2019年11月19日(火)

宮﨑 諒(4年・PR)

「昇格という形で恩返しを」

先日の東京大学戦を振り返っていかがでしたか。

 リンクとアタッキングマインドというチーム内でのフォーカスをいかに完成度高くできるかが課題の一戦でした。いつもとは違ったメンバー構成の中でしたが、その中でもゲームプランを遂行できたことが大きな収穫だったと思っています。個人としては、常にこだわっていたセットプレーで圧倒することができ、今までの練習の成果を実感しました。残り僅かの期間ですが、自分はもちろん、後輩たちの成長のためにもより一層精進していきたいです。

尊敬する同期を教えてください。

 プライベートでも仲が良いタナアキ(田中博之・4年)、中野(中野晴仁・4年)、坂(坂拓哉・4年)ですね。タナアキは常に体を張ったプレースタイルで、誰もが尊敬する存在だと思います。中野は最近怪我が多く、ラグビーをプレーできない期間が続いた中で、腐らずにひたむきにリハビリに取り組む姿を尊敬しています。坂は大学からラグビーを始めて、最終的に自分と同じPRというポジションになりました。そのポジションの苦悩もよく分かりますが、その中でも経験の差を埋めようと必死に食らいつく姿勢はすごいと思います。

 

期待する後輩、また後輩に伝えたいことは何ですか。

 期待する後輩は勝沼(勝沼遼・2年)です。勝沼は初心者としてラグビー部に入部し、熱心に練習に取り組む姿が印象的な選手です。同じPRとして共にスクラムを組むと押し負けることがあるほど、上達は目覚ましいものです。来年、再来年とどう成長していくかとても楽しみですね。あとはPRの1年生4人(熊田聖道、栗木康佑、大和大祐、湯村怜)も期待しています。PRが少ない中の入部で大変なことも多かったと思いますが、大きな体と高い身体能力は対抗戦Aグループという上のフィールドでも活躍できるものだと思います。後輩にはラグビーを全力でやることはもちろんですが、ラグビー以外でも大学生にしかできないことを経験してほしいと思いますね。また、今年度から母校である所沢北高校とのクリニックを行うなど積極的に高校生とも交流しています。立教では、タナアキや中野など、強豪校出身ではなくても活躍する選手がたくさんいます。セレクションなどもなく、一般受験で入学した選手もこんな整った環境でラグビーをすることが出来るというのは立教の良さであると思います。ぜひ、そういった後輩があとに続いてくれればいいなと思っています。

 

今年度のチームについて教えてください。

 今年度のスローガンである「REMAKE」に基づいて大きく変わった年だと思います。特に西田さん(西田創ヘッドコーチ)にフルタイムで指導していただくようになってから、大きく雰囲気は変わったと思います。例年、今の時期になってくると、腐り始める4年生が出てきますが、今年は全員がきちんとラグビーに向き合っており、まさにワンチームだと思います。それは一人一人に目が向けられる津田(津田祥平・4年)が作り上げたこのチームの雰囲気のおかげだと思っています。練習ではリーダーだけではなく、色々な人が発言します。それぞれがそれぞれのリーダーシップを発揮し、たくさんのリーダーがいるからこそまとまっていると感じ、例年と違うところだと思います。

 

4年間を振り返って一番印象的だったこと、成長できたと感じることは何ですか。

 4年間で一番印象的な試合は1年生の成蹊大学との春季大会です。入部してまだ1ヶ月足らずで、新チームとしても初めての公式戦でした。アップの仕方も大学ラグビーも何もかも分からない状態で試合に出場しました。後半からの出場でしたが、成蹊大学という特別な対戦相手に勝つことが出来たのは良い経験でモチベーションが上がった一戦でした。今年だとやはり明治大学との定期戦が印象的です。強豪校相手にずっとこだわっていたスクラムで優位に立てたということはかなり嬉しく、今まで努力してきた成果を実感することが出来ました。スクラムに関しては成長できたと思う反面、まだまだ課題も多くあります。満足することなく、残りの期間でもっと伸ばしていきたい部分です。また、4年間やり続けられたことは大きな成長だと思っています。周りから見たらたいしたことではないかもしれませんが、粘り強さはこの大学ラグビーを4年間続けることで培うことが出来た点です。

 

ラグビーというものは自分にとってどのような存在でしたか。

 小学校、中学校とあまり運動が得意ではなかった自分に役割を与えてくれ、体のデカさを武器にしてくれたものでした。必要としてくれている場所、活かせる場所をくれたラグビーというスポーツに感謝しています。ラグビーをやっていなかったら出会えなかった仲間、見えなかった景色がたくさんあると思います。そんな挑戦や経験をくれたラグビーに巡り会えて本当に良かったと思っています。

 

入替戦に向けて意気込みを教えてください。

 誰しもが大きなスタジアムで濃紺のジャージを着て校歌を歌うということを夢見て、このラグビー部に入部したと思います。しかし、僕達4年生はそれを一度も経験することはありませんでした。だからこそ昇格への思いは特別だと思います。自分達が経験できなかった景色を後輩たちには見せてあげたい、叶えさせてあげたいと強く思います。本気でラグビーができるのは残り1カ月もありません。ラグビー人生の締めくくりはやはり勝って終わりたいと思いますし、後輩たちに昇格という形で残してあげたいと思っています。また、これまでたくさん心配をかけた親や、応援してくれたラグビー部外の友達、支えてくれたたくさんの人達に昇格という形で恩返しをしたいです。誰が入替戦に出場するかは分かりませんが、チームが勝利出来ればそれでいいと思っています。少しでもチームのためになれるよう残り僅かの時間を捧げたいと思います。

 

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも温かいご声援ありがとうございます。今年は入替戦に向け新たなプロジェクトも行なっているなど、入替戦に懸ける思いは例年以上だと感じております。ぜひ当日は会場に足をお運びください。立教の昇格に向けて、最後まで応援のほど宜しくお願いいたします。

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