雨の降りしきる5月11日。日体大健志台グラウンドにてオープン戦の第2戦目となる対・日体大戦が行われた。秋のターゲット校である日体大相手に立教の力が試されるゲームである。
チームは「サイドディフェンスとアタックが前に出ること」をテーマにし、この試合に臨んだ。
立教大学B戦
前半開始から1分、日体大のペナルティからクイックスタートし敵陣深くへ攻め込む立教。そして2分には早くも敵陣22mでのマイボールラインアウトのチャンスが訪れる。しかし切り込もうとしたところをターンオーバーされ、日体大WTBが蹴りだして後退。
その後も立教の攻めは止まらない。bW荒川翼(1年、大分舞鶴)のタックルが見事に決まり、ターンオーバーする場面も見られた。
その後もしばらく両者得点することなく5分、10分と時間は過ぎていく。。しかし、前半が開始してからほとんど自陣に攻め込まれていない。いい流れでプレーできていた。先制をとりたいところだったが、先にスコアを動かしたのは日体大だった。
前半開始から14分、立教のペナルティにより自陣ゴール前からの相手ラインアウトからモールを形成、抑えきれずモールトライを奪われた。
先制点を許したが、立教の勢いは変わらなかった。
立教のキックオフから始まり、ラックから展開して敵陣に攻め入っていく。ゴールラインでの攻防が続いて、今か今かと見つめる周りの期待が高まる中、笛が鳴ったかと思いきやペナルティ。日体大ペナルティだったため安堵するが、なんとペナルティトライが認められた。
WTB平盛拓人(1年、尾道)のコンバージョンキックも決まり、7−7の同点。
ここからさらに勢いは加速していく。
しばらくハーフウェイ付近でのプレーが続くが、前半25分、敵陣10mでのマイボールラインアウト。LO佐藤彰吾(1年、桐蔭学園)がキャッチしSH三輪祐(1年、東農大二)に放る。そしてそのパスを受けたSo浅川健太(1年、尾道)がゲイン。一気に敵陣へ入り込み、モールから向けだしたHO佐瀬玄樹(1年、立教新座)がトライを奪う。ゴールも決まり、14−7のリード。
その後スコアが動くことはなく、14−7で前半を終える。
立教のリードから始まった後半だったが、早々に同点となっていしまう。
日体大のキックオフからスタートするが、テンポよく攻め入られてあっという間にゴール前まで入りこまれてしまう。ターンオーバーし蹴り出すがうまく出ず、ゴール前での日体大ラインアウト。
モールを形成し、モールで押し切るかと思ったら右へ展開、サイドを抜かれて日体大WTBにトライを許してしまう。
さらに後半7分、立教の連続ペナルティで自陣深くまで攻め入られ、日体大スクラムから相手bWがサイドから抜けてトライ。連続で失点してしまう。
日体大に流れが傾いてしまっているのかと周囲の不安が高まるが、それを断ち切ってくれるかのように今度は日体大の連続ペナルティ。敵陣ゴール前での日体大ペナルティでクイックスタートしSO浅川健太のトライ。
ゴールは外れるが、19−19で並んだ。
なんとかまたリードしたい立教だったが、17分にはモールで前進されトライ、そして後半終了間近にもトライを奪われた。
ノーサイドの笛が鳴るまで諦めず攻め続けたが、結果は19−29で2トライ差で敗北した。
一年生中心のBチームは若さの溢れる積極的なプレーが多くみられた。負けはしたものの、秋のジュニア選手権での勝利を期待できる好勝負となった。
立教大学A戦
立教のキックオフで試合は始まった。
序盤は敵陣でプレーする時間が多かったものの、雨の影響かノックオンでリズムをつかめない。
前半5分過ぎ、主将のWTB広石智大(4年、立教新座)のビックゲインで敵陣ゴール前に侵入しチャンスか、と思われた一連の流れで相手にボールが渡ってしまう。カウンターで一気に独走を許し、先制トライを奪われた。
さらに15分、日体大の展開攻撃で自陣ゴール前に攻め込まれる。いったんマイボールにするものの、密集から苦し紛れに放たれたパスが乱れ、インゴールで転がったゴールを相手が押さえトライとなってしまった。
一進一退の攻防が続いていた35分。自陣22m陣内からSO山下瑞貴(3年、立教新座)がタッチを狙うも切れず、キャッチした相手が左へ展開。ラックからさらに日体大SHがサイドを突破。サポートに走っていた日体大WTBにパスがつながり、ゴール左隅にトライを追加された。
前半はこの計3本のトライを許し、0−19で試合を折り返す。
後半は巻き返しに期待かかったが、日体大にさらに苦しめられることとなる。まずは後半10分、自陣22m内での日体大ラインアウト。ここから日体大FWがモールを形成し前進する。ゴール目前まで迫られ、そこでモールサイドを抜かれてトライを許す。
17分には日体大WTBにライン際を抜かれトライを献上。さらに25分と29分には再びラインアウトモールでトライを奪われる。32分、日体大スクラムからの展開で日体大WTBのトライ。
続く34分にはターンオーバーからの速攻でラインブレイクされ、最後は日体大5番にトライを奪われた。後半だけで6トライ3ゴールを奪われ、0−55でノーサイドの笛が鳴った。
体格で勝る日体大の激しいプレーに苦しみ、後半はほとんど敵陣に入り込むことが出来なかった。「1対1のタックルが出来ていなくて、流れを相手に持っていかれた」と広石は試合の反省を述べた。また「次の早稲田が残っているので、そこでしっかりとやりたい」と次戦へ目を向けた。
「今年は筑波大、日体大、成蹊大に勝って大学選手権に出ること。それしか見ていない」と今シーズンの抱負を力強く語った主将。そのためにまずは春シーズンでしっかり結果を残すこと。
秋の対抗戦へ向けてどれだけ多くのことを吸収し成長できるのか、今後の立教に期待だ。
【主将・広石のコメント】
今日のテーマはサイドディフェンスとアタックが前に出ること。
筑波戦でのテーマが「1対1のタックル」で、それを進展させたテーマだった。でもその1対1のタックルが出来ていなくて、相手に流れを持っていかれた。次の早稲田が残っているので、そこでしっかりとやりたい。春はとにかく体作り。タックル、セットプレーをしっかりして戦っていきたい。
今年は筑波大、日体大、成蹊大に勝って大学選手権に出ること。それしか見ていない。早稲田戦はまずは1対1のタックル、1対1で勝つ。そこで戦えるチームを目指したい。
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