ロッカールーム   関戸 英資

「とにかく妥協しないで、自分に厳しく、さらに追い込んでいきたい


 各班体制の確立で、ストレングス班もより強化されました。それによって練習では毎日のように激しいフィットネスが続いています。
今回は、そのフィットネスのメニューを考え、指揮する立場のフィットネス隊長となった新2年の関戸 英資 (FL ・経済学部・経済学科 ) にインタビューを行いました。

新体制が始まってみてどうですか?

 今年は各部門が確立されて、ちゃんと一人ひとりが責任ある立場にあるから、去年とは全然違いますね。練習の雰囲気も締まっていて、充実した練習をしているなっていう実感があります。このままの調子でいけば良い結果が得られると思います。


フィットネス隊長になりましたね。今期から毎日のように激しいフィットネスが続く中、それを指揮する立場にありますが、やってみてどうですか?

 一応去年の夏からも安武さんと一緒にフィットネスリーダーにはなっていたんです。でも去年は形だけで、自分は特に何もしていませんでした。でも今年は、まだ2年の自分にフィットネス隊長を任されて、責任重大だと感じています。リードしていくという立場は大変だけど、中学では主将、高校では副主将をやったことで、上に立ってリードすることの大変さを感じてきました。その経験が今のフィットネス隊長をしている中にも生きていると思います。

 フィットネスに関しては、本当に強いチームにするために、走れるようになることは最低条件だと思う。他大に比べて体の小さい立教が、試合終了まで激しいアタックとディフェンスを継続するためには、相手を大きく上回る運動量が要求されます。すべてのプレーの土台になる部分だと思うので、とにかく妥協しないでやっていきたいです。

 ただ、みんなに厳しさを求めていくということはそれ以上に自分に厳しくなければならない。だから今まで以上にもっと努力して、自分に厳しく、さらに追い込んでいきたいです。

去年を振り返ってみて、チームとしての反省点は何だったと思いますか?

 雰囲気がゆるかったことだと思います。練習中の締まりが無くて、それがそのまま試合に影響してしまった。昨年のターゲットであった、筑波大学戦、日本体育大学戦、青山学院大学戦の前でさえ、決戦前の独特の緊張感と言うか、悲壮感はなかなか生まれていなかった。
  その点、今年のチームはそういった部分をものすごく大事にしている。それが毎日の充実した練習につながっているのではないでしょうか。
  あとは全ての面で高須さんに頼りすぎていたと思います。高須さんを一人で頑張らせてしまった。でも今年は班体制もしっかりして、それぞれが専門性を持ってやっているので、みんなでチームを作り上げているという感じが強いですね。

では、個人としての去年の反省点は何だったでしょう?

 去年はとにかく怪我が多すぎました。シーズンの半分はまともに練習に参加することができませんでした。どうにかして、レギュラーにくい込もうとか、そういうレベルになかった。まずは怪我をしないで練習し続け、ポジションを争える土俵に立ちたい。その上で、自分の弱点であるアタック面やパススキルなどを磨いて、レベルの高い三列で勝ち残っていけるよう頑張っていきたいです。

ラグビーを始めてから今に至るまでを教えてください。

 ラグビーを始めたのは中学一年の時です。國學院久我山中学校のラグビー部で始めました。ラグビー部に入部したきっかけは、野球部が無かったからなんですけど。

 中学の頃は足が速かったので FB をやっていました。試合も FB として出ていました。でも中学2年の春の関東大会で怪我をして、その復帰後に監督に薦められて CTB をやりはじめました。それで高校2年までは CTB をやっていたんです。でもだんだん CTB でプレーしていくことの厳しさが大きくなって、その年の秋に自分から FL をやりたいと言ったんです。それからはずっと FL を続けています。その間も怪我が多かったけれど、高校3年では花園に出場することができました。

 立教を選んだ理由は、立教のラグビー部が対抗戦の一部にいたということと、立教大学が学問も重視する大学だったということです。自分はラグビーだけじゃなくて勉強も両立したかったから、文武両道な学生生活が送れるのは立教だけだと思ったんです。

 あとは立教ラグビー部に國學院久我山高校の先輩が多くいたというのも理由のひとつです。中でも自分の目標としている三根さん ( 3年 ) が立教に入ったっていうことが大きかったですね。


ラグビーをしてきた中で影響を与えられた人はいますか?

 中学時代の土屋先生と三戸先生には大変お世話になりました。そこでラグビーの基礎も叩き込まれたし、人間としての基礎も教えられました。いろいろなことを学ばせてもらって、とても成長しました。

 あとは高校時代の監督の竹内先生です。厳しい中にもたくさんの優しさを持った人で、自分が FL に転向するときもOKしてくれました。竹内先生は怪我ばっかりでチームに貢献できていなかった自分を励ましてくれて、信頼してくれました。自分が花園という大舞台でプレーできたのも、先生のおかげだと思っています。



ラグビーをしてきた中で嬉しかったことは何ですか?

 ラグビーをしてきて、嬉しかったことというより、良かったなと思うことは、本当に信頼できる仲間と出会えたことです。自分は中学・高校といい仲間に恵まれました。こいつらと一緒にラグビーをやっていきたいと素直に思えた。それは大学でもかわらないですね。みんなでチームの目標に向かって、一丸となってやっていきたいです。

では辛かったことは?

 怪我をして、チームに貢献できないときが一番辛かったです。練習ができないことで、自分のプレーが上手くならないということももちろんきつかった。でもそれ以上に、チームに迷惑をかけているという思いが強くて、それが一番辛かったですね。特に中学・高校とリーダーの立場でひっぱっていかなければならなかったのに、その責任を果たすことができていなかった。チームに迷惑をかけないためにも、怪我無く一年間通していきたい。

チームの他の FL の選手については?

 安武さん ( 4年 ) は自分と同じように小柄だし、プレーの面でも似ているところがあると感じています。安武さんみたいなプレーヤーになりたいと思っています。
  茂野さん ( 4年 ) は全てのレベルで高いものを持っていると思います。練習中も教わるところや吸収できることがいっぱいあります。自分に厳しい人です。
  戸谷さん ( 4年 ) はボールを持ったときのセンスあるアタックとキレキレのステップはなかなかマネできないと思っています。
  三根さん ( 3年 ) は高校のときから尊敬しているプレーヤーで、自分の中で絶対的な存在です。この人は超えられないと思ってしまうようなプレーヤーです。
  安部 ( 2年 ) は器用なプレーヤーだと思っています。センスを感じさせるプレーを持っていると思います。練習でも人の良いところを見つけるのが上手くて、それを吸収するのが早い。表面は結構フワフワして見える奴だけど、ラグビーに対する取り組みはすごいです。安部はラグビーをよく知っているし、すごく研究熱心。ラグビーに対する気持ちは学年で一番なんじゃないかって思います。
  藤田 ( 2年 ) は SO からコンバートされてきて、随所に BK あがりのプレースタイルが見られます。今までのほかの FL には無い良さを持っていると思います。

 みんな自分には無いものを持っているプレーヤーで、尊敬しています。あと3列に共通して言えることが、みんな試合になると人が変わったようになることですね。普段温厚な戸谷さんが試合中は鬼の形相になるし、三根さんの大阪弁には触れたくないです ( 笑 ) 。  


自身の今年の目標・課題は?

 とりあえず一年間怪我せずプレーすること。今までラグビー人生で一年間怪我無しっていうのが一度も無いんです。怪我するっていうことは自分の練習時間が減ってその分周りが上手くなる。自分の成長を止めることになるから。

 あと去年は先輩の FL 陣には勝てないかなっていう甘い気持ちがあったけど、今年は何が何でも勝つんだっていう貪欲な気持ちでやっていきたいと思っています。


ありがとうございました。
では最後に、ホームページを御覧になっている方々へひとことお願いします。

 昨年は二部降格という大変残念な結果となってしまいました。しかしその悔しい気持ちを糧に、一年での一部復帰へ向けて日々努力しています。今年、立教ラグビーは生まれ変わります。今シーズン、最高の結果を得ることができるようがんばっていきますので、たくさんの応援よろしくお願いします。


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