Interview​

2022年10月17日(月)

湯村 怜(4年・PR)

「雲外蒼天

秋シーズンが始まって1ヶ月経ちます。今の立教ラグビー部はどんなチームですか。

 今はAチーム・Bチーム共に試合が始まり、「大学選手権出場」という目標に向けて、全員の意識が同じ方向を向き始めたと感じています。Bチームから見ていてもAチームは日に日にミスも少なく、質高くプレー出来ているように感じます。一方でBチームはまだミスも多く、全勝を目指していたジュニア選手権で2戦を落とすなど、日頃の練習からミスに対して注意出来ていない部分が響いているように認識しています。これからは「大学選手権出場」や今後の試合での全勝に向けて、練習でも互いに声を掛け合い、さらに質の高い時間を過ごしていきたいと思っています。

 

ご自身の強みと弱みを教えてください。

 強みはキャリーと走力です。PRの中では体力もあり速く走れる方かと思っています。弱みはスクラムです。Aチームやジュニアのスタートメンバーとしてプレーしていくためには、もっと強いスクラムを組む必要があると思っています。今は篠原(篠原優太・3年)や進藤(進藤大・1年)とスクラムを組むことが多いので、3人で練習前後の時間を使ってスクラムの練習を行っています。常に試合への意識を念頭に置き、まずは目の前のAチームを倒す、という意識を持って日々の練習に励んでいます。

 

4年間の中で1番思い出深い試合は何ですか。

 1番思い出に残っているのは、リザーブとしてメンバー入りしていた昨年の日本体育大学とのジュニア選手権です。1番の理由としては、自身初となる公式戦でのトライを決めたことです。その自分のトライが試合の逆転に繋がり、結果としてそのリードを守ったままジュニア選手権最終戦を勝利で収めることが出来ました。

 その試合の前の日本体育大学との対抗戦では、バックアップとしてグラウンドに入りました。ジュニア選手権の試合で活躍出来れば次のスタートメンバーに、そして対抗戦のメンバーに入るチャンスがあるかも、と燃えていました。結果として次戦の対抗戦のリザーブメンバーに入ることが出来たので、非常に思い出深い試合です。

私生活においてラグビーの為に意識して取り組んでいることはありますか。

 PRはスクラムにおいてもキャリーにおいても体重が重い方が有利なので、常に体重が落ちないよう、バランスの良い食事を意識しています。特に、好きなものを沢山食べるのではなく、栄養のバランスや質なども意識して食事を摂るようにしています。その中で食事を作ってくれる両親に対しても自分から栄養面でアプローチをし、サポートしてもらっています。その結果、入部当初から体重は1番重い時で10kgの増量に成功しました。今はベストの体重を維持できるよう、食事の量の調整を常に気に掛けています。引退したら、同期のみんなとこってりしたものを沢山食べたいです。

 

最高学年として意識していることは何ですか。

 1〜3年生の時は上級生がいたこともあり、誰かがやってくれるだろう、という受け身の姿勢でいることが多かったです。4年生になってからは先輩もおらず自分がやらなくては、という意識を持つようになりました。周りを見るようになり、後輩とコミュニケーションを取る機会も増えました。後輩たち一人一人がどんなことを思っているのかなど、小さなことにも耳を傾け、その中で自分が出来ることは何だろう、と考えることが多くなりました。同期に出来ないことをやることが理想ですが、同期のみんなは基本的に何でも出来るので、同期間の穴埋めは同期で出来ます。だったら後輩に目を向けよう、と思うようになりました。

 また、中学高校と副将を務めた経験から、自分には紀伊(紀伊雄介・4年)や海志(安藤海志・4年)たちのように前に出て自分から発信していくリーダーシップが無いことを実感しました。周りの人のサポートをしていく形のリーダーシップの取り方が自分には1番合っていると思っているので、周りの人の意見に耳を傾け、支えていくことが自身の最高学年としての背中の見せ方だと思っています。

 

4年間を振り返って、感謝している人はいますか。

 両親と同期にはやはり感謝しています。食事などラグビーをやる上で必要な全ての面でサポートしてもらっていて、リラックスして日々の生活を過ごすことが出来ているのは両親のおかげだと思っています。

 また、同期のおかげで4年間部活を辞めたいと思うこともなく楽しく過ごすことが出来たと思っています。この代だったからこそ居心地が良く、みんなに会うために毎日グラウンドに足を運ぶことが出来ました。仲間の温かさや仲の良さだけでなく、みんなと一緒の時間を過ごしたい、と思えるようなメンバーに出会えたことにとても感謝しています。同期の中でも特に刺激を受けているのは、副将を務めているクマ(熊田聖道・4年)です。番号は違えど同じポジションで、1年生の時からAチームのメンバーに入りたいと人一倍努力している選手です。自分もBチームのメンバーとしてクマと一緒にプレーする中で、お互いに切磋琢磨し合い、クマと一緒にAチームに上がって試合に出たい、という想いを常に持っています。

期待している後輩を教えてください。

 全員、と言いたいところですが…名前を挙げるとするならば、篠原と川畑(川畑俊介・2年)です。篠原は、彼が努力していることをみんなが知っています。しかし、なかなかAチームのメンバーに入ることが出来ていません。自分自身が4年生になってからBチームでプレーしていく中で、篠原と一緒にスクラムを組む機会も多くあります。その時に、彼からは「上のチームに上がりたい」という熱意を強く感じます。彼は努力もして実力もあるからこそ、Aチームでプレーして欲しいと思いますし、4年間Bチームでプレーし続けることは彼にとっても悔しさが残ってしまうと思います。そこを乗り越えるという意味でも、レベルの高いライバルの同期、後輩にも負けず、試合に出ている姿が見たい選手です。

 川畑はレフリーと選手を両立させているという面で尊敬しています。両立は大変だと思いますが、その中でもSHとしての実力もあり、試合では1番熱くなっている選手だと感じています。周りをよく見ていて、上級生にも臆せず発言出来るところや一緒にプレーしている仲間を信頼しているところ、リーダーシップもあるという点で、Aチームにいて欲しい存在だと思います。篠原も川畑も同じポジションのライバルのレベルが高く、強い選手ばかりですが、2人には彼らを超えられるポテンシャルがあると思っているので、特に期待しています。

 

大学生活最後となるシーズンにかける想いを教えてください。

 2年生、3年生とAチームでプレーする機会を多く頂いていたからこそ、ずっとBチームでプレーし続けることやAチームに関与出来ていない現状に、正直非常に悔しさを感じています。Aチームにいる同期や後輩からも早く戻って来い、や一緒にプレーしたいという声を貰うこともあり、Bチームにずっといる自分に対して、何をしているんだろう…という気持ちを感じることが多くあります。最終戦まで残り2ヶ月を切り、Bチームの試合も残りわずかになってくる中で、いかにそのチャンスをモノに出来るかが重要になってくると感じています。絶対に大和(大和大祐・4年)や佐久間(佐久間翔梧・1年)を超える、という強い覚悟を持って、与えられた短い時間を無駄にしないよう、全力で取り組み、最後Aチームでプレーして、笑って引退を迎えることが出来るよう、頑張っていきたいと思います。

HPをご覧の皆様に一言お願いします

 平素より立教大学ラグビー部への多大なるご支援とご声援を頂き誠にありがとうございます。弊部は現在、「大学選手権出場」やジュニア選手権での勝利に向けて、部員全員が日々切磋琢磨し合い、着実に成長し続けています。今シーズンの終わりまで残された時間もわずかになってきましたが、最後まで応援していただけますと幸いです。今後とも熱いご声援をよろしくお願いいたします。

思います。