2019年8月21日(水)

山下 太靖(4年・FL/NO.8

「集大成として何か結果を残したい」

これまでの合宿を振り返ってみてどうですか。

 1年生の頃の合宿はフィットネスばかりで、練習に行くのが憂鬱なことが多かったです。ですが4年生になって、残りの時間が少ない分みんなともっとラグビーをしたいという気持ちが強くなりました。なので、今年の合宿は楽しく臨めています。 

 18日の立正戦では私自身の弱みである体力のなさによって苦しい時間もありました。それに加えて、両親も見に来ていたのに良いところを見せられなかったという後悔もあります。最後の菅平合宿なので、ラスト2試合全力で取り組んでいきたいと改めて思っています。

 

最高学年として心がけていることは何ですか。

 私が1年生だった時の先輩は、正直とても怖い存在でした。しかし、私は今の仲のいい雰囲気が好きです。ですから後輩にも積極的に話しかけてみたり、後輩からも声をかけてくれる環境に感謝しています。また、試合だけでなく練習も含めて1プレー1プレー全てを大切にするように心がけています。

 

ラグビーを始めたきっかけは何ですか。

 中学まではずっと野球をやっていましたが、高校に入り新しいことを始めたいと思っていた時に出会った、高校ラグビー部の顧問の先生に「絶対後悔させないから」という力強い言葉をかけられ、この先生のもとでラグビーをしたい、という気持ちからラグビー部への入部を決意しました。恩師との出会いがラグビーとの出会いに繋がっています。

 

刺激を受けている同期や後輩は誰ですか。

 同期では、高校から一緒の達也(下山達也・4年)を無意識のうちに気にしてしまいます。達也は普段のおっとりした性格からは考えられないような熱いプレーをするギャップについ目が行ってしまいます。ですが、達也に負けたくないという気持ちもあり、良い刺激となっています。

 後輩では、ゼミが同じ亀井(亀井駿・3年)とはプライベートでも接点が多く、プレーでも注目して見ています。特に亀井はジャッカルが上手く、後輩ながらプレーを参考にしています。また、勝沼(勝沼遼・2年)は大学からラグビーを始め、体重を78㎏から94㎏にまで増やしたと聞いて、今の広い背中を見ると、努力が伝わってきてかっこいいなと思っています。

 

ご自身の強みは何ですか。

 プレー面で強いてあげるならば、キャリーです。今はNO.8とFLを両方務めていますが、特にラインアウトの時にSHから距離をつけてボールをもらう瞬間が好きです。ディフェンスとして突き進んでいく勇気が面白いと思います。

 私生活では、誰とでも明るく話せることや人を嫌いにならないことが強みだと思っています。人の悪い面より優れている面を多く見つけることができる点は、ラグビーにおいても練習中のコミュニケーションに役立っているかもしれません。

 

ラグビーを通じて得たものはありますか。

 やはり1番は仲間です。毎年菅平に来ると高校時代の友人と再会します。違う大学に行っていても、互いの活躍をたたえあうことのできる仲間がいることは、ラグビーをやっていなければ体験できなかったことかもしれません。

 また、立教大学ラグビー部に入ってからはやりきる力を教えていただきました。福田監督が繰り返し伝えてくださるGRITの精神は確実に身についていて、ラグビー以外の面でも発揮されています。いい先輩に出会えたことも、自分の中では大きな財産となっていて、それを今は自分が後輩に還元できるように努めています。

 

立教大学ラグビー部の良いところや、さらに良くするためにするべきことがあれば教えてください。

 素直な学生が多いところだと思います。菅平合宿の初戦であった立正大学との試合では、ABCチーム全てに共通して、ボールセキュリティが甘く、相手にボールを絡まれ、ボールロストする場面が多かったことが課題として挙げられました。その後のミーティングで課題を共有し、次の日の練習からはその課題を克服するメニューが組まれ、全員が懸命に取り組みました。そして合宿2戦目の福岡大戦では、その課題を全員が意識し、練習で落とし込んだことに愚直に取り組む選手が目立ち、1日でチーム全体として劇的にボールセキュリティに対する意識が変わりました。これは立教大学のラグビー部員が、課題を見つめ取り組むことのできる素直さと適応力がある事がはっきりと分かった瞬間だったと思います。

 それ以外にも、メンタルセミナーで辻先生にご教示いただいた、機嫌よく取り組む「フロー」という考え方を、次の練習から部員全員が意識して取り組んでいたり、立教大学ラグビー部は素直な学生が多く、練習に素直に取り組める環境があると思います。

 また、常にいい雰囲気です。特に、同期の床田(床田聖悟・4年)は何でも笑いに変えてくれます。対照的に、ラグビー面では集中力があり、セットアップなどを1本1本大事に丁寧に取り組む姿勢が見られるところがいいところだと思っています。

 

今期の目標として掲げられている「人間力の向上」について、詳しく教えてください。

 高校の頃の恩師が「生活力」という単語をよく使っていて、これは日常生活を丁寧に生きる力という意味として使っていました。部活だけでなく成績などにも厳しく、テストで悪い点数を取る人は普段の練習でも手を抜いてしまうという考えのもと、勉学と部活の両立を頑張ってきました。ですが大学に入ってから4年間、自由すぎる生活を送り、ラグビー面でも今までたくさんのことを後悔してきました。社会人になったら個人として働かなければならないことに焦りを感じ、高校の頃の精神をまた思い出し、最後に成長して社会人になりたいと思い、今期の目標として「人間力の向上」を掲げました。

 

秋シーズンでの目標を教えてください。

 個人としては、ジュニア選手権大会に出たいです。ラグビー人生としては最後の年ですし、今まで出たことのない公式戦に1度は出たいです。今年こそは使いたい、と思わせるような選手になるために練習後の個人練習を必ず行うようにしています。また、体力のなさが課題なのでフィットネスの時は決められたラインまで全力で走りきるなど、課題の克服に努めています。4年間の集大成として、何か結果を残して終わらせたいです。

 チームとしては、毎年春シーズンの調子は右上がりにも関わらず、最終戦で勝ち切る力が不足している点が課題だと思うので、目標を達成するための気持ちを切らさず、部員全員で12月の最終戦の勝利をつかみたいです。

 

ホームページをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつもご支援してくださりありがとうございます。また、この記事を読んでいただきありがとうございます。HPも新しく変わり、SNSでの発信も多くなりました。より良い部活づくりのためにも、今後もさらに気にかけてくだされば嬉しいです。これからも温かいご声援をよろしくお願いします。

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