ロッカールーム   高橋 東義

今までみんなでどんなことでも乗り越えてきたじゃないか。最後は歓喜の涙を流そう!」

対抗戦A/Bグループ入替戦の決戦が迫ってきました。主務としてこの1年見てきて、今のチームの雰囲気を教えてください。
 
やはり、学習院戦後から雰囲気が変わりました。
このチームが始まったときから今まで紆余曲折ありながらここまできたわけですが、1年間通して掲げてきた入替戦を目前にグランドでは様々な感情が交差していると思います。その中でもやはり勝利したいという気持ちが前面に出ていると思います。

 

現在のコーチングスタッフとの関係を教えてください。

今年は、去年のスタッフや立教出身の年の近いOBが多くいたのでコミュニケーションがとりやすかったです。
その中でも松本チームディレクターには4年間ずっと御指導頂いており、自分は叱られてばかりでしたがそれはチームに対する愛情からくるものばかりで、とても尊敬しています。
正直、当初はスタッフが学生とどこまで関わってくれるか半信半疑な所がありました。 しかし、仕事を任されてそれに応えていく過程で互いに理解しあい自分も監督はじめスタッフ陣に意見を伝えるようになりました。
今ではどんな要求をされても、信頼しているのでそれに応える自信があります。


主務の仕事と心がけていることを教えてください。

 練習試合や合宿の予定を組む仕事や、スタッフ・マネージャーなどと連携しながら、選手がプレーしやすい環境を整えるべく活動しています。
具体的には今年は5年ぶりの富士見グランドでの公式戦だったのですがAグループに所属していた時のようなそして入替戦を意識した環境を作りたいと思い、試合でのアナウンスやグランドのライン引き等の整備をしました。
どの仕事も自分一人では決して出来なかったもので、選手のそして何よりマネージャーのチームに対する思いがあったからこそ出来たものです。
心がけている事としては気を配ること、そして信頼することです。自分の仕事に限界は無いし、グランドの内外問わずいくらでもやるべき事あります。
だからこそ常にチームの状態などに敏感になり、コミュンケーションをとらなければならないのです。
そして気づいたことは自分の中に留めるのではなくではなく、仲間一人ひとりと共に感じて皆でチームをより良く変えていきたいです。


主務としてチームのマネージメントをしていて、思い出に残っているエピソードはありますか?

 思い出に残っているエピソードとして8月の菅平合宿のとき、試合前日の夜、Bチームの試合がキャンセルされました。
普通ならばここでBチームの試合がなくなるという話で終るのですが、監督に「今から試合を組んでくれるチームを探せ。」と言われました。もう8月の下旬で菅平から下山しているチームが多い中での注文でした。心の中で「ムリだろ!!」と思いましたが、(今までも監督の無謀な要求になんとか応えてきたので)その時も、心の中で無理だと思いつつも、どうにか探せるのではないかという思いもあり行動を起こしました。 試合を組んでくれるチームを探そうにも、菅平にいる大学チームがどこかも分からない中、旅館に1軒1軒電話をしらみつぶしにかけました。運よく関西のある大学とコンタクトがとれ、何とか立教Bチームと試合を組んでもらえる事が出来ました。
他にもレフリーが見つからないという事態も起きましたが(笑) 。

普通なら試合が前日になくなったら話はそこで終わりになります。
しかし、この時はBチームの最終戦でした。どの選手にも試合をする機会を与えたいと思っています。
もしもあのまま試合を組んでいなかったら、Bチームの選手は8月27日の試合が最終戦だったということです。29日の試合のメンバー入りを励みに練習していた選手にも申し訳ないと・・・。そんな思いもあり、行動を起こしたのですが何とかなるものだなと実感しました。前日に次の日のスケジュール確認をするのですが、試合をするチームもいない、レフリーも見つかっていない状況で、「明日は試合があります。」と発表したときは博打でした。

このような経験もあり選手以上に自分はコーチ陣と接する機会が多かったので今のような密な関係が築けたと思います。今年は色々なコーチ陣と関わらせてもらって本当に感謝しています。チームはもちろんだけど自分自身の成長させてもらっています。



入学当初の部活に対する気持ちを教えてください。

入学当初は、山形から上京したばかりという事もあり、ラグビーだけでなく様々なことに興味がありました。
練習がきつかった事や、怪我の連続だった事もあり、また当時よく思っていたのですが、立教の部活はラグビーに対する熱さを表に出さない部だと思っていました。

ラグビーときちんと向き合えない時期がありました。 実を言うと、自分は今でこそ主務という仕事を任されていますが1年生の時は部を離れていた時期もあり悩んでいました。
しかし同期の菅平での活躍やその時主務だった宮本さん(H17卒・現総務)の説得もあって部に戻りました。自分はプレーが出来ないながらも何かチームの役に立ちたいと思い自分がどのようにチームに関われるか模索し始めました。
ラグビーときちんと向き合えるようになりました。 だからこそ後輩に伝えたいことがあります。

今を必死に過ごさなければ学年が上がっても何も変わらないと。もっと全力を出してもらいたい。

 

後輩に一言お願いします。

チームの一員である以上、今がどんな立場の人間であろうと関係ない、ただチームが良くなること、みんなが幸せになることを考えて自分はこれまでやってきました。
そうは言いつつ今まで何を残せたかわかりません。だからこそこの入替戦に勝って対抗戦Aの舞台を残したいです。そして後輩達には秩父宮でプレーをしてほしいです。
ただそれは一人ではなくチームとして成し遂げたいです。

今までみんなでどんなことでも乗り越えてきたじゃないか。最後は歓喜の涙を流そう!