2020年10月22日(木)

紀伊 雄介(2年・LO/FL)

「対抗戦Aグループで印象の残るプレーをするために」

関東大学対抗戦3戦が終わりました。振り返ってみてどうでしたか。

 まず自分自身が早慶明の3チームとの試合に出場することができて非常に光栄です。同世代の有名選手を相手に試合をできたことが自分にとって大きな経験になったと思います。特に慶應義塾大学戦では、高校の同期と試合をすることができて、本当に楽しかったです。

 その中でチームとしてコンタクト、スキル、フィットネス、マインドセットなどの基礎的な部分で相手との大きな差を感じました。前半である程度戦えても、後半でプレーの正確性と体力の差が如実に出てしまう感覚がありました。やはり日本一を目指す集団は、春から基礎を徹底的に鍛えたのだろうと思います。

 立教はこの3連戦で出た課題をクリアして、後半戦ではベーシックなプレーを忠実に行っていくことで勝利できればよいと思います。

練習や試合の時に心掛けていることは何ですか。

 普段の練習ではミスに厳しくすることを心がけています。試合になれば1つのミスで7点取られてしまうので、少しのミスも馬鹿にはできないというマインドセットを持っています。また、試合に100%のコンディションで臨めるよう日々食事・睡眠に気を配り、練習後はストレッチを欠かさず行うことで怪我予防に努めることを意識しています。

 試合では個人の最高目標と最低目標を立てて、その目標を意識しながら試合をしています。これは高校時代からの習慣で、自分の仕事を頭の中で整理することを目的としています。試合中でも自分を冷静に保てるし、試合後に自分にフィードバックすることにも役立ちます。

ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

5歳の頃、父親の影響でラグビースクールに所属しラグビーを始めました。幼かったため始めた当初のことは覚えていませんが、気づいたらラグビーをしていて、気づいたら続けていたという感じです。今まで水泳、柔道、バスケなど様々なスポーツを経験してきましたが、中学3年生の頃シンガポールから日本に帰国した後、桐蔭学園中学校に入学したことをきっかけに本格的にラグビーをするようになりました。

自分にとってラグビーとは何ですか。

 「仕事」です。ラグビーは会社のように、一人一人の選手(従業員)がどれだけ頑張るかで試合結果(業績)が良くもなり悪くもなると思います。一人でもチームの規律を破り、目標と異なる方向へ行ってしまうとチームとして結果を残すことはできません。それぞれ自分の任務を果たす事が大切であるということで、自分にとってラグビーは「仕事」のようなものであると考えています。

自分の強みは何ですか。

 自分の強みは空中戦だと思っています。特別身長が高いわけではないのですが、高校時代からハイボールキャッチの練習を続けてきたので自信があります。ラインアウトも得意なので、自分がチームをリードしていけるように頑張ります。

 また、高2までBKだったのでハンドリングも強みだと思います。試合でロングパスやオフロードパスなどを使っていきたいです。

尊敬する先輩について教えてください。

 相良さん(相良隆太・4年)です。副将としてチームの前に立ち、誰よりもストイックにトレーニングを行い、誰よりもフィールドで働く姿をとても尊敬しています。アタックでは、ボールタッチ数が多く、味方が抜け出した時のサポートが本当に速いです。ディフェンスではハードタックラーであり、危機管理能力が高いため、ピンチを予測して先に戻ってカバーしている印象があります。チームになくてはならない模範的な存在です。

 相良さんは高校の先輩でもあるのですが、当時は一度も話したことがなく、後輩とは一切関わらない先輩だと思っていました。しかし、大学では積極的に後輩とコミュニケーションを取っている印象があって、副将としてチームの雰囲気を考えて行動していることが凄いと思います。

同期について教えてください。

 2年生は本当に仲が良いと思います。練習後やオフでご飯に行くことが多く、昨年は学年会をすることもありました。しかし、仲が良いことで、ミスを指摘し合うことができないというのが現状です。これから上級生になるとチームを引っ張っていく立場になるため、今のうちからグラウンド内外で切り替えることを意識し、互いに厳しく言い合えるようにならなければならないと思います。4年生になってからでは手遅れなので下級生のうちから、全員がリーダーシップを取れるような学年になっていければよいと思います。

 同期で最も刺激受けるのは源(守源・2年)です。源とは1年生から同じチームにいることが多く、試合も同じポジションで出ることも多々ありました。源は身体能力が非常に高く、スピード、パワーが彼の持ち味です。練習中もペアになってタックルしたり、ラインアウトについて指摘し合ったり、お互い高め合うことができていると思います。海志(安藤海志・2年)はリーダーシップに長けており、学年をまとめてくれています。高校時代キャプテンとして全国大会で活躍していた海志は立教にとって本当に大きな存在です。プレー面では、アタックのスキルがずば抜けており、メンタル面でもチームを引っ張っていける力があります。

今後の目標について教えてください。

 対抗戦Aグループで印象に残るプレーをすることです。自分はプレースタイルもあって、そんなに目立つタイプではないのですが、試合の流れを変えられるようなタックルやボールキャリーをできたらよいと思います。今年は試合数が限られていますが、一戦一戦を大事に良い準備をして臨みます。

 また、ラグビーに力を入れることはもちろん、勉学との両立も心掛けたいです。春シーズンはコロナウイルスで部活動が自粛となり勉強にフォーカスできる時間が増えました。現在はオンライン授業のおかげで、以前より時間を有効活用でき、勉強へのモチベーションを維持しています。今以上に英語の勉強に取り組み、TOEICで高得点を取ることが現在の目標です。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつもご声援いただきありがとうございます。今年から対抗戦Aグループで戦えることに感謝し、日々ご支援いただいている方々に結果で恩返しできるように励んでいきます。これからも応援宜しくお願いいたします。

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