Result

スタジアム情報

立教大学富士見総合グラウンド

埼玉県富士見市下南畑字沼口1343-1

試合レポート

6月12日(日)

<春季オープン戦>日本大学B戦

 

4月に始まった春季オープン戦もついに残り2戦。まぶしいほどの日差しが照りつける富士見グラウンドで行われたのは、強豪・日大との一戦だ。「日大は強い相手」と選手たちは口をそろえる一方、その目からは負けたくないという意地が感じられた。最終戦をいい形で迎えるために。そして、秋に昇格を果たすために。負けられない戦いが幕を開けた。

 

日大のキックオフから始まった前半戦。開始から両チームともに、ターンオーバーが続く一進一退の展開となった。ディフェンスではLO小島健太朗(3年・函館ラ・サール)の鋭いタックルをはじめとした、「アタッキングラグビー」を体現したプレーで相手の攻撃を止める。そして前半17分、PR宮崎諒(1年・所沢北)のナイスタックルによって日大のノックオンを誘発。立大が右サイドに展開し、FL津田祥平(1年・東海大付属仰星)が持ち出したボールをCTB平間大貴(1年・立教新座)が受け取り、そのままトライ。SO市川大喜(3年・國學院大學久我山)がコンバージョンキックを成功させ、立大が7点を先制した。この流れのまま、日大が抜け出したところをNo.8吉澤一作(2年・本郷)が熱のこもった激しいタックルで失点を阻止し、さらにWTB笹本大地(1年・立教新座)がいい抜け出しを見せる。失点を許すも、立教はそう簡単に主導権を譲らない。前半30分、相手のペナルティーによって敵陣10メートルから攻撃スタート。代わって入った、LO宮川千範(2年・立教新座)が左中間を駆け抜けてトライ。35分にもFL津田がボールを拾い、素早く正確なパスでWTB笹本につないで見事センター付近にトライ。前半終了間際にも、FL津田がトライを決めるなど、完全に立大のペースで前半戦を終えた。

 

この時点で28ー5、差は23点。この余裕ともとれる数字から生まれる隙を拾うのが「強豪」なのであろう。開始早々にトライを奪われると流れは相手に傾く。次々と失点を重ねてしまい、あっという間に28ー26と点差を2点に縮められてしまった。これ以上失点したくない立教。しかし、相手の勢いを止められなかった。一矢報いたい立教は、終了間際に敵陣10メートル地点でのラインアウトからボールを展開。最後はSH佐藤竜星(3年・國學院大學久我山)がゴールゾーンにグラウンディング。7点を取り返すことに成功し、ここで熱い一戦は終わりを迎えた。

選手たちの最後まで諦めない強い気持ちによって、強豪相手に肉迫したものの35ー45。前半戦は圧倒していただけに惜しい敗戦だ。しかし、強豪相手に35点奪取できたという事実は確かなものだ。この悔しい気持ちを次の相手である明学大にぶつけ、有終の美を飾りたいものだ。

文章:立教大学体育会ラグビー部