2019年9月20日(金)

真貝 隆平(4年・CTB)

「後輩たちをAの舞台へ」

主務を務めて半年が経ちますが、心境はいかがですか。

 今年度より主務を務めていますが、昨年も宮川さん(宮川千範・立教大学OB・2018年度主務)が就職活動で不在の時やジュニア選手権大会では自分が統括をしていたので、仕事的な部分ではあまり苦労しませんでした。しかし、今年主務になってからは常にラグビー部のことを考えるようになったと思います。例えば、オフの日でも2ヶ月・3ヶ月先のスケジュールを考えたり、他大学や協会からのメールを確認したり、いつも気が抜けないですね。これは選手として辛い部分でもありますが、主務としてやりがいを感じる部分でもあります。主務という役職は、「ラグビー面」と「マネジメント面」どちらも常に意識しなければいけない存在なので苦労も多いです。また、少しのミスでチーム全体に迷惑をかけてしまうこともあります。しかし、その分成長を感じられる機会も多いです。自分は、下級生の時は先輩の指示を待っているタイプだったのですが、主体的に考え行動する力が身に付きました。

これまでで印象に残っている試合はありますか。

 個人としては、2年前春シーズンの武蔵大学戦です。僕は3本目の出場だったのですが、初めてMOMを頂くことができました。1年生の頃はずっと怪我をしていたので、初めてチームに貢献できたと思いとても嬉しかったです。また、翌週の成蹊大学戦ではB戦にスタートメンバーとして出場できたので、とても印象に残っています。

 チームとしては、2年前の早稲田大学との定期戦がとても印象的ですね。正直にお話しすると、1年生の時は定期戦って負けるのが当たり前だと思っていたんです。相手は関東や関西のAリーグで戦う強豪ばかりで、勝てるはずがないと思っていました。しかし、雨が降っていてグラウンドコンディションも悪い中で、皆が集中力を切らさず勝利することができたことは本当に驚きましたし、嬉しかったです。また、勝ちにこだわることの大切さを実感しました。

尊敬する同期を教えてください。

 和也(岡田和也・4年)です。同じポジションということもあり、入部当初からずっと切磋琢磨してきました。和也は1年生の頃に比べると体の大きさが全然違っていて、あいつが努力してきた証だと思います。元々はBチームやCチームで一緒に試合に出ていたのですが、2年生の秋頃から和也がAチームで試合に出始めて、どんどん差が広がっていると焦ることも多かったです。しかし、あいつが努力し続ける姿を見て何度も刺激を受けましたし、自分も頑張らなきゃと思えました。現在はお互いリハビリ中なのですが、あいつは変わらず、文句も言わず休むこともなく、ひたすら与えられたメニューをこなしています。和也の努力家な一面は、1年生の時からずっと尊敬しています

期待している後輩はいますか。

 自分と同じCTBであるホセ(小関智大・2年)と舟橋(舟橋広倫・2年)です。ホセは数少ない13番の選手の1人で、最近では12番を任される機会も増えてきました。器用なタイプではありませんが、2年生になって視野がかなり広がったと思います。個人的にはかなりポテンシャルの高い選手だと感じているので、もっとコミュニケーションを意識して声の出せるプレーヤーになれば、必ず立教にとって必要な存在になると思います。舟橋は、浪人で1年間のブランクがあったので最初の年はきつかったと思います。しかし、最近では筋力がアップし体も大きくなっていて、努力していることが一目瞭然で分かります。強みをもっと前面に出していけば、インパクトのあるプレーヤーになれると思います。

 また3年生では、将也(小林将也・3年)も期待しています。将也はすごく騒がしいやつなんですが、チームが下を向いている時でも声を出して盛り上げてくれるムードメーカーです。立教は、1つのミスから雰囲気が悪くなってミスが連続してしまうことが多いので、将也みたいにいつでも上を向いて声を出してくれる存在はとても必要だと思います。将也の姿を見て、もっと多くのプレーヤーが声を出してポジティブな雰囲気を作れるようになって欲しいですね。

 最後に、今年度は副務としてマネジメントに携わっている神威(仲川神威・3年)です。副務は、特にこの時期は覚えることがたくさんあり、大変だろうなと思います。来年は主務としてチームの舵を取る存在になるので、苦労するだろうし悩むことも多いと思います。主務という役職は「ラグビー面」と「マネジメント面」のどちらも意識しなければいけないチームで唯一の存在です。だからこそ、主務という「チームの舵取り役」を楽しんで欲しいなと思います。また、菅平合宿中の福岡大学戦ではAチームのメンバーに選ばれており、後輩の成長に僕まで嬉しかったです。ラグビーとマネジメントの両立は決して簡単ではありませんが、神威ならどちらも全力で頑張ってくれると信じています

昇格に対する意気込みを教えてください。

 2015年に降格して以来、立教はずっとAグループに昇格できていません。今の立教には対抗戦Aグループを経験した代がおらず、4年生の「昇格」に対する思いは人一倍強いです。もちろん僕たちも対抗戦Aグループの舞台を経験してみたかったという思いはありますが、何より後輩たちをAの舞台へ連れて行ってあげたいです。御苑組・福澤組・山本組の思いを背負って、1日も気を抜かず入替戦に向けて全力を尽くします。

 後輩たちが、自分たちが立てなかった大きなスタジアムで活躍する姿を楽しみにしています。 

後輩たちに伝えたいことはありますか。

 常に視野を広く持ち、行動して欲しいですね。西田HCからミーティングでお話があったのですが、組織には「それぞれの目」があります。自分に見えているものが、他の人には見えていないかもしれない。逆に言えば、自分に見えていないものが、他の人には見えているかもしれません。だからこそ、ただリアクションするだけではなく、アクションに繋げて欲しいです。気づいているけど行動に移さない人って意外と多いと思うんです。そこで行動に移せる人が増えれば増えるほど、立教のスタンダードは上がっていくと思います。

 また、個人的には学年関係なくもっと積極的にコミュニケーションをとればよかったと後悔しています。特に今年の1年生は、例年以上に学年同士で仲が良く、固まってしまっている印象です。もっと積極的に先輩に話しかけて、色々なことを吸収して欲しいですね

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 平素より立教大学体育会ラグビー部を応援して下さる皆様、誠にありがとうございます。入替戦まで残り2ヶ月ですが、選手として、そして主務としてチームに貢献するため自分に何ができるかを常に考え、悔いの無いよう残された時間を全力で過ごしたいと思います。どうぞ温かいご声援のほど、宜しくお願い致します。

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