春シーズン残り1試合となりましたが、振り返ってみてどうですか。

全ての試合にAチームで出場する事ができましたが、チームとしての結果が残せなかったという面で悔いの残る春シーズンだったと思います。
個人的にも、先発出場出来なかった試合もあり、今後は全ての試合で9番のジャージを着て試合に出られるように、かつチームの勝利に貢献出来るよう頑張っていきたいです。
 特に、チームとしてフォーカスしていた同志社戦では、前半は良い形でしたが、後半引き離されてしまいました。この試合に限らず、立教は後半に弱いです。疲れてくるとペナルティや個人のミス、判断ミスが起き易く、後半引き離されることが多いので、そういった反省点をしっかり考えて次に繋げたいと思います。

今後はどんなプレーヤーになりたいですか。

何でも出来る、全てにおいて一番上手いSHになりたいと思います。
SHは、チームの中で一番大事なポジションだと思っています。キックやパス、状況判断能力、そしてゲーム中冷静に情報を分析し、戦略の立案をする為、沢山のスキルが求められ、責任も大きいです。中でも自分の強みであるボール捌きや状況判断に関しては、他の人よりさらに伸ばす必要があると思います。立教のFWは体格も小さく、他チームとの差が大きい為、これから強いチームと戦っていく上で、SHとしてしっかりとFWをコントロールしていきたいと思っています。自分の弱みや強みは、自分が一番知っていると思うので、信念をもって、良い所は伸ばし、短所には謙虚に向き合って努力を続けたいです。

ニュージーランドへの留学経験は今どんな風に活かされいていますか。

ニュージーランドではフィジカルの重要さを痛感しました。留学前は、前線でタックルするというより、他のプレーヤーがタックルを出来る良いシチュエーションを作るようにしてきましたが、ニュージーランドではSHでも激しくタックルをしていて、そこに大きな影響を受けて帰国しました。ラグビーの醍醐味はコンタクトプレーだと思うので、SHもそういった部分に加わり、9人目のFWとして機能出来ればチームも強くなると思います。SHの繊細なスキルだけでなく、コンタクトプレーも今後は意識してプレーしたいと思います。
現地では、日本のトップリーガーやリーチマイケルさん(リーチマイケル・チーフス)と、親密に関わる機会があり、トップリーガーの方達とは4ヶ月間同じチームで過ごしました。日本最高峰のリーグに所属する方達と一緒にラグビーが出来たことは、自分の人生の中で一番の良い経験になりました。筋力トレーニングやラグビースキルの知識やノウハウに留まらず、ラグビーに対する価値観を学べた事も大きな経験です。特に、日本代表でキャプテンをされていたリーチマイケルさんは真直ぐな方で、ラグビーに対する情熱や価値観を学び、立教のチームメイトにも伝えたいと思いました。
多民族国家であるニュージーランドで、多くの人から様々なラグビーを吸収出来て刺激になりました。国際試合でよく見るような乱闘に巻き込まれる事もあり、ラグビーに対する情熱をすごく感じました。言語が通じない中、ラグビーを通じて、個人のバックグラウンドなど関係無く一緒にプレーをし、試合の反省をした経験は自分にとって試練でもありましたが、得られたものはとても大きいです。

尊敬する先輩について教えてください。

山田さん(山田雄大・4年)は何事においても一番で、尊敬しています。U20日本代表に現在対抗戦Bグループに属している大学から1人選ばれた事は、やはり実力があってのことだと思います。その中でも、謙虚で、自分としっかり向き合いながら立教のチームとしての課題を真剣に考えているプレーヤーの1人で、そんな先輩に立教で出会えた事に感謝しています。山田さんにとっては最後の一年なので、一緒にラグビーをして良い形で終わりたいと強く思います。

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期待する後輩について教えてください。

沢山いますが、その中で一番期待しているのは、1年の相良(相良隆太・1年)と高校の後輩でもある楢崎(楢崎彰太郎・2年)です。
相楽はもともと桐蔭学園でレギュラーを争っていたというポテンシャルの高い選手ですし、身体はそんなに大きくないですがしっかりタックルも行くので、今すぐにでもAチームでプレーしてほしいなと思います。それに加えて熱い男ですし、自分にベクトルを向けて努力出来、間違いなく将来立教ラグビー部を背負っていく重要なプレーヤーの1人になっていくと思います。
楢崎は先日のオールスターにも選出されていましたが、自分が高校の時に知っていた楢崎とは全然変わっていました。身体も大きくなりましたし、スピードやタックルのスキルもすごく上がっていたので、彼も立教ラグビー部がこれから上に上がっていくのに必要不可欠な存在だと思います。

    • 今の立教ラグビー部に必要なものは何だと思いますか。

    春シーズンを通して、どの試合も勝てない理由が後半に顕著に表れていると思います。僕は西田HC(西田創・HC)のラグビーが好きで、プレーヤーにとってもすごく良い影響があると思うのですが、それをどれだけ選手が理解して同じ失敗を出さないようにするかが大事だと思います。それはAチームだけでなく、全員でしっかりと考える必要があり、そういったプレーヤーが増えれば増えるほど競争が生まれ、チームとしての強い土台を作っていくと思います。自分も、反省点を次に活かして、それを発信していくという役割を果たしたいと思います。学年関係なくコミュニケーションをしっかり取り、チームの土台作りに貢献していきたいです。

    HPをご覧の皆様に一言お願いします。

     沢山の方々の応援が選手の力に変わると思います。これからも熱い応援を宜しくお願いします。