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スタジアム情報

早稲田大学上井草グラウンド

〒167-0023 東京都杉並区上井草3丁目35−21

試合レポート

​10月11日(日)

<関東大学対抗戦>早稲田大学戦

 5年ぶりの関東大学対抗戦Aグループ、第二節の相手は早稲田大学である。92年続く定期戦でもあるこの特別な一戦で、立教らしい勇敢なプレーを見せつけたいところだ。

 早稲田のキックオフで前半が始まった。開始早々から立教はペナルティを重ね、先制点を奪われる。前半6分、キックをキャッチし損ねた早稲田の隙をつき、WTB青木天真(4年・立教新座)がゴール前まで大きくゲインするものの、ターンオーバーを許してしまう。15分、相手のミスからボールの主導権を握り、着実にゲインを続ける。ゴール前までパスを回しながら攻め入り、SO岡本力哉(4年・中部大春日丘)が外へとキックするもうまく繋がらない。その後立教は何度もペナルティを重ね、立て続けにトライを献上し、0-24で前半を折り返す。

 ラインアウトの修正やノーペナルティを誓い、後半に向かう。強豪校の早稲田に対し、攻め続けようと気持ちを新たにした選手の姿が見えた。

 しかし、後半開始早々からトライを奪われる試合展開となる。その中でも立教は得点のチャンスを狙い続ける。そして後半5分、ようやく立教のスコアが動く。相手のパスにすかさず反応したWTB青木がインターセプト、そのままインゴールへ飛び込んだ。FB小林将也(4年・國學院栃木)の角度のあるコンバージョンキックも成功し、7-29とする。この勢いのままスコアを重ねたい立教であったが、早稲田のアタックを止めることはできず、さらに3つのトライを許す。その後、何度も立教のチャンスがまわってくるものの、ミスにより点を取りきることができない。しかし、立教は諦めない。下を向かないと声を掛け合い、最後まで足を動かし続ける。35分、早稲田のキックをキャッチした立教はCTB中田航央(4年・東海大仰星)からFB小林がディフェンスをかわしながらゴール前まで一気に駆け上がる。SO三村真優(3年・東海大仰星)がキックパスするも、繋ぐことができない。その後も果敢にチャレンジするものの、スコア7-46で試合が終わった。

 最終スコアは大きく離され、ペナルティの多さやセットプレーの安定といった大きな課題を得た一戦であった。しかし試合終了の瞬間まで走り、攻め続ける立教の意地を見せつけた。このプライドを忘れず、富士見での練習の質をもう一度見直し、次の慶應大学戦での勝利を見据える。史上最強の立教へとただ邁進するのみである。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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