10月20日。ジュニア選手権四戦目、対日本大学。
試合終了後のスコアは0−52。ついに無得点の試合となってしまった。
先日の拓殖大学戦での大敗の余韻を払拭すべく試合に挑んだ立教Bチーム。試合前は監督・コーチ陣も共に円陣を組み、勝利への思いをひとつにした。
立教のキックオフ。
開始早々に日大にペースを握られる。前半 1 分、日大BKのロングキックはよく伸びて 50 m以上を飛び、日大陣後方から立教陣 22 mへと蹴りこまれた。そのままラインアウトモールで押し込まれ、立教は試合開始から 2 分にしてトライを許してしまう。
更に前半 9 分には9倉橋慶 ( 三年 ) が出したボールをキャッチミス、自陣インゴールへ転がったボールをキャリーバックしたことから、自陣ゴール前での日大スクラムを与えてしまう。日大 8 が器用にボールを動かし、一瞬の隙にまたトライを奪った。
前半14分には日大BKにスマートなトライを決められる。
ハーフウェイラインでの立教スクラムをターンオーバーされ、じりじりと自陣に攻め込まれる。日大SHから始まった連続攻撃を止められず、立教のディフェンスの及ばぬところで日大WTBにトライを奪われたのだ。
得点され続けてばかりはいられない立教。自陣ゴールラインの際まで攻め込まれる場面もあったが耐え、また日大の攻撃を低いタックルで止めた8藤田将大(二年)の姿もあった。
しかし日大のトライへの執念はすさまじく、ラックサイドからパスを受けた日大SOが立教のディフェンスの隙を見てショートパント、それを絶妙な位置でキャッチした日大FBがまたもスルリとトライ。
なかなか自陣から抜け出すことのできない立教。しかし流れが傾いた。前半開始から26分が経過した時、立教のペナルティにより自陣22mでのヤンボールラインアウトとなったが、キャッチミスからこぼれたボールを奪う。そしてもうボールは渡さないとばかりに敵陣へ勢いをつけて攻め込む。ターンオーバーされても日大のノックオンが続き、マイボールスクラムからの攻撃の勢いは止まらない。そして密集から出されたボールを受けた12坂本正貴(三年)がゴールラインを目指し50mを独走する。ゴールラインには届かなかったがこの12坂本のビッグゲインで立教は流れを掴んだ、掴めたと思った。
しかし次の瞬間、日大CTBがオープンサイドを駆け抜け、80m独走トライ。
大きな脱力と共に悔しさがこみ上げる。もうトライは許さない。
その後前半終了の笛が鳴るまでスコアは動かなかった。ペナルティを犯して攻め込まれるときもあれば、相手のペナルティから攻め込むときもあった。 今回FLとして起用された6麻田鉄平(一年)の相手膝下に鋭く刺さったタックルは立教勢を大いに盛り上げた。
5本のトライを奪われ、33点のリードを許してむかえた後半。
日大にボールを支配された前半の反省から、ボールを渡すまいと積極的なディフェンスを見せる立教。
しかしまたしても開始三分でトライを奪われる。始めは敵陣深くまで攻め込んでいた。しかしマークからのフリーキックから立教陣に攻め込んだ日大の連続攻撃。日大20番に突破されそこから展開、立教の猛追も敵わずゴールライン左隅にトライを決められた。
2前田祐太郎(三年)のゲインもゴールライン間近で敵のタックルからボールを手放してしまう。日大の激しい連続攻撃に懸命のディフェンスをみせる立教だが、後半15分、そして32分にも連続ラックからトライを奪われた。
そして、ノーサイド。
スコアは0−52。ついに四戦目にして無得点試合となってしまったのだ。
個々の目を引くプレーはあったものの、チームでトライをとることはできなかった。
残るはあと一戦。最後のターゲット、日本体育大学戦に向けてどれだけの成長を成し遂げられるか。
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