ロッカールーム   緒方 公俊

「『こいつならやってくれる』という安心感を持ってもらえるような、絶対的な選手になりたいです
。」

対抗戦が開幕し、初戦の上智大学戦が終わりましたが、感想は?


 
大事な初戦ということで、春シーズン最後の青山学院戦のときと同じくらい緊張しました。普段はほとんど緊張するということはないのですが。  スコアでは圧倒できたけれど、内容はパスミスなど単純なミスが多かったし、個人的にはスクラムが勝てる相手だったのに、ムラがあって安定しませんでした。運動量が少なかったのも反省点です。

ラグビー歴を教えてください。

 ラグビーを始めたのは小学4年生のときです。母方の祖父が昔ラグビーをやっていたこともあって、母の勧めで川口ラグビースクールに入りました。実は、そこで石原(石原耕平・2年)とも一緒にプレーしていました。当時はWTBをやっていました。トライをたくさん取ることができて楽しかったです。このときにラグビーの面白さを知りましたね。

  中学のときはラグビー部が無かったので、ラグビーはやらずに山岳スキー部に入っていました。高校でまたラグビーを始めて、最初はBKが良かったのですが、先輩に勧められてPRになりました。


今までのラグビー生活の中で、嬉しかったこと、辛かったことなど印象に残っていることはありますか?

 嬉しかったことは、高校1年生のときに埼玉県の新人戦でベスト8になったことです。自分たちの一つ上の代のときは一回戦で負けてしまっていて、それ以前も20年以上ベスト8にはなっていなかったんです。試合に勝ったその日は、勝ったという事実が単純に嬉しかったんですが、次の日に埼玉の新聞に『立教新座ベスト8入り』という記事が載っているのを見て、凄いことをやったんだ!ということを改めて実感して、すごく嬉しかったのを覚えています。これは斉藤創コーチ(元立教新座高校コーチ)の力が大きかったと思っています。斉藤コーチはとても熱い人で、皆でコーチを信じてついていっていました。

 辛かったことは、去年の入れ替え戦で負けてしまったことですね。自分はリザーブだったんですが、4年生で同じポジションだった原さん(原隆博・H19卒)がメンバー入りしないで自分が入っていたので、余計にプレッシャーがありました。4年生のためにも頑張りたいと思っていたし、原さんに申し訳ないことをしたという気持ちでした。だから、今年の入れ替え戦は、恩返しというのも変だけれど、チームのためにも当時の4年生のためにも勝ちたいです。


同じポジションの選手についてはどうですか?


  菊間さん(菊間陽介・4年)は今年から本格的にPRを始めて、春はケガなどもあったんですが、自分から積極的に質問をしたり、こつこつと練習して今はレギュラーになったので、そんな風に常に努力する姿勢がすごいと思うし、尊敬しています。
 前田さん(前田祐太郎・3年)は大学からラグビーを始めたのに、普段から、特にスクラムのときなどに自分から発言していて、よく声を出しているので、自分も見習いたいです。
 一年生の角田(角田隆一・1年)はどんどん強くなっている感じがします。
 ライバルというと三輪さん(三輪庸介・3年)ですね。うちのチームの中で一番スクラムが強いです。PRのレギュラーとして、チーム内に敵がいてはいけないと思うので、いつかは倒さなければいけない人だと思っています。



同期の選手についてはどうですか? 

 同期は高校時代に花園に出た人が多くて、皆それぞれにすごいものを持っています。特に安部(安部正輝・2年)はラグビーをよく知っているから、何かあると積極的に教えてもらっています。先生のような存在ですね。

 彼等のプレーを見たり、質問したり、勉強の日々です。今までの実力が違った分、とても刺激になります。花園に出た人たちは、技術はもちろん気持ちの面でも全てにおいて違うんです。同期だから余計に、自分もその輪の中に入りたいと思うし、頑張ろうという気持ちになります。


尊敬する選手はいますか?

 立教OBの石原慎太郎さん(H14卒)ですね。慎太郎さんは立教新座高校のコーチとしてラグビーを教えてもらっていました。本当にラグビーが好きな人で、どこを見てもすごい。卒業してからもラグビーを続けているし、ラグビーに取り組む姿勢を尊敬しています。現役にも負けていないし、OBの中でも一際目立っていると思います。自分は不器用だけれど、慎太郎さんのプレーに少しでも近付きたいと思っています。



どんなプレーヤーになりたいですか?理想のプレーヤー像を教えてください。

 自分は不器用なので、技術的なものはあまり求めていないけれど、PRとして、どんな相手にも絶対スクラムで押されたくないです。自分はアタックを得意としているけれど、自分の中ではまだ納得していません。だから、チーム内でも、『こいつならやってくれる』という安心感を持ってもらえるような、アタックでは絶対的な選手になりたいです。

2年生になって、自分の中で意識が変わったと思うことはありますか?

 部の体制や環境が変わったせいかもしれないけれど、以前よりも積極性が出てきたように感じます。去年までは特に考えずにラグビーをしていたけれど、今年からレギュラーになって、色々な人、特に同期の安部などに質問して教わりながら、他の人に比べればまだまだだけれど、ラグビーを考えてやるようになりました。例えば、次のことを考えて、自分はここにいたら何ができるとか、周りが見えるようになってきたのかな、と思います。やっぱりレギュラーになると意識が高まりますね。レギュラーになった以上、この座は渡したくない、守りたいという気持ちが強くなりました。



では、チームの雰囲気はどうですか?

 今年はAに上がるという明確な目標があるので、チームの方向性がはっきりしていて、皆がしっかり一つの方向に向かうことが出来ています。練習でも、前にコンタクト系が激しくないと指摘されたせいか、最近は激しさが出てきました。やるべきことがはっきりしているので、『やらなくてはいけない』という良い空気が出ています。



立教ラグビー部は自分にとってどのような存在ですか?

 自分にとって、ラグビーは自分を熱くさせてくれるものです。特に、ラグビー部の仲間は、チームメイトを越えて家族みたいな存在です。ラグビーのことはもちろん、悩み事やプライベートなことまで何でも話し合える大切な仲間です。




今後の対抗戦への課題、意気込みを聞かせてください。

 今回の上智戦は精度が悪かったので、入れ替え戦のことを考えると、このままでは去年の成蹊戦のように負けてしまうと思います。なので、どんな相手であってもミスを出来る限り少なくするというのが課題だと思います。個人的には、自分はスクラムが一番の仕事だと思っているので、スクラムを引っ張っていきたいです。

  それから、あくまで最終目標は12月8日の入れ替え戦なので、弾みをつけるためにも、残りの試合でも圧倒したいです。まだ入れ替え戦ではどこと戦うことになるか分かりませんが、Aにいるチームが立教の試合を見て、やばいんじゃないかと思わせるような試合をしていきたいです。

 

では最後に、HPをご覧になっている皆様へ一言お願いします。

 いつも応援ありがとうございます。今年は絶対Aグループに昇格してみせます!皆様の応援が私たちのパワーになりますので、これからも応援よろしくお願いします。