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スタジアム情報

立教大学富士見総合グラウンド

埼玉県富士見市下南畑字沼口1343-1

試合レポート

10月6日(日)

<関東大学対抗戦>上智大学戦

 10月に入りようやく秋めいてきた気候の中、対抗戦第3節が行われた。迎え撃つ相手は一橋大学に11年振りに勝利し対抗戦で2連勝を挙げている上智大学。勢いに乗っている相手にどのように立教のラグビーを見せつけることができるのか。小雨の降る中、試合開始のホイッスルが鳴った。

 上智のキックオフで始まった前半。先にスコアを動かしたのは立教であった。敵陣10mでの右マイボールスクラムからボールを出したSH北山翔大(3年・東海大仰星)からSO三村真優(2年・東海大仰星)へテンポよくパスを回し、敵陣22m付近でパスを受けたWTB藤原大晃(4年・桐蔭学園)がインゴールまで華麗に走り抜けた。更に3分にもマイボールスクラムからパスを繋ぎ、FB床田聖悟(4年・桐蔭学園)のショートパントをキャッチしたWTB藤原が右隅に連続トライを挙げた。ここから両チーム互いに譲らず停滞の時間が訪れるが、立教は敵陣10mマイボールラインアウトからフェーズを重ね、突破口を探っていく。するとFB床田が空いたスペースに走りこみゴール前まで一気にアタックラインを上げる。FWで着実に得点を狙う中、FL金子裕二朗(3年・桐蔭学園)が左ポスト隅にねじこんだ。コンバージョンキックもしっかりと決め、スコアを19-0とする。続く26分、上智のペナルティから立教はペナルティゴールを選択。敵陣22m中央からWTB藤原が鮮やかに決め、3点を追加。ここまで順調にスコアしてきた立教であったが、ペナルティによって自陣ゴール前での上智ボールラインアウトという局面を招いてしまう。両校サポーターが見守る中、立教はディフェンスしきれず右中間にトライを奪われる。悔しくもインゴールを守り切れなかった立教はトライを積み重ねるほかないと気持ちを入れ替えて残りの10分間を闘う。すると上智の選手がシンビンとなり数的優位を手にした立教は、この好機を逃すまいと自陣10m中央マイボールスクラムからパスを繋ぎWTB楢崎彰太郎(4年・國學院久我山)がインゴール左中間に飛び込んだ。更に前半終了間際、右サイドでFB床田のショートパントをキャッチしたFL金子が右隅に追加点を挙げ、34-5で前半を折り返す。

 

 強くなってきた雨風もものともせず、細かい点にも精度を極めようと迎えた後半。

 

 開始早々、上智のペナルティから敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトを獲得。FL髙橋駿介(4年・横須賀)を核としてモールを形成、FWが結束しそのまま押し込みFL金子が左隅にトライ。難しい角度からのコンバージョンキックも見事にHポールを通り抜け、7点を追加する。続く7分、マイボールラインアウトをターンオーバーされるも必死のタックルで食い止め、再びボールの主導権を取り戻し素早くBKで左に展開。CTB山口航貴(3年・桐蔭学園)に上智タックラーがへばりつき一度倒れるも再度立ち上がりインゴール中央にボールを押さえた。その後もFL金子が本日4トライ目を挙げるなど立教の独壇場とも言えるゲーム展開を繰り広げ、更に4トライを獲得。スコアを70-5とする。続く34分にもCTBからポジションを変更したWTB山口が力強いランで約30mのビッグゲイン。敵陣22mまでエリアを稼ぐと、SO岡本力哉(3年・中部大春日丘)がボールを託したNO.8青木天真(3年・立教新座)がゴールライン中央を割った。更に試合時間残り僅かな39分にも敵陣相手ボールスクラムからCTB菱川浩太(3年・立教新座)がこぼれた球にすかさず反応し見事ターンオーバー、パスを受けたSH北山がゴールラインを割り、最終スコア82-5で立教が白星を飾った。

 

 終始立教が圧倒するゲーム展開ではあったものの、徹底的に正確なプレーを目標に臨んだこの一戦、失点を招いたミスは防げるものであっただけに反省し改善しなくてはならない。入替戦まで残り2カ月、毎週の試合を高いクオリティで闘い抜くことこそが入替戦の勝利に結びつく。来週に控えるターゲットゲームの2戦である拓殖大学とのジュニア選手権大会、早稲田大学との定期戦に向け、万全な準備を持って全員で勝利を掴みに行く。

文章:立教大学体育会ラグビー部