2021年11月9日(火)

鈴木 惣史(4年・LO/FL)

「苦しさの中から学び得たもの」

ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

 元々父と兄がラグビーをやっていたため、小学校の頃からラグビーの試合をよく見ていました。試合で活躍している兄を見て、かっこいいと刺激を受けたことがラグビーをやりたいと感じたきっかけでした。しかし当時は一人で通える距離にラグビークラブがなかったため、ラグビーの走りやキックなどのスキルに通じる部分があるのではないかと思い、サッカーチームに所属しました。そのまま小・中とサッカーを続けていましたが、やはり「ラグビーをやりたい」という気持ちが強かったのと、宮城県のラグビー強豪校である仙台育英学園に入学することができたため、高校からラグビーの道を選びました。

自分の強みと弱みを教えてください。

 ちょっとした穴になりそうな所に顔を出すことやブレイクダウン周りなど、目立たないけれど泥臭いプレーをすることが自分の強みだと思います。また周りに気を配ることも得意ですが、それが逆に弱みに繋がっている部分もあると思います。周りに合わせがちで自己主張が少ない性格がラグビーのプレーにも影響しているのか、もっとガツガツ行くべきところでいけないのが自分の弱みだと思います。

一番印象に残っている試合を教えてください。

 高校3年生の花園での一回戦、常翔学園戦が特に印象に残っています。普通に戦えば前半から大差をつけられるような強豪相手でしたが、高校生活最後の大会ということでメンバー全員気合いが入っており、前半から良い試合を展開することができました。最終的には大差で敗れてしまいましたが、メンバー全員最後までやり切れたという達成感に満ち溢れ自然と涙がこみ上げてきた、今でも思い出深い試合です。

ラグビーをプレーしている中で一番好きな瞬間はありますか。

 ディフェンスで思いっきり相手を倒すことができた時や、それに伴ってペナルティを誘えた時です。練習中でも、連携プレーの中でトライを取れた時や、外に綺麗に展開してBKの選手がトライを取ってくれた時は達成感を感じます。

尊敬している同期、期待する後輩を教えてください。

 4年生は最高学年としての自覚を持ち、目標に向かって各々努力しているのでみんなを尊敬していますが、中でも頼りになるのはノリ(麻生典宏・4年)です。ノリは良くも悪くも目標に対して頑固だと思います。キャプテンとしても個人としても責任感が強いため、目標を達成するためには自分を抑えてでも、今やるべきことを考えています。口で言うことは簡単ですが、それを行動に移すことはとても難しいことだと思います。しかし、ノリはキャプテンになると決断した時からチームの目標達成のためにブレずに有言実行しているため、常に刺激を受けています。

期待する後輩は全員と言いたいところですが、やはり手塚(手塚一乃進・2年)は凄いなと思います。元々の体格もそうですが身体能力も高いポテンシャルを持っているからです。大学から初心者としてラグビーを始めてまだ1年半しか経っていないのに、大学トップレベルの相手に負けず劣らず向かい合うことができるのはシンプルに凄いなと思います。関東大学対抗戦が始まる時に「怪我しないかな?」と感じていましたが、そんな不安を払拭させるようなプレーをしているので、これからの活躍をさらに期待しています。

最高学年として難しいと感じたことや何か意識していることを教えてください。

 “最高学年”や“4年生”という言葉が常に頭についてくるため、模範として行動しないと下級生に示しがつかないと思います。しかし、最高学年として振る舞う先輩の背中をずっと見てきましたが、いざ自分がその立場になるととても難しく感じました。例えばプレーで示す人、言葉でひっぱっていく人がいたけれど、どれも正解はないと思います。私はプレーと言葉が伴うことでより説得力が増すと思うので、どちらも伴うように努力してきました。しかし、自分はそこまで完璧ではないので、プレーでも言葉でもひっぱっていくというのは今でも難しいなと感じます。

残り約1ヶ月の意気込みを教えてください。

 目標を勝ち取るために、部員全員が努力を積み上げてきました。そのため、自分が最後どのような形で関わるにしろ、チーム全員で成果をあげたいと思っています。また個人としては、プレー面でもピッチ外でも最後まで4年生としての模範を見せ、今後も全力で取り組んでいきたいと思います。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも多大なるご支援・ご声援ありがとうございます。今シーズンも残り少なくなりましたが、目標達成に向け、ここから更に精進してまいりますので、これからもご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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