2020年8月16日(日)

守 源(2年・LO)

「みなさんのおかげです。」

コロナウイルスでの部活動自粛期間の過ごし方について教えて下さい。

 ほぼ毎日菱川さん(菱川浩太・4年)の家に通いトレーニングをしていました。菱川さんの家にウエイト器具を購入し、お互い工夫してトレーニングに取り組みました。練習が再開したときに周りから「本当に変わったな。」と言われるくらい目に見える変化を出すことを目標にしていました。菱川さんとは1月頃から一緒にトレーニングをしていますが、真面目でストイックな菱川さんはこの約半年の間で驚くほど成長していきました。まさに集中力の塊です。更に、菱川さんにはプライベートでもとてもお世話になっています。後輩に対して自分から積極的にコミュニケーションをとる姿も尊敬しています。

 また地元の友達とも毎日のように一緒にトレーニングをしていました。毎日一緒に10㎞走るなど、お互いそれぞれの目標に向かって切磋琢磨することが出来ました。彼らは自分のラグビーもいつも応援してくれていて、自分にとってとても大切な存在です。そういう面ではコロナウイルスで活動自粛だった期間も充実した時間を過ごすことが出来ました。

自分の強みは何ですか。

 自分の中でまだ自信を持って強みと言えるものはありませんが、強いて言うならばフィットネスだと思います。しかし、周囲に比べて体重が少ない自分にとっては当然のことだと感じているので、自分の強みであると胸を張って言えるようになるまで、より質を高めていきたいです。またポジティブに考えられることも強みのひとつだと思います。基本的にメンタルが沈むと何事も上手くいかないように考えてしまうので、適度にきっと上手くいくと捉えるようにしています。それに対して弱みを挙げるとキリがありませんが、まだ人間として自立しきれていないことがひとつです。チーム内に一人暮らしの選手もいる中、自分は私生活の面で親にサポートをしてもらっています。これからはそのような環境にいられることに感謝し、頼りすぎないように自分でもできる限り自立し、行動していけるようになりたいです。

尊敬する選手について教えて下さい。

 尊敬する先輩は相良さん(相良隆太・4年)です。他の部員も言うように、とにかくストイックです。グラウンドでの姿だけでなく、グラウンド外での取り組みも周りからリスペクトされている要因だと思います。向陽さん(相田向陽・3年)も尊敬する先輩の一人です。高校からの先輩である向陽さんは自分がウエイトを始めるきっかけとなった人でもあります。高校の時、チームのキャプテンとして自分に多くの知識を教えて下さいました。大学に入った今も学生コーチを務めながら勉強にも熱心で、栄養指導も丁寧に行って下さり本当に尊敬しています。また同じLOの中ではカズ(手塚一乃進・1年)です。大学からラグビーを始めたカズは持ち前の体格の良さに加え、知識や技術の飲み込みがとても早いです。練習中には自主的にビデオを撮影しており、とても謙虚な人柄が彼の強みだと思います。同じLOとして、とても脅威的な後輩です。

同期について教えて下さい。

 心の底から大好きです。「こいつがリーダー」という存在はいませんが、とにかく仲が良くひとつにまとまっていると思います。しかし、部活中に自分も含め積極的に発信していける人が少ないことは課題だと感じています。これから学年が上がるにつれ、皆が対等な関係の中で指摘し合えるような学年にしていきたいです。中でも特に刺激を受ける同期は海志(安藤海志・2年)と湯村(湯村怜・2年)です。海志はラグビーの高い技術や多くの才能を持ちながら、何よりも仲間や家族に対してとても熱い想いを持っています。あれだけ周りを大切にすることが出来る人間に初めて出会いました。湯村は高校の時と比べて、練習に取り組む姿勢がすごく変わりました。今も一緒に切磋琢磨していますが、人に考えを伝えることが苦手な面で自分と似ています。お互いにその分プレーで示し、後輩が自分たちの背中を見てついていきたいと思うような存在になりたいです。

昨年度の試合はどうでしたか。

 昨年度は多くの試合に出場させていただきましたが、とにかく緊張していました。自分に自信がなかったため、正直なところ試合に出たくないとすら思う時期もありました。そのためミスを恐れたプレーになってしまい、力を最大限に出し切ることが出来ませんでした。またジュニア選手権大会の東洋大学戦では自分のことでいっぱいになってしまったせいでノックオンをしてしまい、そのまま相手にトライを奪われ相良さんから叱責を受けたという苦い記憶があります。楽しかった試合としては、春季オープン戦の中央大学戦です。この試合では大学生となって初めてのトライをとることが出来、光栄なことにMOMも頂くことが出来ました。楽しくプレーをしながら勝利を掴むことができたこの試合は、とても貴重な経験となりました。

立教ラグビー部について教えて下さい。

 皆が口を揃えて言いますが、全体として仲が良くコミュニケーションが活発な集団だと思います。そのため逆に誰か一人がマイナスな発言をすると、周りの皆もマイナス思考に陥ってしまうというような流されやすい部分もあります。その面では一言でもプラスの発言があれば、よりチームの一体感が高まるのではないかと感じています。またコーチ陣には感謝してもしきれません。グラウンド外でも夜な夜な話し合って下さったり、資料を作成して下さることは当たり前のことではありません。作って下さった資料には一枚一枚意味があり、それを理解することが選手の責任だと思います。

今後、立教ラグビー部の中でどんな存在でありたいですか。

 ラグビーの知識や技術面において、自分はまだチーム内での高いレベルに到達出来ていません。しかしフィットネスやウエイトの部分で一番になれるという自負があるので、その点でチームの皆から「あいつには勝てない。」と思われるような驚異的な存在になりたいです。また「四人目のバックロー」という気持ちでグラウンドを縦横無尽に走り続け、どこででもボールをもらえる位置にいるプレーヤーになりたいです。更に、チーム内での発信を積極的に行いたいと考えています。その点でお手本にしているのは恭也さん(金子恭也・3年)です。LOにもFWにも欠かせない存在である鉄人のような恭也さんは自分の目標でもあります。ウエイトやフィットネスを始め、何事にも妥協せず皆を圧倒出来るような存在になりたいと思います。

対抗戦Aグループで戦う上で何が必要だと思いますか。また秋シーズンの意気込みを教えて下さい。

 昨年の入替戦、スタンドで観戦していた方なら感じていたと思いますが、あの試合の勝利はとても震えました。今年の試合でももちろん勝つことが一番大切ですが、観ている人の心を震わせ、感動を届けられるような試合が出来ればいいなと思っています。強豪校と試合が行えることは、新たな挑戦が出来るという点で楽しみです。しかし、今までよりも体格の大きな選手と戦う上で現状では個の力で負けてしまいます。個人的には増量し、接点でよりインパクトのあるプレーヤーになりたいと考えています。具体的には体重99㎏体脂肪15%の状態を達成することです。最終目標は4年生の時には100㎏7%まで鍛えぬくことです。そして、試合に出場したらスタートメンバーであろうとリザーブであろうと、出場時間がたった数分であろうと観ている人の印象に残るプレーがしたいです。またチームとしては15人全員が80分間意思統一をしてやりきることが必要だと思います。誰ひとりとして妥協せず試合に臨みたいです。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも立教ラグビー部を応援して下さりありがとうございます。皆さんの温かいご声援を始め、支えてくれる家族、友人、そして共に汗を流し切磋琢磨しあえる仲間のおかげで今の守源があります。今、自分は胸の筋肉の強化に力を入れています。これからの自分の体の変化に気付いていただけたら面白いかもしれません。是非注目して下さい。

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