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スタジアム情報

立教大学富士見総合グラウンド

​埼玉県富士見市下南畑字沼口1343-1

試合レポート

11月10日(日)

<関東大学対抗戦>東京大学戦

 対抗戦もいよいよ終盤に差し掛かり、第6節を迎えた。最後の1秒まで結果と内容にこだわり抜こうと意識を統一し、入替戦出場がかかった絶対に負けられない一戦に挑む。

 キックオフ直後、ゴール前でチャージされいきなり失点の危機が訪れるも、FB小林将也(3年・國學院栃木)の快走により敵陣へ進出。CTB岡田和也(4年・川越東)からのロングパスを受けたWTB津田祥平(4年・東海大仰星)が先制トライを挙げた。その後東大の勢い溢れるプレーに苦戦しピンチを迎えるが、ノックオンに反応したNO.8青木天真(3年・立教新座)が一気に駆け上がりWTB津田が追加点を奪った。前半17分、スペースに攻め込まれ遂にトライを許すも、ゴール前スクラムで相手に押し勝ち点差を広げていく。更にゴール前で形成したモールからFL金子裕二朗(3年・桐蔭学園)がトライを決め得点は24-7となった。東大の徹底したボール支配に苦しみディフェンスの時間が長く続くも、怒涛の攻撃にプレッシャーをかけ続けノックオンを誘発しボールを奪い返すと、スクラムからテンポの良いパス回しでCTB岡田がトライ。続いてのプレーではボールを持ったWTB津田が飛びかかってきたディフェンスを撥ね除ける豪快なプレーで会場を沸かせ、FL相良隆太(3年・桐蔭学園)が駄目押しの追加点を決めたところで前半終了となった。

 点数は伸びているものの内容面での反省が多く、修正を試みようと活発に行われるチームトーク。もっと丁寧に、もっと圧倒出来ると気持ちを入れ直し臨んだ後半、立教は徐々に実力の差を見せつける。SO安藤海志(1年・京都成章)が後半初得点を決めると、直後のプレーではスペースにボールを蹴り込み、ボールに追いついたFL相良が追加点を挙げ52-7とする。前半と変わらぬ勢いで果敢にボールを奪いに来る東大の献身的なディフェンスに思うように前進出来ずボールを奪われるも、キャプテンWTB津田が「絶対取り返すぞ」と力強く鼓舞し簡単には得点を許さない。粘り強くディフェンスを続けマイボールスクラムを獲得すると、SH光長浩晟(4年・大分上野丘)が難しい角度からパスを放ってボールを繋ぎ、BKが敵陣を駆け抜けWTB津田がハットトリックに成功する。バックローも持ち前の走力を発揮しFL相良とNO.8青木が立て続けにトライを奪取。SO安藤が正確無比なキックで難しいコンバージョンを次々に成功させ得点は78-7となる。試合終了まで残り3分となったところでペナルティを犯しチャンスを与えてしまうがノックオンを誘発してマイボールスクラムに持ち込み、CTB山口航貴(3年・桐蔭学園)がディフェンスを突破して一気にゴール前までボールを運び、WTB津田がトライを決めきって試合は終了した。

 試合中に見つかった問題点を後半に修正することは出来たが、試合開始から立教の展開に持ち込めずペースを握られてしまったことを重く受け止めなければならない。終始貪欲に食らいつきひたむきだった東大に多くのことを学ばされた一戦となった。遂に入替戦の切符を手にしたものの修正点が明らかになった今、呑気に喜んでいる部員はきっと一人もいない。ようやく現実に見えてきた昇格の瞬間まで、各々が課題に向き合いチーム一丸となって邁進を続ける。

文章:立教大学体育会ラグビー部