はたくさんあるけれど、Aグループのほうが相手も強くプレッシャーの質も緊張も格段に違うと感じるので、後輩たちにはずっとAグループで経験してほしいと思っています。新二年、三年はBグループの経験がないので自分が一年の時に感じたBグループでの悔しさなどを伝えられたらと思います。Bグループでは勝つことが多いのでただ単にラグビーを楽しんで、Bグループにいることを忘れてプレーしがちですが、そうではなく、Aグループで戦えるチームになるために、Bグループで勝つことの先にあるAグループの壁を見据えてAグループの青山学院大学や日本体育大学を倒すイメージをチーム全体で持っていきたいです。

BKリーダーとしてなにを心掛けたいですか。

 FWと比べてBKは個性が出ると思います。FWはモ−ルを組んで八人で一つのプレーをしますが、BKは個々のスキルがよく出ます。パスやキックなど人それぞれの個性を見抜いてどのように成長させていくかを大事にしていきたいと思います。またプレーヤーとしてBK全員に尊敬されるようなプレーを毎試合続けていくことでBKだけでなく他のFWの後輩もついてきてくれるのではないかと考えています。圧倒的な力がないと何を言っても伝わらないと思うのでプレーで示して、みんなを引っ張っていきたいです。

これまでの三年間で成長したことは何ですか。

 精神面では、部活だけでなく何事にもポジティブに捉えられるようになりました。もともとポジティブではありませんでしたが、練習や部活がきつくなった時にネガティブに捉えても上手くならない、プレーも上達しない、チームの雰囲気も下がっていきます。試合中やチームが負けている時はポジティブな言葉でチームを鼓舞していこうと意識するようになりました。そうすることでウエイトや練習も、自分のためでもありますが、チームに貢献するためにも意欲的に取り組む姿勢が確立出来たと思っています。また一年の頃は気持ちが不安定で、気分にムラがあり、プレーにも響くことがあったのですが、学年が上がるにつれて自分だけのプレーからチームのことを考えたプレーに変わりました。またポジティブに考えることが出来るようになったので、毎回のプレーが安定するようになったと思います。試合に出続けたい、自分のポジションを取られたくないという思いが強くなり、そのためにも安定したプレーを心掛けるようになりました。
スキルの面では他の高校出身の選手に比べると一年生の時はスキルや体格が劣っていたため、自分なりに分析をして練習後になどにウェイトトレーニングをして体を大きくするために努めました。栄養面にも気にかけ、入学当初よりも15堊えました。

今期の立教ラグビー部の雰囲気はどうですか。

  今年は“One”というスローガンを掲げていて、チームが一つになるのを目的に、部員全員がチームのことを考えて練習に取り組んでおり、とてもいい雰囲気で練習できていると思います。また、去年は選手同士の温度差がかなり広がってしまったので今年はその温度差を縮めたいです。AチームとBチームに温度差が出てしまうのは仕方ない事かもしれませんが、広がりすぎるとチーム全体の士気も下がり、プレーや練習の質も落ちると思います。またプレーの面だけでなく規則も緩かったのでメリハリを大事にするチームに変えていきたいと考えています。ONとOFFの切り替えができることは、ラグビーにおいても私生活においても大切だと思うので皆にも心掛けてほしいです。そこで自分なりに出来ることは、全体を見渡してAチームだけでなくBチームの選手にも気にかけて、練習後に話しかけたり普段の生活で関わったりと、自分のことだけでいっぱいにならずに、チーム全体で目標に向かう意識をチームに広げていきたいと思います。

同期について教えてください。

 自分たちの同期は一年生の頃から試合に出ているメンバーが多く、とても頼りになります。プレーや練習態度など学ぶことが多くあり、自分にとってはとても刺激になり、尊敬できる存在です。特に岩崎(岩崎雄也・4年)や大熊(大熊一輝・4年)は私生活から仲良くしていて、リラックスできる存在でもあります。岩崎のステップやアタック、ボールのもらい方などはとても参考にしています。大熊は高校時代にBKをやっていたので、BKのことを良くわかっているので試合中などに意思疎通が取りやすいです。他の学年に比べて人数が少ないのですがそれぞれ個性が強く、自分の意見を持っています。お互い意見をぶつけ合うことが出来る芯のある学年だと思っています。この学年でAチーム昇格を目指すことに不安はないです。

期待している後輩について教えてください。

 オーストラリアから帰国したばかりの清水(清水健吾・2年)です。彼はオーストラリアでもラグビーを経験したので、向こうでの経験をどのようにこれから生かしてしたプレーを見せてくれるかとても楽しみです。また私生活から仲良くしている松下(松下隼也・3年)、都筑(都筑晧・3年)、がっさん(小川惇・3年)、久保(久保寛仁・3年)です。久保はAチームで出ていますが、他の三人にもAチームのレギュラー争いに加わってほしいと思っています。仲良くしている分とても期待しています。

立教ラグビー部の良さは何だと思いますか。

学年関係なく言いたいことが言えるところだと思います。スポーツをやる中で自分が思っていることを伝えるのはとても大切なことです。疑問や不満に思ったことを言わずにそのままにしておいても成長できません。それらを下級生が上級生に言える環境は、チームとしてもプレーヤーとしても成長するのにもとても良い所だと思っています。これは自分が一年の頃から感じていて、それをこれからも立教ラグビー部の良さとして自分が上級生になった今、受け継いでいきたいです。このような環境が出来上がったのは、先輩がラグビーだけでなくて私生活から気にかけてくれて、とても仲がいいことが挙げられると思います。私生活から仲がいいことでラグビー中でも言いにくい空気を作り出すことなく言い合える良い関係が築けているのだと思います。

今年最後の一年をどう過ごしたいですか。

チームとしては対抗戦Aグループ昇格という明確な目標があります。それに向かってトレーニングや練習のなかで自分にも相手にも厳しく接していきたいと思っています。またプレー中に思っている事を全学年が言うことでチームの雰囲気もプレーの質もどんどん上がっていくと思うので学年関係なく本音でぶつかっていきたいと思います。自分個人として、去年は全然トライが取れなかったので、Bグループのプレーヤーの中でも一番トライを取って結果を残したいと思っています。またプレーで観客がわくような人の心を動かすプレーをしたいです。

チームのみんなに伝えたいことはありますか

監督や上級生に言われて動くのではなくて、自ら考え、意見を発してプレーに移してほしいと思います。これから一年やっていく上で、自分は言葉がうまくないので、言葉よりもプレーで示してきたいと思います。チームを盛り上げるために自分のポジティブな考え方と沸かせるプレーでチームを引っ張っていくのでよろしくお願いします。

HPの皆さんに一言お願いします。

いつも温かいご声援ありがとうございます。立教でプレーできる最後の年なので一試合一試合を大切にし、チーム一丸となって昇格に向けて自分になりに四年間の集大成を見せる一年にしたいと思います。副将としてチームを引っ張っていくのでぜひグラウンドに足を運んで僕のプレーを見てください。応援よろしくお願いします。