2019年2月28日(木)

三将インタビュー 副将 床田 聖悟(4年・FB)

「勝利に貪欲な新しい立教を作りたい」

副将に選ばれた時の心境を教えてください。

 以前から何かしらの役職に就くだろうとは思っていたのですが、いざ幹部を決めるミーティングを同期としていた時に「ついに自分たちの代が最高学年になるんだな」と実感し、責任感が増しました。この3年間重責を負う立場とは無縁で自由にラグビーに向き合わせて頂いていたので、副将となった今は下の3学年をまとめなければいけないという立場が新鮮であると同時に、自分達の力量が問われているとも感じています。最高学年の在り方次第でチームは良い方向にも悪い方向にも変化すると思うので、気を引き締めしっかりと副将としての役割を務めていきたいと考えています。

対抗戦Aグループ昇格という目標への想いを聞かせてください。

 自分が入部して以来立教はBグループでの戦いとなっており、今年4年生となる自分達の代は最後までAグループを経験することができませんでした。また自分は1年生の頃から試合に出させてもらっており入替戦も3回経験しているので、毎年同じ相手に同じように負ける悔しさも身に染みています。思い返せば1年生の時の入替戦は、なんだかんだ勝つのだろうと思っていました。試合の流れも良く、最終的にあのような負け方をするとは思ってもみなかったです。悔しい気持ちはもちろんありましたが、それ以上に当時の4年生が泣いている姿を見て「こんなに泣くほどの想いでやっていたのか」と改めて自分の覚悟が足りなかったことを痛感し反省しました。考えを変え臨んだ2年目の入替戦は、前半の早い段階で怪我をして退場せざるを得なくなり、何もできずに見ているだけの自分が本当に情けなかったです。3年目の去年はリハビリ期間が長く苦しい時間が多くあり、入替戦も用意していた戦術がうまく機能せず負けてしまい、やりきれない思いでした。もう二度とあの入替戦という舞台で負けたくはありません。Aグループへの憧れ、届かなかった無念、そして昇格への執念はチームの誰よりも強いつもりです。

今年の立教大学ラグビー部をどのようなチームにしていきたいですか。

 主将の津田(津田祥平・4年)が言っていたように、やはり部を根本から変える必要があると感じています。グラウンド内外に関わらず、組織としてのルールをしっかりと定め部員に守らせることが重要です。また、今年から西田ヘッドコーチにフルタイムで指導をして頂けることになったので、これまでよりラグビーに集中できる環境が整うと思います。ラグビーと向き合う時間を増やし、より厳しい環境に皆を導くことで、徹底的に勝ちにこだわるチーム作りをしていきたいです。

これまでの3年間で成長できたと思う点を教えてください。

 高校の時とは違い、のびのびと大胆にプレーできるようになったということが一番の変化です。立教は比較的自由にプレーができるので、決められた動き以外でもチャンスだと思ったら挑戦できますし、全体的に視野がぐっと広がりました。そのため外にパスを回し周りを活かすようなプレーもできるようになり、試合全体を俯瞰して見る術も身に付きました。また、学年が上がるにつれて多少余裕を持てるようになったので、周囲の人間に対してもラグビー面で気を使えるようになりました。あとはやはり、身体的にも成長できたと思います。入学時から比較すると体重は12、3キロ増えました。少しでも空腹を感じたらすぐに何か食べるようにし、意識的に胃を大きくするように心がけサプリメントも活用しました。また実家暮らしなので、母が栄養面を考慮し食事を作ってくれているのも大きいと思います。

大学ラグビー生活最後の1年を、どのように過ごしていきたいですか。

 やるべきことは明確なので、課題に向き合い克服していくという点はこれまでと変わりません。あまり最後ということに囚われすぎず、一日一日着実に成長できるよう過ごしていきたいと思います。副将として幹部に加わったためラグビーのことを考える時間も以前より増えましたし、妥協することなくチームのために全力を尽くしたいと思います。

FBというポジションの魅力を教えてください。

 最大の魅力はアタックに自由に参加できるということです。試合を後ろから観察し、センターの外やスタンドの内など、アタックラインの好きなポイントに加わることができるため自分のプレースタイルに合っていると思います。また一番後ろなので皆の動きや様子がよく見えるのも良い点です。この間の入替戦では特に後半苦しい時間が続きましたが、そんな中でも体を張って躍動する4年生たちの姿がよく見えました。凄まじい気迫で頼もしかったことを覚えています。

同期について教えてください。

 高校時代から一緒の大晃(藤原大晃・4年)はやはり最も信頼できる同期です。練習中も厳しいことを言ってくれるので、自分にとって非常にありがたい存在です。またバックスリーで入替戦も一緒に戦った彰太郎(楢崎彰太郎・4年)はあまり自分から発信をするタイプではありませんが、ラグビーに対する人一倍熱い想いを持っています。仕事人のため、外があいている時は彰太郎に渡せばゲインしてくれるという安心感もあります。FWでは学部も同じ下根(下根光博・4年)と仲が良いです。授業中に二人でこっそりラグビーの動画を見るくらいラグビーが好きなので、話が合うのだと思います。同期は全体的に見てとても仲が良く、面白い人もたくさんいて毎日楽しくラグビーができています。

期待する後輩について教えてください。

 北山(北山翔大・3年)は去年怪我で試合にはあまり出ていませんでしたが、ラグビーの理解度が非常に高いと練習を見ていて感じます。努力家ですし、今年は活躍できる機会もあると思うので頑張ってほしいと思いますね。また、現在ニュージーランドへ留学中の相良(相良隆太・3年)は留学先でもラグビーに打ち込み努力していると聞いているので、また一緒にプレーができる日を楽しみにしています。2年生ではオッチー(落合凌平・2年)と舟橋(舟橋広倫・2年)に期待しています。オッチーには確かな実力があると思うので、引退したセンターの先輩方に代わり新しい戦力としてどんどん試合に出て経験を積んでいってほしいです。舟橋は練習に対してとても真面目という印象です。自分も高校生の頃はなかなか試合で使ってもらえない時期もありましたが、腐ることなく真摯に練習に取り組んだ経験があるので、人一倍練習に真面目な舟橋はいずれ化けると期待しています。

チームの皆に伝えたいことはありますか。

 今までやってきた以上のことをやりきらなければ自分達の目標を達成することはできません。しかし口で言うだけならば簡単ですが、実際に行動に移すためにはやはり相応の覚悟が必要になります。皆に実行させるため副将として厳しいことも言うと思いますが、なにくそとこちらを見返すくらいの強い気持ちを持ち、がむしゃらに努力してほしいと思います。最後に勝って笑うことさえできればその努力は報われるので、昇格という目標を目指して皆で1年間頑張っていきたいと思います。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも立教大学ラグビー部を応援してくださりありがとうございます。今年こそは入替戦に勝ち対抗戦Aグループに返り咲くため、これから1年間努力を惜しまず進んでいきたいと思います。ぜひグラウンドに足をお運びいただき、応援・サポートを宜しくお願い致します。

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