先日行われた明治学院大学戦を振り返って、感想を教えてください。

  1年生で初めて出場した対抗戦でしたので、プレッシャーは大きかったです。しかし前泊もあり良い緊張感で試合に臨むことができました。試合ではジャージ授与式の時に言った通り、1年生らしく思い切ったプレーができた場面もあったのですが、後半は明学の勢いにのまれチーム全体がなかなか思うようなプレーができず、ディフェンスでFWが前に出ることができていない状況で後ろからの指示が出せなかったのは反省点です。また、大学生になって試合時間が80分になりましたがフル出場したのは初めてで、最後集中を切らせてしまいました。WTBとして80分間集中して試合に取り組めるようにならねばならないので、今回その長さを実感し課題に気づくことができたのは収穫だと思います。

尊敬している先輩は誰ですか。

 聖悟さん(床田聖悟・2年)と大晃さん(藤原大晃・2年)は高校時代からとても尊敬している先輩です。聖悟さんは1部でも充分通用するステップの実力を持っていて、体も大きく当たり負けない強さがあり憧れています。大晃さんはトップスピードでパスをもらう技術があり、自分の苦手とする部分なので見習いたいと思っています。お二人とも的確なアドバイスをくださって、練習後の自主練習にも参加させてくれて、私生活でも本当にお世話になっていて、頼れるお兄ちゃんのような大好きな先輩方です。聖悟さんと大晃さんとまた一緒にプレーしたいというのが立教ラグビー部に入った一番の理由なので、公式戦にお二人と組んで出場するのが目標です。

 また、山田さん(山田雄大・4年)は同じポジションとして理想とする選手です。高校の頃はコーチから「お前は山田のようにならなければだめだ」と日々言われていました。当たりの強さやゲインする力など、自分が目標とするWTB像を体現している偉大な先輩だと思います。一緒にラグビーができるのもあと少しなので、ひとつでも多く学びたいです。

 楢崎さん(楢崎彰太郎・2年)は大学からですがとても仲良くさせていただいています。先日の明学戦でAチームとして同じフィールドでプレーして、改めて楢崎さんのタックルの鋭さを実感しました。一番見習いたいのは足の速さ、相手を振り切る能力です。

同期について教えてください。

 高校からの同期はもちろん、寮生とは一緒に暮らしているので仲が良いです。特に翔大(北山翔大・1年)は、よく部屋に遊びにいきます。テレビで大学選手権などの観戦をしながら、立教が1部に昇格したらこれらの強豪校とどのように戦っていくかをよく話し合っていました。航央(中田航央・1年)は初め寮生だったのですが最近寮を出て一人暮らしを始め、学校にもプロテインを持参していたり食事などの自己管理を徹底したりしているので尊敬しています。

 今年の1年生は、来年以降どうなりたいかを考えて先を見据えて行動し、練習後に残って自主練習をする人やウエイトをやって積極的に鍛えている人が多いのがいいところだと思いました。しかしチームワークはまだ足りていないです。プレーの噛み合い方にも影響してしまうので、学年の課題だと考えています。

自分の強みは何だと思いますか。

 ボールを持った時に前に進めることです。当たりや体の使い方には自信があります。WTBの中では足が速くないので、身軽で俊足の選手のようなプレースタイルではいけないと思い、得意のステップを伸ばして体を強くしようと考えました。ステップで相手をずらして前に進み、相手のタックルに負けずボールをキープできるのが自分の強みだと思っています。またタックルに関しては、以前は苦手意識があったのですが最近は自信を持てるようになってきたので、セールスポイントにしていきたいです。自分は体が小さいですが、その分タックルも刺さりにくいので、当たり負けなければ長所として活かせると考えています。あとはAチームの先輩方に比べてまだまだラグビー理解度が低いので、それを克服してWTBの仕事であるサインコールでの声出しでチームを引っ張ることができるようになりたいです。

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立教ラグビー部の良いところは何だと思いますか。

 学年関係なく仲が良いところです。仲が良いといっても上下関係がないわけではなく、オンオフの切り替えができていると思います。グラウンドに出たらプレイヤーとして先輩後輩は関係なく積極的に意見がいえるという環境は、自主性を重んじる立教ラグビー部ならではの特色だと思います。マネージャーやトレーナー、チームドクターの存在も大きく、彼らがラグビーに専念できる環境を整えてくれるおかげで思い切りプレーができます。また平日の練習ではフルタイムの指導者がいないかわりに学生が主体となってメニューを組み立てていて、自分達で考えながらプレーすることによって、ラグビー面でも人としても成長できる機会だと感じています。

入部して1年目が過ぎようとしていますが、この1年を振り返ってどう思いますか。

 入部して間もない頃は高校ラグビーとの違いに圧倒され、特にフィジカルの強さには全くついていけませんでした。ボールが回るスピードも段違いに速く、パススキルを上げなければ通用しないと思い必死に練習しました。高校の時に比べウエイトに割ける時間が増えたので、この1年で体はだいぶ変わったと思います。ウエイト場に冷房が完備されているなど設備が充実しているのも大きいです。また立教ラグビー部では主体性が求められるので、自分の改善点は自分で考え見つけることができるようになりました。寮で一人暮らししていることで生活面でも自立できてきたと思います。

今後、立教ラグビー部にとってどのような存在になっていきたいですか。

 まず次の入替戦で絶対に昇格して、来年はAチームとして1部の試合に出場したいと思います。1部の強豪校の強さを生で感じて、渡り合っていけるようになりたいです。学年が上がっても自分は人をまとめて引っ張っていくようなタイプではないのですが、プレーひとつひとつに責任を持つということは自分のなかでとても大切にしていることなので、そういったプレーへの姿勢を発信できる存在になりたいです。そして自分達が4年生になった時には、1部で入替戦に回らず上を目指せるチームを作っていければいいと思います。

入替戦まで残りわずかですが、意気込みを教えてください。

 入替戦という大一番に、なんとしても出たいです。入替戦は4年生とラグビーができる最後の機会なので絶対に勝って卒業させてあげたいですし、来年からの自分達の未来もかかっているので、昇格はやはり絶対条件だと思います。チームとして、攻め込まれ自陣で耐えなくてはいけない場面でのプレーの選択肢をもっと増やしていかねばいけないと思うので、あと2週間しっかりと取り組みたいと思います。個人的には明学戦でFWに苦労をかけさせてしまった分、出場したらBKとして必ずトライをとって報いたいという思いが強いです。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも熱い声援をありがとうございます。支えてくださる皆様の期待を裏切るようなプレーはできないと思っていますので、今年絶対に昇格して、来年からは1部という大舞台での立教の活躍を皆様に見て頂けるよう、最後までチーム一丸となって全力で戦います。応援よろしくお願いします!