top of page

Result

<関東大学春季大会>

2022.05.08 Sun. 12:00K.O.

 立教大学 

17

10 - 12 

7 - 29

41

 立正大学 

220508vs立正.jpg

スタジアム情報

立教大学富士見総合グラウンド

埼玉県富士見市下南畑1343-1

​試合レポート

5月8日(日)

<関東大学春季大会>立正大学戦 

 

 関東大学春季大会第2戦は、昨年度1部リーグへの昇格を成し遂げた立正大学との戦いである。先週の惜敗を経て課題が明確になった立教は、気持ちを切り替えチーム一丸となって試合に臨む。

 

 立教のキックオフで始まった前半。開始早々、敵陣22mでマイボールラインアウトのチャンスを得た立教はモールを形成。WTB安藤海志(4年・京都成章)→FB天羽秀太(3年・桐蔭学園)→WTB太田匠海(3年・京都成章)とBK陣のテンポ良いパスでフェーズを重ね、立正のペナルティを誘発する。勝ちにこだわる立教は、先制点を取るべくショットを選択。WTB安藤が難なく決めスコアを3-0とする。このまま流れに乗りたい立教だが、立正の屈強なフィジカルに圧倒され自陣での苦しい時間が続く。18分、自陣インゴール付近でペナルティを取られた立教は、すかさずボールを持ち出した立正にトライを許してしまう。自陣脱出を試みるも、度重なるペナルティにより敵陣に攻め込むことができない。続く30分、こぼれ球に瞬時に反応した立正に独走を許し、トライを奪われる。しかし、NO.8紀伊雄介(4年・桐蔭学園)が自陣インゴール前での立正ボールラインアウトのスチールに成功し間一髪でピンチを回避する場面や、WTB太田匠海の体格差をものともしない低く突き刺さるタックルなどの好プレーも見られた。前半終了間際には、敵陣22mマイボールラインアウトでオーバーしたボールに素早く反応したSO福壽佳生(3年・立教新座)がディフェンスラインを突破し、SH伊藤光希(2年・桐蔭学園)にパスを繋ぎトライ。WTB安藤のコンバージョンも決まり、10-12と点差を縮め前半を折り返した。

 

 ハーフタイムには焦らずに敵陣で勝負を仕掛けようと意気込んだ立教。後半開始早々、立正の猛攻により立教ディフェンスが翻弄され、立て続けに2トライを奪われる。10-22と点差が大きく開いてしまった立教は、果敢なアタックを見せるも度重なるペナルティによりチャンスをものにできない。続く15分、立正ボールラインアウトからの攻撃にゴール前での必死の守りも虚しく、再びトライを献上する。立教の敗色が濃くなる中、18分にFB天羽の50:22キックで敵陣22mマイボールラインアウトのビックチャンスを得る。ラインアウトを起点にLO太田昌利(3年・立教新座)が素早くボールを持ち出し、インゴールに飛び込みトライ。強風の中でもWTB安藤は完璧なコンバージョンを決め、スコアを17-31とする。このまま追加点を狙う立教だったが、35分には連続ペナルティによりペナルティーゴールを許してしまう。その後もBK陣を中心に反撃に転じるも、ノックオンなどのミスでターンオーバーを許し、得点に繋げることができない。終盤には、ゴール手前での攻防を繰り広げるも右大外に大きく展開され失トライ。最終スコア17-41でノーサイドの笛が鳴った。

 

 前戦の成蹊大学戦に続き、悔しい結果となった。しかし、勝利よりも敗北から学ぶことは多い。今後自分たちの弱い部分を普段の練習から意識し改善することが、立教ラグビーのステップアップに繋がるだろう。次戦の中央大学戦に向け、今一度気を引き締め万全の準備を行いたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

bottom of page