Result
<春季オープン戦>
2022.07.17 Sun. 12:00K.O.
立教大学
12
5 - 22
34
東京闘球団 高麗
7 - 12
試合レポート
6月5日(日)
<春季オープン戦>東洋大学戦
春季大会の敗戦を受け、チームの底上げを図るべく気合十分なメンバーたち。立教のキックオフで試合は始まった。東洋のキックでアタックの機会を得ると、立教のペースでフェーズを重ね、敵陣へと攻め入る。SO斉藤空来(1年・國學院久我山)が巧妙なパス捌きでFL二木翔太郎(3年・立教新座)にボールを繋ぐと、FL二木は相手ディフェンスを振り切り大きくゲイン。しかしラック形成時にノックオンとなり先制点のチャンスを逃してしまう。12分、東洋のミスを誘い立教ボールスクラムの機会を獲得するも、ノックオンでターンオーバーを許す。そのまま東洋BK陣の俊足に翻弄され、最初の得点を与えてしまう。その後もCTB須川遼平(2年・桜美林)らの体格差を物ともしない体を張った粘り強いディフェンスで東洋の攻撃を阻んだものの、昨年度リーグ戦1部昇格を成し遂げた東洋の強さを見せつけられ、0-17と得点差を離されてしまう。しかしここで諦めないひたむきさが立教の強みである。24分、東洋ラインアウトのノットストレートでスクラムを獲得すると、FL三邊晃太郎(2年・静岡聖光学院)がボールを持ち出し反撃を開始。FB庄子真登(4年・仙台第一)→CTB須川へとパスを繋ぎ、FL二木がラインブレイク。一気に敵陣まで攻撃を仕掛ける。東洋の厚いディフェンスラインに阻まれるも、SO尾藤悠貴(4年・静岡聖光学院)の敏捷なパス判断で隙を狙い、CTB須川がインゴールへと飛び込んだ。しかし直後に再びトライを奪われ、得点5-22で前半を終える。
ゲームキャプテンのFB庄子を中心に、堅実なプレーで後半の巻き返しを図ったハーフタイム。後半開始早々に敵陣22mまで攻め入ると、立教ボールラインアウトの権利を得る。モールを形成するとLO藤井賢太郎(4年・立教新座)を中心にゴールラインまで進み、SH川畑俊介(2年・流通経済大柏)からパスを受けたWTB濱野浩征(3年・函館ラ・サール)が大外の隙を突きトライを決める。CTB安食龍之介(2年・城西大川越)が難しい角度からもゴールを決め、12-22と得点差を縮める。しかし続く6分、立教のパスミスから不意をつかれ、トライを奪われてしまう。「リスタート!」と声を掛け合うメンバーたち。東洋のペナルティから、BKを中心としたパス回しで着実に前に進むも、得点には繋がらない。22分、東洋のパスミスで自陣22mラインアウトを獲得するも、ボールを奪われそのままトライを許し、得点差を大きくしてしまう。その後幾度も東洋のペナルティを誘いチャンスを掴むも、ゴールラインまでボールを繋げることができない。試合終了間際、立教ボールスクラムの機会を得るも、肝心な場面でペナルティを取られてしまい、得点12-34でノーサイドの笛が鳴り響いた。
一人一人の日頃の取り組み方が点差に表れた一戦となった。部員全員が「大学選手権出場」という目標に向けて覚悟を改め、次戦の絶対に負けられない青山学院大学戦に臨む。
文章:立教大学体育会ラグビー部