立教大学紅白戦戦

立教大学 43−0 立教大学B

「Aチームらしい戦いをして、とにかく大差で勝つ。
レギュラーの座は渡さない」(高須主将・立教Aゲームキャプテン)。
「それぞれが対面の動きを封じ、なんとしてもレギュラーに入る」(川村副将・立教Bゲームキャプテン)。雨の富士見グラウンドは互いの闘志に染まり、今年初めての部内ゲバは激しい試合となった。 最初にゲームを動かしたのはAチーム。

開始2分、Bチームのラインアウトミスからモールをぐいぐい押し込み、左隅にトライを決める。SO木暮のキックも成功。
7−0と先制し、試合はこのままAのペースになるかと思われた。
しかし1本目のトライからわずか1分後、Bチームゴールライン際でAチームのラインアウト。LO矢島がボールをキャッチし、そこからモールを形成する。1本目と同じ形でモールからのトライを狙うAチームだが、Bに必死で押し返され1本目ではとれた形を得点に結びつけることができない。 流れが、変わった。

「あの場面からは気持ちで勝っていた」と振り返る川村Bキャプテン。「押せる」。そう確信したBチームは猛然とスクラム、モールを押し、倒れては立ち上がり、熱のこもったプレーでAを攻める。11分にペナルティからAの追加点を許すも、その後の約30分間ほぼAチーム陣内でのプレーが続き、11−0(A−B)で前半を終えた。

「今、何をしなければならないのか」ハーフタイムに高須主将はAのメンバーに問いかけた。
「このままでは終われない。流れを変えよう」。試合は再び動くことになる。






後半に入り強くなってきた雨でボールが滑ることもあり、互いにハイパントを多用し、蹴っては蹴り返す静かな時間帯が続く。
そして後半17分、BチームがブレイクダウンのミスでAにターンオーバーを許すと、木暮が数人を抜きど真ん中にトライ。
Aチームが実力を見せる。ブレイクダウン後の正確な球出しから、次々に攻撃を仕掛け、23分、37分、35分、38分とトライを量産。
雨のせいもあるが、ミスの多さが痛かったBチームを43−0で完封した。

「Aチームはブレイクダウンが良かった。
ラインアウトも良く、雨のわりにミスが少なかった。
Bチームはミスこそ多かったが、いいラグビーをしていた」と振り返る横溝コーチ。

また、「今まで立教は人数が少なくA対Bの試合が組めなかった。部内でやるのと他校とやるのとでは気持ちが違う。熾烈なポジション争いは全体のレベルを上げる」と語った。

秋のリーグに向けて、まずは来週、再来週の試合で意地を見せたいところ。高須主将は「全体としてやろうとしていることは見えてきている。あとは精度を上げて、もう一段階上にいきたい」と力を込めた。


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