2020年8月13日(木)
【第一回幹部部屋】
初めまして。
今年度主務を務めております4年の仲川神威です。
MGからロッカールームで幹部から見たチームの様子をお伝えする新たな連載を始めるから書いてと突然言われて戸惑っていますが、自分からは現在のチーム運営について簡単に書きたいと思います。
まず今年度は、昨今の情勢からわかるように異例づくしのチーム運営となっています。
3月に大学から新型コロナウイルス感染拡大による練習の自粛を要請され、約3ヶ月間富士見総合グラウンドでまともな練習ができませんでした。さらには春季大会・セブンス大会も中止となり、やるせない思いで春シーズンを見送りました。
ようやく再開できた6月、7月も活動人数制限や施設の利用制限などが事細かく決められ、主務としてどう練習を組み立てるかを常に模索し、幹部で長時間のミーティングを重ねる日々を過ごしてきました。
8月になった現在、毎年行っている合宿も残念ながら中止が発表されましたが、毎日30℃を超える炎天下の中、富士見総合グラウンドで制限を守りながら練習を行っています。
そうしたイレギュラーな状況でも、部員は目標を失わずzoomを使ったオンライントレーニングや携帯のGPSを用いたランニングなど各々ができることに懸命に取り組んでいます。
さらにオンライン新歓という難しい条件の中、3年マネジメントが頑張ってくれたおかげで24人の新入部員が入ってきてくれたことは一番の収穫だと思います。
そんな新たな活動様式にもすぐ順応するところが立教大学ラグビー部の理念の一つ「主体性」にも通じているのではないでしょうか。
さて、10月からはついに関東大学対抗戦が始まります。今年は先輩方のおかげで5年ぶりに大学ラグビー屈指の強豪校がひしめくAグループで闘います。
今年度のスローガンである「BREAK」を表現する為、またこれまで成し遂げたことのない記録の達成の為にこれからも切磋琢磨して練習に励みたいと思います。
引き続き、立教大学体育会ラグビー部の応援をよろしくお願い致します。