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2024年11月29日(金)

八代 デビット太郎(4年・PR)

「お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません」

 

秋シーズンを振り返ってどうでしたか。また、残りの試合に対する想いを教えてください。

 今年の春シーズンで苦しんだディフェンスがしっかりと機能するようになりました。また、夏合宿を経てFW陣のまとまりがより一層強くなってきました。今シーズンが始まる前はコーチ陣のBKへの期待が高かった一方で、現在は強力なFWが出来つつあると思います。また、下級生の若い力が台頭している場面もありますが、自分が何をしたらいいのか分かっていない選手も多く居ると感じます。BKは4年生が引っ張る部分が多いですがFWにはまだ足りないため、残り2試合で個々がやるべきことを発揮できるように修正したいです。

 

大学ラグビーを経て大切だと実感したことを教えてください。

 1つ目は「信頼と実績」、2つ目は「伝統校としての矜持」です。1つ目は大学生活に限らず、この先の人生においても大切なことであり、大学生のうちに気付けて良かったと思っています。そして、信頼と実績に関しては、もっと下級生が試合に多く出ることで実績を積むことができると考えます。実績を多く積むことで安定した力を発揮することができ、FWユニットはこの部分を評価していただいていると思います。あくまでも、練習とはミスをする場所であり、多くの失敗をしていいと思います。しかし、本番の試合で自分の力を最大限に活かすことで安定した力が身につき「信頼」と、「実績」を得ることができるのだと学びました。2つ目の「伝統校としての矜持」は立教大学ラグビー部に入部して強く感じたことです。私の出身校である京都成章高校は入部時で33年目という若いチームであり、当時は「伝統なんて必要なのか」と、伝統校を打破したいという想いを抱いていました。しかし、100年以上の歴史あるチームに所属する中、過去に先輩方が積み上げてきた物が醸成し、現在の"強い"立教大学ラグビー部ができているのだと感じました。そして、対抗戦に所属している伝統校としての矜持は試合を戦う上でのパワーになっていると思います。この思いを忘れずに残り二戦も戦っていきたいです。

同期について教えてください。

 他学年に比べ、同期の人数が少ない一方で1年生からメンバーに入っている人が多いです。一人一人がラグビー選手として力があり、ゲームを変える力があるがゆえに最初は最上級生として上手くチームをまとめられていませんでした。しかし、皆が心の底から大学選手権に出場したいと思って一生懸命練習に励み、悩み、努力できるような、そんな学年だと思います。

 

期待する後輩について教えてください。

 1年生は、村上有志(村上有志・1年)で、岐阜県出身の後輩だからです。
 2年生は、大倉永登(大倉永登・2年)で、夏合宿の部屋メンバーの中で一番仕事をしてくれたからです。
 3年生からは、大上翔(大上翔・3年)です。京都成章高校から一緒の後輩だからです

競技ラグビーを終える自分に向けてメッセージをお願いします。

 ここまでラグビーを続けることができたのもご縁があるからだと強く感じます。ラグビーを通じて出会った人や付き合いは人生においてとても大切だと学びました。これからの人生でも、この学びを生かしていきたいです。来年の春から人と関わる仕事に就くため、意欲的に頑張っていきたいです。

 

ラストシーズンの目標や、意気込みをお願いします。

 12年間続けてきたラグビーを笑顔で終われるように、後輩たちのためにもやることをやり尽くしたいです。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 HPをご覧の皆様、お待たせしました。3年間、1番という大役を務めております、八代デビット太郎です。皆様のご尽力のうえ、ここまでラグビーを続けることができました。残りあと2戦、大切な試合が控えております。僭越ながら、皆様の応援が私たちの勝ちに繋がります。残り2戦、共に戦いましょう。そして、来年度以降は私たちとともに立教大学ラグビー部を盛り上げて参りましょう。

Interview​

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