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2024年11月30日(土)

江田優太(4年・CTB/FB)

 「Never say never」

 

関東大学対抗戦6戦を終えてどうでしたか。

 関東大学対抗戦6試合を終えて、振り返ってみると、一試合ごとに自分自身もチーム全体も大きく成長していると実感しています。試合の中で得た経験や課題を着実に積み重ね、そのたびにプレーの質や連携の精度が向上していると感じています。

 先日行われた慶應義塾大学戦は、チームとしてどうしても勝利が必要な一戦でした。この試合に向けて、全員が高い意識を持ち、準備を重ねて挑みました。しかし、慶應義塾大学の伝統あるディフェンスは非常に堅く、かなり苦戦しました。また、試合の中で自分たちのリズムを作ろうと奮闘しましたが、思うように試合を運ぶことができず、最終的には無念の敗戦となりました。

 

ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

 高校からラグビーを始めました。入学当初はサッカー部に入部しようと考えていましたが、担任の先生がラグビー部の副顧問で、先生と自分の背景が似ていたことで勧められ、最終的にチームの雰囲気が良かったので入部を決めました。

 ただ、入部を決めたものの高校1年生のときはラグビーにあまり興味を持てず、正直なところ辞めたいと思うことが度々ありました。しかし、高校2年生の夏ごろから試合に出られるようになり、ゲームを通して次第にラグビーの醍醐味を感じるようになりました。そして、2年生の花園予選でスタメンに選ばれたことで、プレーする楽しさやチームで勝つ喜びを実感しましたが、残念ながら決勝で敗れ、悔しさを味わったことでラグビーに対するモチベーションが上がりました。高校3年生では『絶対に花園に出場する』という強い想いから、キャプテンに自ら立候補しました。チームメイトの支えもあり、目標を達成し、花園に出場できたことが、今でも大学でラグビーを続けている大きなきっかけとなっています。

 

入部してから一番印象に残っている試合を教えてください。

 大学1年生時の早稲田大学戦です。当時の早稲田大学のメンバーはテレビでしか見たことがない選手ばかりで、その圧倒的な存在感は今でも鮮明に覚えています。さらに、その試合で顎を怪我し、大学ラグビーの厳しさを痛感しました。

 

刺激を受ける同期を教えてください。

 真嶺(三村真嶺・4年)は、今まで出会ったことのないタイプです。口数は少ないものの、人一倍努力し、背中で語るタイプの漢です。彼の姿を見ると、自分ももっと頑張ろうと良い刺激を受けます。

 

期待する後輩を教えてください。

 将太(高尾将太・1年)と朔良(長島朔良・2年)です。

 将太は川越東高校からの直属の後輩で、馬鹿がつくほどの真面目です。1年の時からメンバーに選ばれていることもすごいと思いますし、今後の成長が楽しみです。今の立ち位置で満足することなく、相手チームが恐れるくらいの存在になってほしいです。

 朔良は持っているポテンシャルはかなりあると思っています。今は波が激しいですが、まだ2年生なのでこれから沢山の刺激を受けて成長し、上級生になるときにはチームの覚悟を背負ってほしいです。

 

自分の強みは何ですか。

 プレーの面ではボールキャリーと左足のキックです。これは高校生の時からの武器です。メンタル面では、人を元気づけたり明るくできたりするところだと思います。

 

ラストシーズン、残りの関東大学対抗戦1戦への意気込みを教えてください。

 この一年間、私たちは大学選手権出場を目標として日々取り組んできました。しかし、先日の慶應義塾大学との試合では、残念ながら敗戦を喫してしまいました。その結果、次戦の青山学院大学戦に勝利すること、かつ私たちの後に行われる試合で日本体育大学が慶應義塾大学に勝つことが大学選手権に出場するための条件となりました。自力での出場の可能性が無くなり厳しい状況ではありますが、これまでチーム全員で積み上げてきた努力を信じ、最後まで諦めることなく戦い抜く覚悟です。「Never say never」の精神を胸に、どんな困難があっても立ち向かい、最終戦を必ず勝利で締めくくりたいと思います。この試合に全てを懸け、チーム一丸となってプレーし、応援してくださる皆さまに良い結果を届けられるよう全力を尽くします。

 

HPをご覧の皆様に一言

 平素よりご支援を賜り、誠にありがとうございます。チーム一同、残りの青山学院大学戦に向けて日々精進しております。着実に力を付けているという自覚もあり、創部以来初となる「大学選手権出場」を目指しております。今後とも応援、サポートのほど、よろしくお願いいたします。

Interview​

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