2019年8月22日(木)

伊藤 総真(2年・SH)

「発信できるSHになる」

夏合宿も中盤となりましたが、感想を教えてください

 初戦の立正大学戦ではラックサイドのスペースの使い方を意識して試合に臨みましたが、相手の身体の大きさやフィジカルの強さに圧倒されてしまい、体格差を理由にしない春シーズンに行った新戦術の練習の成果を出し切ることができませんでした。福岡大学戦ではこの合宿中に西田さん(西田創ヘッドコーチ)と面談をしたことでSHという自分のポジションの役割が明確になったこともあり、ディフェンスの面で自分なりにアピールすることができたと思っています。残り2試合ではパス出しのテンポを上げ、自分の強みをはっきりさせながら1番魅せたい部分を表現できればいいなと思います。

 

SHというポジションについて詳しく教えてください。

 昨年まではSOをやっていましたが、自分が本当に勝負できるのは高校2年生までやっていたSHだと思い、今年から再びSHに戻ることを決意しました。SHはバックスとフォワードの間を繋ぐ、チームの中心的な役割だと思っているので、練習中だけでなく私生活でも他の選手とのコミュニケーションを大切にするようにしています。SH次第でチームの勝敗が決まる場合もあるのでプレッシャーを感じることも多くありますが、トップリーグでのSHの経験がある西田さんから直々に指導して頂ける環境がとてもありがたいと思っています。

 

学年が上がり、1年生の時と変わったことは何ですか。

 ポジションが変わったこともあり、1年生の時よりも部員とコミュニケーションをとるようにしています。また、同じポジションに後輩ができたこともあり、SH内での競争環境も高まったと思います。後輩からの刺激も強く受け、自分から発信できる選手になりたいという思いを強く抱くようになりました。

 

普段の練習について教えてください。

 フィットネスの300ⅿランや今年から始まった首藤さん(首藤甲子郎コーチ)考案のウエイトメニューはとてもきついですが強くなれると思い毎回臨んでいます。実際に去年よりもチーム全体で体が大きくなっていますし、フィジカルも強くなってきています。そのような基礎的な練習も大切にし、自分を追い込むことが自らの成長に繋がるのではないかなと思います。

 

尊敬する先輩・同期教えてください。

 尊敬する先輩は同じポジションの北山さん(北山翔大・3年)です。北山さんにはSHに求められている安定性があり、自分のSHとしての理想像に1番近い人でもあります。そして、部活中だけではなく私生活でも仲良くさせていただいています。また床田さん(床田聖悟・4年)も尊敬する選手の一人です。床田さんはチームを牽引する力を持っているとともに技術の面においても皆から絶大な信頼を寄せられていて、自分にとっての憧れの存在です。床田さんのように言うべき時にはっきりと言えるような人になりたいです。同期では三村(三村真優・2年)です。三村は練習と私生活のONとOFFがはっきりしていて2年生の中でもラグビーの知識は1番豊富だと思います。試合コントロールにも長けていて、同じハーフバックスいうこともありとても頼りになります。同じポジションの礼紀(桑原礼紀・2年)は練習中にお互いの良い部分も悪い部分も言い合える仲になり自分にとって良いライバルだなと思います。

 

ラグビーを始めたきっかけは何ですか。

 小学校の時にやっていたサッカーの先輩の花村さん(花村海斗・明治大学)に中学校の部活で勧誘されたのがきっかけです。花村さんのことは大学生になった今でも一人のラグビープレイヤーとして尊敬しています。さらに父親も昔ラグビーをプレーしていたということが、サッカーを続けようとしていた自分がラグビーに挑戦する後押しになりました。進学する度に「もうラグビーは絶対にやらない」と思っていましたが、気がつけばラグビー部に入部しているので結局はラグビーが恋しくなるのだと思います。そのような意味もこめて自分の中では“ラグビー=底なし沼”だと考えています。

 

立教ラグビー部の良いところは何だと思いますか。

 ONとOFFの切り替えがしっかりしているチームだと思います。またグラウンドで幹部が皆をまとめてくれるため、集中でき緊張感のある練習環境があります。特に主将である津田さん(津田祥平・4年)はチームのことをとても考えてくれていると思います。良い意味でユーモアがあり皆を楽しませてくれるとともに、チームが強くなるための雰囲気を作ってくれています。自分もいずれは津田さんのようにチーム全体の様子を注意深く見つつ良い雰囲気を作り出せる存在になりたいと思っています。

 

春シーズンの反省を教えてください。

 春に新しく導入した戦術が主にSHとSOがコントロールするような戦術だったため自分の中でも不安が大きく、チームを引っ張っていくことができなかったことが反省点です。SHとして自信を持ってチームの皆に指示を出せるようになることが現在の課題だと思っています。しかし昨年よりも上のチームにメンバー入りすることができ、多くの試合経験を積めたことで自分でも成長を感じ自信にも繋がりました。試合に出られなかった1年生の時よりもラグビーが楽しくなり向上心も強くなったと思います。さらに、チームで行うようになった栄養管理のおかげで1年生の時よりも食事に気を遣うようになりました。秋シーズンも栄養管理を徹底し、自らのスキルアップに繋げていきたいです。また、6月に行われた明治大学との定期戦で勝利できたことは大きな収穫だと思っています。自分は出場していませんでしたが、外から見ていても試合の流れやチームの雰囲気が立教の求めている1番良い形で、具体的に目指すべき立教のラグビーを意識することができました。秋の対抗戦でも継続していけたらいいと思います。

 

秋シーズンの目標を教えてください。

 Aチームのメンバーとして試合に出場することです。そのために、まず体組成の基準をクリアして入替戦で通用する体作りをし、もっと自分の意見を周りに発信できるような選手にならなければ上手い人が多くいるチームについていけないなと思いました。ゲームをコントロールしていく立場として、チームの成長に関われるような選手になるために自らの課題と向き合い、秋シーズンは1試合でも多くの試合に出て自らのスキルアップに繋げていきたいです。

 

ホームページをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも温かいご声援をありがとうございます。皆様のサポートもあり、良い環境でラグビーに取り組むことができています。対抗戦での昇格を目指し、今年のスローガンでもある“REMAKE”した新しい立教ラグビー部の成長を皆様にお見せできるよう選手一同頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします。

Interview​