2021年3月2日(火)

麻生 典宏(4年・PR)

「勝つ文化を作るために」

主将になった心境を教えてください。

 立教大学ラグビー部に入部した当時から、自分の代になった時に主将を務めたいと思っていました。そのため、1年生の頃から学年リーダーとなり、練習やウエイトには誰よりも真面目に取り組み、自ら積極的に発言するよう心がけていました。また、以前大きな怪我を負い、練習を長期離脱していた期間がありました。これをきっかけにグラウンドでプレーしている選手の視点だけではなく、トレーナーやマネージャー、分析、学生コーチの視点から物事を考え、チーム全体を見渡すことができるようになりました。そして改めて立教を強いチームにしたいと思うようになり、主将に立候補することを決意しました。主将はチーム全体を引っ張っていく存在であるため、自分の言葉にしっかりと責任を持ち、チームをまとめていきたいと思います。

チームにとってどのような主将になりたいですか。

 今年は「関東大学対抗戦Aグループでの3勝以上」を目標としています。この目標を達成することは簡単ではなく、達成のためには全員がチームの一員であることの自覚を持たなければなりません。その自覚を持ってもらうために、主将として自分が一番体を張って説得力のある行動をし、言葉に重みがあるような選手になりたいです。また、どんな状況になっても最後までやり抜き、チーム全体に良い影響を与えることができる主将になりたいです。

「麻生組」をどのようなチームにしたいですか。

 お互いに高め合うことができる強いチームにしたいです。練習を行う中でチーム分けは必ずありますが、もし下のチームになったとしても、いつでもメンバーを入れ替われるように諦めず努力してほしいです。また、上のチームの人は下のチームの人が上に上がりたいと思えるよう、全力で練習に取り組み、チーム全体に良い影響を与えてほしいと思っています。このように全員が立教ラグビー部の一員であることを自覚し、お互いを高め合うことができるチームにしたいです。

副将の二人について教えてください。

 周太(佐伯周太・4年)は練習やウエイトを真面目にコツコツ取り組んでおり、試合でメンバーを勝ち取っている、チームで一番ストイックな選手だと思います。今年に入りFLからHOへポジションの転向をしたのですが、4年生になってこの大きなチャレンジすることは簡単なことではないと思います。しかし、このようなことにも果敢に挑戦する姿勢には常に刺激を受けています。真優(三村真優・4年)はチームで一番ラグビーの理解度が高い選手だと思います。昨年の対抗戦Aグループでの試合を経験した上で以前より更に真面目に練習に取り組むように変わりました。その熱意を感じ、副将に指名しました。真優は的確な発言ができるのでチームにとって大事な存在です。

同期について教えてください。

   これまでの立教大学ラグビー部は明るい雰囲気の代が多かったと思います。しかし自分たちの代は、全員が真面目であまり他人に干渉しないタイプが多く、特殊な代だと思います。しかし、その真面目さを活かし、個人個人が自覚を持って練習に取り組めば、確実にチーム全体が良い方向に変わると思います。また、この代はチームに良い影響を与える人が多い代だと思っています。対抗戦にチームで出場したことのある選手は少ないですが、昨年チームでリーダーの役割を担っていた選手たちは、今年はさらに力を発揮してくれると期待しています。 

 特に同期の勝沼(勝沼遼・4年)は大学からラグビーを始めたのですが、昨年から試合のメンバーに入っており、4年生で数少ない対抗戦Aグループという舞台を経験している選手です。練習前にはグラウンドに早く出て、スクラムの個人練習やスキル練習などを行っており、今年のフロントを支えてくれる人です。恭也(金子恭也・4年)は、同期だけでなく後輩からも人望が厚く、泥臭いプレーを魅せてくれるので、ラグビー面でもそれ以外の面でも頼りにしています。また、小松崎(小松崎昇平・4年)は、高校時代にキャプテンをしていた経験があるため、アドバイスなどを貰うことがあります。普段は穏やかそうに見えますが、内心はとても熱い想いを持っていて、努力し続けることができる選手です。今年は対抗戦で活躍してくれると思います。

期待する後輩を教えてください。

 後輩は全員に期待していますが、特に2年生の後輩では時来(北川時来・2年)と天羽(天羽秀太・2年)に期待しています。時来はウエイトやフィットネスで高いレベルの数値を出しており、非常に熱い想いを持っている良い選手だと思います。今年は2年生になるので、これからますます試合に出て的確な発言ができる選手になってほしいです。天羽は高校時代からの後輩で、トライを沢山取ることができる選手です。昨年から試合に出ており、今までのラグビー経験値も高い選手なので、チームに貢献し更に活躍してほしいです。また、篠原(篠原優太・2年)にも期待しています。篠原は毎日アフターウエイトを行い、グラウンドで自主練習を行っているのをよく見かけます。以前よりも体が大きくなり、技術的にも成果は出ているので、篠原のような選手が増えれば更に競争力の高い良いチームになると思います。3年生は大和(大和大介・3年)と紀伊(紀伊雄介・3年)です。大和は昨年怪我を負ってしまいましたが、とても体格が良いので同じポジションのライバルとして、今後も切磋琢磨していきたいです。紀伊はラグビー理解度の高い選手です。昨年はラインアウトの成功率があまり高くなかったので、今年は紀伊がセットプレーの要となってチームを引っ張っていってほしいです。

自チームの皆に伝えたいことはありますか。

 今年からは勝つ文化を作っていきたいと思っています。しかし、そのためには一人一人がチームの一員であることの自覚を持つことが必要です。また、普段の練習から緊張感のある雰囲気を全員で作らなければ、「関東大学対抗戦Aグループでの3勝以上」という目標を達成することは難しいと思います。そのため、厳しいことでも言い合える関係を作ってほしいと思っています。ただリーダー陣から発信するだけではなく、学年関係なく指摘し合い、お互いを高め合うことができる環境を作り、全員でこの目標を達成したいです。

自分自身の大学ラグビー最後の年への意気込みを教えてください。

 大きな怪我をしてグラウンドでの練習に参加できない期間があり、その際にチームに貢献できなかった悔しさと苦しさを痛いほど感じました。その当時に感じた想いを、最後の年で爆発させたいと思っています。また、自分の中で「大学選手権に出場する」という目標があります。この目標を達成し、今までの立教ラグビー部を支えてくださった方々に恩返しをしたいと思っています。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 日頃から多大なるご支援、ご声援を頂き、誠にありがとうございます。昨シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響により思うように活動が出来ず、難しい1年が続きましたが、対抗戦Aグループで6年ぶりの勝利を挙げる事ができました。今年は、これまでの立教大学ラグビー部の戦績を超え、「関東大学対抗戦Aグループでの3勝以上」を目標とし、大学選手権出場を勝ち取るために取り組んで参ります。また、2023年の創部100周年で大学選手権に出場し勝利することを見据え、その礎を築く1年としていきます。今後ともご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。

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