2020年11月5日(木)

勝沼 遼(3年・PR)

「Beginner’s Mind~ラグビーがくれたもの~」

大学からラグビーを始めたきっかけと大変だったことについて教えてください。

 高校では野球部に所属していたので、大学でも初めは野球を続けようと考えていました。しかし野球部のセレクションに落ちてしまい今後の大学生活に悩んでいたところ、高校時代にラグビー部だった父の勧めによって今まで興味を持ったことすらなかったラグビー部を視野に入れるようになりました。また、野球からラグビーに転向した友人からの勧めもあり、ラグビー部に入るよう背中を押され入部を決意しました。入部当初はラグビーのルールも知らないままだったのでミスをしても何がミスなのかわからなかったり、部員との関わり方も手探りで同期とも馴染むことができませんでした。大学からラグビーを始めたということもあり、同期からは好奇な目で見られていたと思います(笑)。また体づくりも大変だったことの一つです。入部当初は76キロでしたが、ウエイトや食事管理を徹底することで今では100キロに増量することができました。

今年のコロナウイルスの自粛期間を振り返ってみていかがですか。

 自粛期間はパーソナルジムに通ったり、オンライントレーニングなどで体の維持に努めました。また、ラグビーの動きを忘れないように昨年のワールドカップの試合を見返したり、ラグビーを始めるきっかけにもなった友人とパス練習をするなどして過ごしていました。今までパスの練習は後回しになってしまっていたので、この期間にしっかりと上達させることができ、自分にとっては意味のある自粛期間にすることができたと思います。

尊敬している先輩や期待している後輩について教えてください。

 尊敬している先輩は同じポジションである瑛也さん(古川瑛也・4年)です。自分がリザーブとして試合に出るようになってから、瑛也さんはほぼ毎回試合に出場しています。また、対抗戦Aグループの戦いでは瑛也さんの対面が代表候補の選手であることが多く、それでもスクラムで押し負けることなく怪我をせず走り続けている姿は“かっこいい”としか言いようがありません。また、荘加さん(荘加竜・令和元年卒・FWコーチ)も尊敬している先輩の一人です。2年生の始めに膝を手術した際に、荘加さんからFLからPRに転向しないかと勧められました。当時は最長で15分ほどしか試合に出られていなかったため、今こうしてPRとして試合に出ることができるのは荘加さんからの提案があったからだと感謝しています。期待している後輩は手塚(手塚一乃進・1年)と嵐(加藤嵐・2年)です。手塚は自分と同じく大学からラグビーを始めたにもかかわらず、積極性に長けていて物怖じせずにプレーする姿が印象的です。吸収が早いのでトップリーグを目指せるような選手に成長するのではないかと思うので、周りからの期待に負けないよう練習に励んでほしいです。嵐は最近BKからFWへの挑戦を決めて今は苦労することも多いと思いますが、自分も2年からポジションを転向したことでメンバーに選ばれるまで成長することができたので、嵐にもポジションを転向してよかったなと思えるようになってほしいです。そしていつか自分を含めた3人で公式戦に出たいと思います。

同期について教えてください。

 オフの日にわざわざ一緒に遊ぶことはあまりありませんが、同期と練習前後にラグビーと関係ない話やくだらない話をすることが自分にとって幸せな時間です(笑)。入部してしばらくの間同期とあまり馴染めていなかった頃からは想像もできないくらい、今は同期とコミュニケーションを取ることが楽しいです。特にホセ(小関智大・3年)とは帰り道が同じなので、くだらない話をしながら帰る時間が自分にとって良いリフレッシュになっています。

自分の強みと弱みにいて教えてください。

 強いて言うなら物事をポジティブに考えられることです。ラグビーを始めてからあまりにも失敗することが多かったので、反対に失敗しても次のプレーに向けて気持ちを切り替えられるようになりました。良い意味での開き直りと切り替えの早さが好プレーにつながると考えています。弱みはスクラムです。長い間1番として立教ラグビーを支え続けている瑛也さんに、まだ自分は勝てる所が一つもありません。立教が対抗戦Aグループに定着できるような安定感あるスクラムを組めるよう練習に励み、弱みを強みに変えていきたいです。

大学ラグビー3年目に突入し、成長できたと思うことと今後の課題を教えてください。

 当たり前のことですが、ウエイトの際に首藤さん(首藤甲子郎S&Cコーチ)やトレーナーに言われた回数やセットは必ず守ってきました。妥協を許さず、真面目にこなすことで体をここまで大きくすることができたと思います。下手な自分が部活の輪を乱さないために、また部の一員として認められるために、言われたことをしっかりやることができるようになったことは人間として成長できた点です。今後の課題としては、スクラムの柱として瑛也さんを超えられるような選手になることです。スクラムだけでなくアタック、ディフェンスも含めたPRとしての総合力で部を支えられるようになるため、残りの1年をより一層頑張りたいと思います。

対抗戦も中盤に差し掛かっていますが、出場メンバーとしての心境を教えてください。

 これまでの対抗戦Aグループでの試合を通して、どのチームのFWも今まで自分が経験した試合とは比にならないくらいスクラムの圧力があり圧倒されました。このレベルの高い戦いの中で、BKがアタックしやすい安定したスクラムを組み、戦力になっているという証明を少しずつでも示していきたいです。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも立教大学ラグビー部を応援していただきありがとうございます。対抗戦Aグループという素晴らしい舞台で戦えているのも皆様の支えのおかげです。今後とも応援、サポート宜しくお願いいたします。

Interview​