top of page

2022年12月2日(金)

福壽 佳生 (3年・CTB)

「拘り」

関東大学対抗戦6戦を振り返ってどうでしたか。

 今年はチームとして「大学選手権出場」という目標を掲げていたため、関東大学対抗戦での三勝が必要不可欠であり、「勝ち」へのこだわりが強いと感じています。

 個人としては、昨年に比べてフィジカル面が通用するようになってきたと思います。また、日々の練習から試合への応用を考えてプレーしていました。試合が終わってから振り返ると「あの時の練習でやったことができていたな」となることも多く、練習が試合に結びついていることを改めて実感しています。

 

最終戦となる青山学院大学戦への意気込みを教えてください。

 立教大学ラグビー部は、「関東大学対抗戦Aグループでの二勝」を果たしたことがありません。先日の筑波大学戦での惜敗により「大学選手権出場」という目標の達成は不可能となってしまいましたが、最終戦で絶対に勝利し、今年のチームで「関東大学対抗戦Aグループでの二勝」という新たな歴史を作りたいです。

 

自分の強みは何ですか。

 強みは状況判断と力強いキャリーです。CTBとして、SOのゲームコントロールに付随した状況判断を行うために、常に前を見て動いています。また、この強みをさらに磨くために、とにかく沢山試合を見るよう心掛けています。プロの試合を見ることで自分には無いプレーを学び、自分のプレーの選択肢を増やしたいです。

 

同期について教えてください。

 3年生は試合に出ているメンバーが多く、頼りになります。練習中も積極的に発言する人が多いです。

 オフに全員で遊ぶことは少ないですが、仲の良い同期と遊んだり旅行に行ったりもします。何人かで同期の家に行って自分たちの試合動画を見ることも多々あり、普段からラグビーの話もよくします。

 

尊敬する先輩、期待する後輩は誰ですか。

 尊敬する先輩は海志さん(安藤海志・4年)と吉澤さん(吉澤雅樹・4年)です。海志さんはラグビーIQが高く、全てにおいて上手だなと純粋に思います。パスの出し方や受け方ひとつを取ってもとても参考になりますし、真似したいと思っています。吉澤さんはセブンズ日本代表で培われたステップや、ウエイトに熱心に取り組むストイックな面が憧れです。

 期待する後輩は、中(中優人・2年)、安食(安食龍之介・2年)、侃太朗(佐藤侃太朗・1年)の3人です。中の正確なキックはチームのアタックの要になっていますし、他のこともオールマイティにこなす選手です。期待というより、来年もチームを引っ張る存在として活躍して欲しいです。安食は犬みたいで可愛らしく、ボールを追いかける姿はまさに「わさお」です。キックやパスなどのスキルが高いので、フィジカルを強化するとより良くなると思います。色々なポジションをやっていて大変だとは思いますが、着実に強みを伸ばして欲しいですし、来年は一緒に試合に出たいです。侃太朗は1年生ながらも関東大学対抗戦に全試合出場していて、チームに欠かせない存在です。アタックはもちろんですが、ディフェンスが本当に上手く、彼のディフェンスに何度も助けられています。来年以降も活躍が楽しみな選手です。

 他にも、選手ではありませんが2年生のスタッフにも期待しています。いつも分からないことを教えてくれるマネージャーや、テーピングや食事管理、ウエイトを担当してくれているトレーナーが来年以降、上級生として活躍する姿を楽しみにしています。

 

今後どのような選手、チームになりたいですか。

 関東大学対抗戦で名前を覚えていただけるような選手になりたいです。また、最上級生として責任感のある、後輩たちに頼られる存在になりたいです。チームとしては、関東大学対抗戦で三勝し今年達成することの出来なかった「大学選手権出場」を果たしたいです。そのために、今年惜敗した筑波大学にも絶対に勝ちたいと思います。

 

HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 日頃から弊部へのご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます。

 今シーズンの目標である「大学選手権出場」を達成することができず、大変悔しく思います。しかし、残る青山学院大学戦で勝利を収めることができれば、立教大学ラグビー部史上初の関東大学対抗戦Aグループでの二勝となります。紀伊安藤組が残す歴史への「一歩」、そして立教大学ラグビー部100周年に向けて、今後ともご支援、ご声援の程宜しくお願いいたします。

Interview​

bottom of page