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Result

<関東大学対抗戦>

2022.11.19 Sat. 11:30K.O. 

 立教大学 

​17

3 - 17

14 - 26

​43

 筑波大学 

221119 vs筑波

スタジアム情報

​江戸川区陸上競技場

〒134-0087 東京都江戸川区清新町2丁目1−1

​試合レポート

11月19日(土)

<関東大学対抗戦>筑波大学戦

 前節の日本体育大学戦で勝利を挙げてから2週間。挑むは、昨年惜敗した筑波大学である。今年度の目標である「大学選手権出場」をかけた一戦が幕を開けた。

 

 前半は立教のキックオフで始まった。前半8分、自陣22m立教ボールラインアウトからボールを受けたSH北川時来(3年・國學院久我山)がそのまま持ち込み、敵陣までゲインする。しかし、筑波の鋭いタックルを受け得点に繋げることができない。その後もWTB佐藤侃太朗(1年・國學院久我山)とCTB福壽佳生(3年・立教新座)のダブルタックルなどの好プレーが見られるも一進一退の時間が続いた。13分、立教のコラプシングによって自陣ゴール前で筑波にラインアウトの好機を与えてしまう。なんとか守り切りたいところだったが、強固なモールで押し込まれてしまい先制点を奪われる。その後17分、LO守源(4年・立教新座)からオフロードパスを受けたPR八代デビット太郎(2年・京都成章)が力強い走りで敵陣に切り込み、大きくゲイン。SH北川の素早く正確なパスにより、一歩ずつ前進するも筑波の屈強なディフェンスをなかなか崩すことができない。21分、ゴール前まで攻め込まれるも、FL二木翔太郎(3年・立教新座)がノットリリースザボールを誘い、ピンチを救うと、立教の攻撃が勢いづく。筑波の巧みなキックチェイスに翻弄されるも、WTB太田匠海(3年・京都成章)のラインブレイクもあり着実に前進していく。しかし再び自陣ゴール手前でモールを形成され、トライを奪われてしまう。32分、筑波のペナルティで立教はペナルティゴールを選択する。SO安藤海志(4年・京都成章)が華麗に決め、スコアを3-10とする。これ以上の得点を許したくないところだったが、さらに追加点を許し、3-17で前半を終える。

 

 一矢報いたい立教は後半6分、CTB中優人(2年・桐蔭学園)のロングキックに対する筑波のキャッチミスにSH北川が素早く反応し、ペナルティを誘発すると敵陣ゴール前立教ボールスクラムの権利を獲得する。NO.8紀伊雄介(4年・桐蔭学園)が力強いキャリーでインゴールに飛び込みトライ。SO安藤のキックも決まり、10-24と得点差を詰める。この流れに乗りたい立教は、18分、筑波のノックオンにより立教ボールセンタースクラムのチャンスを得る。SH北川→CTB中→NO.8紀伊→CTB福壽とパスを繋ぎ敵陣へ一気に入り込む。さらに、SO安藤の快走で敵陣22mまで大きくゲイン。丁寧にパスを繋ぎじわじわとゴール手前まで攻め込む。しかし、度重なるペナルティで2トライを献上し10-31と得点を離される。このままでは終われない立教は25分、SH伊藤光希(2年・桐蔭学園)がスピード感あるパス回しでテンポを作ると、CTB中がディフェンスラインの隙をついてトライ。SO安藤のキックも決まり17-36とする。後半終了間際、粘り強いディフェンスを見せるも筑波の猛攻を止めることができず追加点を許す。目標を果たすために負けられない立教フィフティーンは最後まで走り続けたものの、無情にも17-43で試合終了のホイッスルが鳴った。

 

 今年度掲げた「大学選手権出場」という目標は途絶えてしまった。しかし、立教には青山学院との最終戦が残されている。この敗戦をチーム全員で乗り越え、史上最強の立教になるために勝利を掴み取りたい。

​文章:立教大学体育会ラグビー部

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