先日の明学戦の感想を教えてください。

 一年生の時に対抗戦Bグループで秋シーズンから試合に出させてもらっていました。今回の明治学院戦でも、3年前の一年生の時と同じ19番を着て試合に出ました。さらにラスト10分で試合に出させてもらうという状況は三年前と全く同じ状況でかなり思い入れのある試合でした。一年生の時に比べ、今回の試合はとても感慨深かったです。一年生の時は、引退する四年生のために花を持たせるような気持ちで臨みましたが、四年生になり、今シーズンの目標である昇格に向かって、チーム全体を思ってプレーをしました。

入替戦について考えている事はありますか。

  昨年は秋シーズンにスタートメンバーとして多く出させてもらいました。青学戦で肩を壊してしまいましたが、入替戦でもリザーブとしてメンバー選考にいれてもらいました。その時に着ていたジャージも19番で、先ほども述べたように自分の中で思い入れのある19番を着て入替戦に臨み、降格という結果を残してしまった事がとても悔やまれます。一年生の頃は19番を着て昇格したのでとても良い気分でしたが、三年生では19番が自分の中で良くない数字になってしまいました。今年は因縁の対決でもある成蹊に入れ替え戦で勝ち、昇格をすることで19番という数字を良いものにしてから、卒業したいと思っています。

大学ラグビー生活全体を振り返ってどうでしたか。

 もともと一年生の時はラグビーをやりたくなくて、ラグビーから逃げていた時期があり、学生レフリー志望として立教大学ラグビー部に入部しました。しかし、部員がとても少なく、宏洋さん(篠宏洋・平成28年度卒)に自分はラグビー歴二年で、高校の時は新聞部だったのに、試合にたくさん出ていると騙されてプレーヤーとして入部することになりました。また大学に入ってからFWに転向しました。もともと自分は高校ではBKをやっており、同期全員がBK志望で入部していました。その中で狩武(高橋狩武・4年)、大熊(大熊一輝・4年)、自分がFWに転向し、高校とは全く違う環境でラグビーを始めることになりました。春や夏はヘッドコーチの指導が厳しく、辞めたい気持ちもありましたが、春に大熊が試合で活躍している姿、また夏には狩武がAチームとして試合に出始め、自分のこのままではだめだと思い秋シーズンに努力しました。大熊が怪我して、民部田さん(民部田直道・平成27年度卒)が怪我し、自分にチャンスが舞い込んできたことから試合によく出るようになり、プレーヤーとして活躍で出来て、良かったと思っています。

思い出に残っている試合はありますか。

 一年生の時にスタートメンバーとして出ていたので、二年生でも試合に出れると思っていました。秋になって、智佳朗(増田智佳朗・3年)、久保(久保寛仁・3年)、大地(工藤大地・3年)の一年生バックロートリオが試合によく出るようになり、自分が試合にあまり出れずに悔しい思いをしました。明治戦の時に智佳朗が怪我をし、リザーブだった自分が出て、次の試合の早稲田戦では明治戦でリザーブとして出ていた自分がスタートメンバーとして出場できると思っていました。この試合では出ることが出来きず、試合に出れる事が当たり前だと思って、努力していない自分に気が付きました。そのような悔しさがバネとなり、三年生では試合に出れるよう努力して、スタートメンバーとして出場することが出来たと思っています。自分の中では、出ることが出来た試合よりも自分が出れずに悔しい思いをした試合が印象に深く残っています。

主務を務めて大変だったこと、成長したことを教えてください。

  ないですね。今シーズンは対抗戦Bグループでの試合でしたので大変さはなかったです。対抗戦Aグループに比べると、かなり楽だったと思います。でも、今年から西田ヘッドコーチが就任し、今までの3年間とはまったく違う新しい環境でした。今までは決まった指示の下で求められることを熟していました。しかし、今年はスタッフが携わる時間が限られていて、自分が指示通りに動けばよかった環境から変わり、主務の自分が考えて動くことが多く不安がありました。スタッフやマネジメントが柔軟に対応するという形で初めのほうは戸惑いがありました。自分が3年間考えていたラグビー部に対する固定観念などがフレキシブルに解き放たれた感覚があり、学ぶことが多かったと思います。
 最近読んだ本に、組織について記されている本を読みました。組織がイノベーションされるために必要な存在は3つあり、一つは「若者」、「馬鹿者」、最後に「よそ者」とありました。今シーズンはこの3つがラグビー部に揃っていたと思います。何も考えず勢いで組織に活力を与える「若者」つまり一年生と二年生です。下級生は何も考えなくていいし、上から降りてくるものに対して、真面目に勢いよく取り組む存在でした。2つ目の「馬鹿者」はどれだけ一つのことに馬鹿になれるか、真面目に取り組めるかということです。これは3年生4年生のことを指していると思います。そして最後の「よそ者」は、今年から携わってくれているスタッフの方々です。今までと全く違う新しい考え方、環境をもたらしてくれたと思っています。そのようなことから今年は組織としても大きく成長できたと思っています。また自分が1年生から4年生までの中でどんな役割をしてきたかと振り返ると、一年生と二年生の時は試合に出てチームの活力を与えてきました。三年生では監督の言うことを信じて、フィットネスや練習で一つのことを信じて馬鹿みたいに取り組みました。四年生になって新しいスタッフ、「よそ者」の存在が今まで考えてきた考え方を覆し、新しい考え方を一つのものとして自分たちに落とし込んでいくことで、自分自身で考えてラグビーや私生活を最優先に考えることが出来たと思います。また選手だけでいる時間も多く、特に学生間のリーダーミーティングなど練習前に毎回することで、自分が4年生として下を引っ張って行こうと考えたり、よりチームのためを思って考えることが多くなりました。言われてその通りに動く自分から、チームのためを思って自分から動くように成長したと思います。

期待している後輩はいますか。

 下山(下山達也・1年)です。同じ高校の後輩ということもありますが、普段はおとなしいけれど、試合になるとラグビーに対する熱さがプレーに表れます。とてもいいタックルもするし仕事人のようなところが良いと思っています。これからの活躍に期待しています。二人目は宮川(宮川千範・2年)です。2年後の主務としても期待しているし、プレーヤーとしても愚直にフィットネスなど、普段の練習も真面目に取り組んでいます。またセットプレーも上手く、試合中にも人一倍声を出しています。今は試合に出れないかもしれませんが、このまま諦めずに頑張ってほしいですね。また尾池(尾池敏志・2年)もマネジメントの後輩として期待しています。体があり得ないくらい大きくなっているので、これから先2年でどう成長していくか楽しみです。

HPの皆さんに一言お願いします。

いつもご声援有難うございます。シーズンも残り僅かとなりました。必ず昇格しますので、是非グラウンドまで足を運んで頂き、空気を感じて頂ければと思います。今後ともよろしくお願い致します。