2019年2月22日(金)

三将インタビュー 副将 玉川 健二郎(4年・LO)

「最高学年としてすべきことは変わらない」

副将に選ばれた時の率直な感想を教えてください。

 話し合いの前から何かしら役職に就く覚悟は決めており、最高学年として部を引っ張っていきたいと思って立候補しました。ただ、僕は役職に就いたとしても最高学年として自分のやるべきことは何一つ変わらないと考えています。リーダーが偉いわけでも、リーダーだけが頑張ってチームが良くなるわけでもなく、一人一人の努力の集合が結果としてチームを良い方向に導くと思うからです。僕たちの学年は、和也(岡田和也・4年)や大晃(藤原大晃・4年)、楢ちゃん(楢崎彰太郎・4年)など役職に就かなくても真面目に練習に取り組む人ばかりです。だからこそリーダーというポジションに特別な気負いも心配も感じず、自分のすべきことを全うしたいと思います。

今年の立教ラグビー部をどのようなチームにしたいですか。

 練習中はもちろん私生活での整理整頓など、グラウンド内外を問わず厳しいチームにしたいです。例年立教ラグビー部は先輩後輩の仲が良く、ONとOFFの切り替えが出来るチームだと感じており、その点は継承していきたいと考えています。しかし僕たちの代は対抗戦Aグループを経験することが出来ません。チームを作り変えるという意味を込めてチームスローガンを「REMAKE」に決め、今年こそ今までに足りなかった新しい文化を作り出したいと思っています。

どのようなリーダー像を目指していますか。

 後輩と距離が近くても、言うべきことはしっかり言えるようなリーダーになりたいです。
三年間立教ラグビー部で過ごし沢山の先輩方の背中を見てきた中で、特に狩武さん(高橋狩武・平成28年度卒)のような姿を目標としています。グラウンドでは後輩に厳しく指導し、苦しい時でもチームのために激しく体を張る反面、部室に戻れば和気あいあいと接してくれた部分を尊敬し、見習いたいと思っています。

副務を兼任するにあたり、選手として部の運営面に携わることをどのように感じていますか。

 ラグビー部に在籍する中で、ラグビーというスポーツだけではなく運営にも関わっていたいと思っていたので、リーダーになっても副務を務めたいという思いは強くありました。僕は自分が表立って仕事をするよりも、誰かをサポートするような役割が好きで、あまり目立たないけれど必要不可欠であるマネジメントの仕事はそんな自分の強みを体現できる場であるように感じます。また今まで主務として部を支えてきた穂波さん(佐々木穂波・平成29年度卒)や宮川さん(宮川千範・平成30年度卒)の姿を見てきた影響もあって、単純にラグビー部の為に動いているマネジメントの存在そのものが好きで、感謝しています。今年は自分も中心となって部活をよりよいものにするために主務である真貝(真貝隆平・4年)をしっかり支えていきたいと思います。

今年の個人目標は何かありますか。

 個人的にターゲットにしている試合は同志社大学戦です。四年間を通して出続けたいと思っていた試合ですが昨年は脳震盪の影響で出場出来ませんでした。今年はホームでの試合なので昨年のリベンジをしたいと思います。また、怪我をせずに最後の一年を過ごしたいです。今年のFWは僕以外にも良い選手がたくさんいて、試合に出られると保証された状況ではないと感じています。LOに関しては律樹(秋元律樹・3年)や恭也(金子恭也・2年)、惣史(鈴木惣史・2年)など実力のある選手が多いですし、その他のポジションでも裕二朗(金子裕二朗・3年)や一年間の留学を経てチームに合流する祐一さん(吉田祐一・4年)、個人的には佐伯(佐伯周太・2年)も今年はさらに活躍する機会が多くなるのではないかと期待しています。そんな厚い選手層の中で出場権を獲得するために、自分に厳しくウエイトトレーニング等を行い、怪我の防止に努めていきたいです。また、大怪我をしてラグビーが出来なくなっても諦めずにリハビリをする選手がいる一方で、ちょっとした怪我で試合に出られなくなると、そういった選手に対して申し訳なく感じます。特に度重なる大怪我に苦しみながらめげずにリハビリに真摯に取り組む怜央奈(久保怜央奈・3年)に対しては、本当に尊敬しています。彼には本当に頑張って復帰してほしいです。どんな形であれ一緒に試合に出ることは僕のラストイヤーの目標の一つです。

春休みの練習で心掛けていることは何ですか。

 どんなに苦しくても常に自分にベクトルを向けることです。ウエイトトレーニングなど、今年はさらに強度を増して正直とてもきついです。実際選手の中には真面目に出来ない人もいますが、そのような選手へのアプローチの仕方など難しく感じます。昨年までは先輩がいて心のどこかで甘えてしまい、他力本願のように考えてしまっている部分がありましたが、今年は最高学年として人に厳しく言わなければいけない立場にあります。そのためには、まず自分が苦しいことを選択するように徹底しています。今年シーズンインしてから目つきが変わったと思う選手は下根(下根光博・4年)です。チームトークでの発言の数が増え、ウエイトトレーニングも以前にも増して追い込んでいる姿に同じリーダーとして刺激を受けます。後輩では麻生(麻生典宏・2年)が特に頑張っているように感じます。昨年は瑛也(古川瑛也・3年)とメンバーを争うも怪我に苦しみ思うようにチャンスを掴めなかった印象がありました。今年は練習で自らを追い込み、それに感化され瑛也も更に努力しています。二人が切磋琢磨している姿を見ると本当に頼もしく思います。春休みは試合等もなくひたすら地道なトレーニングが続きますが、春シーズンの試合に向けて有意義な練習となるようチーム全体を盛り上げていきたいです。

昇格についての想いを聞かせて下さい。

 昨年本気で昇格したいと心の底から思っており、悔しくて仕方がありませんでした。僕たちは対抗戦Bグループの景色しか見たことが無く、一年だけでも対抗戦Aグループの舞台を味わいたいという夢が叶うことはありません。昨年の入替戦での敗北について自分の責任を強く感じており、後輩の中には本気でトップリーグを視野に入れている選手もいるので、注目度の高い対抗戦Aグループでプレーさせてあげられなかったことを、本当に申し訳なく思います。対抗戦Bグループではどうしてもアピールの場にならないので、彼らのためにも今年こそは昇格したいと本当に思っています。単純に対抗戦Aグループという大きな舞台で沢山の観客の中で戦う方がきっと楽しいと思います。立教は長く対抗戦Bグループに居すぎました。もう自分がプレーすることは出来ませんが、今年は自分よりも後輩のために昇格したいと思います。

最後に、HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも多大なるサポート、本当にありがとうございます。今年一年昇格に向けて部員一同全力を尽くしますので、グラウンドでの皆様の温かいご声援をお待ちしております。今年も立教大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。

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