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スタジアム情報

慶應義塾大学日吉グラウンド

〒223-0062 神奈川県横浜市港北区日吉本町2丁目19−15

試合レポート

 

10月24日(土)

<練習試合>慶應義塾大学B戦

 

 先週の関東大学対抗戦で大敗を喫した慶應義塾大学を相手に、シーズン開幕から初めての練習試合が始まる。対抗戦のメンバーに選ばれるチャンスを掴むため、今回のメンバーは闘志を燃やす。

 立教のキックオフで前半が始まった。軽快なパスを繋ぎフェーズを重ねるが、なかなか前に進むことが出来ない。7分、立教のドロップキックに反応した慶應義塾にディフェンスラインを突破され、最初のトライを許す。直後にも体格の大きな相手FWにモールで押し込まれトライを献上し、早くもスコアは0-12とされる。立教のひたむきなプレーに圧倒されるかのように相手の反則を誘い出し、ゆっくりだが着実に前進を続ける。しかし優位な時間も長くは続かず、自陣での攻防に追い込まれる。力強いタックルで相手にプレッシャーをかけるものの、続けてトライを挙げられ、0-26とさらにスコアを離される。28分、敵陣22mで立教ボールのラインアウトからSH桑原礼紀(3年・桐蔭学園)のパス捌きで相手ディフェンスを少しずつ打破し、WTB庄子真登(2年・仙台第一)らの懸命なランで繋ぐも、得点には至らない。相手にフリーキックの機会を与えてしまい、一気に自陣に攻め入られ、トライを献上する。39分にはWTB関原泰河(3年・新潟)が軽快なステップで相手を翻弄、ボールを受けたHO野口真郁(4年・立教新座)らがゲインラインを突破するが、得点に繋げることが出来ずスコアは0-31のまま前半を終える。

 ハーフタイムにはゲームキャプテンのFB齋藤広騎(4年・東京農大第二)がメンバーを集め、後半から攻め方を変えて相手の流れを崩そうと話す。苦しい時間も前を向く選手たちの姿が見えた。

 

 メンバーを入れ替えた後半は慶應義塾のキックオフで始まった。蹴り出されたボールをCTB佐渡亮太(2年・立教新座)がキャッチした後も立教はフェーズを重ね、アタックに出る。しかしペナルティをとられ、トライを与えてしまう。その後も敵陣ゴールライン前で立教らしいディフェンス力を見せたものの、隙を突かれ5分、10分と連続してトライを奪われ、スコアを0-50とする。着実に敵陣へと攻め入りたい立教は19分、FL二木翔太郎(1年・立教新座)がジャッカルを決めチャンスを得る。しかし体格の大きな相手ディフェンスを突破することが出来ず、再び続けてトライを献上し、0-62とまたさらに大きくスコアを離されてしまう。29分、相手の反則を誘いCTB菱川浩太(4年・立教新座)の正確なタッチキックで敵陣ゴール前まで迫った立教は、ラインアウトからFL手塚一乃進(1年・足立学園)を核としてモールを仕掛けるもトライの機会を逃す。その後も相手のペナルティが続き、WTB川俣祐真(2年・立教新座)の必死のディフェンスやNO.8二木の力強いゲインなども見られ、ゴールラインを目前に1トライでも取ろうと果敢に攻め入る。しかし10分以上続く一進一退の攻防に終止符を打ったのは慶應義塾であった。立教のパスが途切れた一瞬の隙をつかれターンオーバー、そのままトライを奪われる。最後まで足を動かし続けた立教だったが、トライをあげることは出来ずスコアは0-69のまま試合の幕は閉じた。

 例年とは違うスケジュールとなり、なかなか試合に出場することのできない選手たちが多い今シーズンである。福田監督は、伝統校であり強豪の慶應義塾大学と練習試合を開催することが出来たことに感謝の気持ちを語った。明日からも自分たちの課題に全員が精度高く取り組み、来週からの関東大学対抗戦に向けて再び準備していきたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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